2009年12月21日月曜日

平成21年 2009年度ゲーム販売実績

 今年も残り後わずか、そこで今年度発売されたゲームの販売状況を振り返りたいと思う。

 まずは、現時点における携帯型、据え置き型を含むゲーム機の累積販売台数を見てみよう。

 ※09年12月20日迄のデータです。

 《ハードウェア普及台数》

DS:国内…2904万台 世界全体…1億2110万台

PSP:国内…1342万台 世界全体…5447万台

Wii:国内…926万台 世界全体…6258万台

PS3:国内…433万台 世界全体…3009万台

Xbox360:国内…121万台 世界全体…3579万台

 コメント:携帯型ゲーム機においてはやはりニンテンドーDSが強い。

 日本の総人口である1億2777万(平成18年総務省調べ)に届かんばかりの売れ行きだ。

 DSi/DSi LLといった個人の志向に合わせたバリエーションも整い隙が無い。

 一方、PSPも十分に健闘していると言えなくもないが、ハードはそれなりに売れているのに肝心のゲームがイマイチ伸び悩んでいる。

 PSP Goなども今年販売されたが、こちらも売れ行きは今ひとつ。

 オンライン販売を積極的に導入した点については、時期尚早とは言え、将来を考えた上では間違いではなかった。

 しかし、UMDを取り外しオンラインによる販売のみに限定したのは、いささか疑問が残る。

 しかも、バッテリー交換はメーカー頼みで、液晶画面は多少小さくなり、それでいて値段はこれまでよりも高いという無理な仕様は、ボイコットを実施した小売店のみならず、ユーザーからも受け入れられなかった。

 据え置き型ゲーム機に関してはWiiが相変わらず頭一つ飛びぬけている。

 PS3は今年躍進した方ではあるが、まずはWiiよりXbox360の世界販売台数を超えることを目標にした方がいいだろう。

 Xbox360の国内における販売状況は既に頭打ちで虫の息だ。


 続いては、ゲームソフトの販売実績をゲーム機別に見てみよう。

 《2009年に発売された主なゲームの販売本数》

DS

「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」 国内…410万本

「ポケットモンスターハートゴールド / ソウルシルバー」 国内…334万本

「トモダチコレクション」 国内…207万本

「イナズマイレブン2 脅威の侵略者 ファイア/ブリザード」 国内…80万本

「Mario & Luigi RPG 3」 国内…73万本 世界全体…171万本

「キングダムハーツ 358/2 Days」 国内…54万本 世界全体…157万本

「レイトン教授と魔神の笛」 国内…49万本

「ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊」 国内…41万本 世界全体…97万本

「ラブプラス」 国内…19万本

「真・女神転生 strange journey」 国内…15万本

「ゼルダの伝説 大地の汽笛」 世界全体…66万本(12月20日迄の集計なので国内は含まれない。)

 コメント:今年は何と言ってもドラクエIXだろうか、いろんな意味で話題になった。(ドラクエIXはレビューの為にプレイしたようなものでLv21で時が止まったままだ。)

 ポケモンの新作も発売され、これも当たり前のように勢いよく売れた。

 新作にも関わらず「トモダチコレクション」はダブルミリオンを果たし任天堂の底力が伺える。

 DSはハードの普及率が高いので当たるとデカイというのがよくわかる傾向にあった。

 だからといって、何でも売れるというわけでもなく外すと全くと言っていい程売れないという極端な結果になるのも近年よく見られる傾向だ。

 その他に今月23日に日本でも発売され、海外で先行発売された「ゼルダの伝説 大地の汽笛」の海外での販売実績を参考までに記載しておいた。


PSP

「ファンタシースターポータブル2」 国内…41万本

「真・三國無双 MULTI RAID」 国内…38万本 世界全体…42万本

「テイルズ オブ ザ ワールド レディアントマイソロジー2」 国内…32万本

「機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダムNEXT PLUS」 国内…32万本

「グランツーリスモ」 国内…25万本 世界全体…90万本

「ワールドサッカー ウイニングイレブン2009」 国内…25万本 世界全体…63万本

「実況パワフルプロ野球ポータブル4」 国内…24万本

「テイルズ オブ バーサス」 国内…21万本

「戦国BASARA バトルヒーローズ」 国内…19万本

「アイドルマスターSP Pサン/Mムーン/Wスタ」 国内…19万本

「ペルソナ3ポータブル」 国内…19万本

 コメント:DSと比べPSPはどれもハーフミリオンさえ達成していないのが何とも寂しい状況だ。

 ソニーは今年、PS3の売り上げを伸ばし世界全体でもXbox360の背中が見えてきたところなので来年はPSPにも力を入れるべきだろう。

 国内だけでも1000万台以上普及しているのに、ゲームの売り上げがこの程度では勿体無い。


Wii

「New Super Mario Bros. Wii」 国内…195万本 世界全体…668万本

「Wii Sports Resort」 国内…148万本 世界全体…996万本

「Wii Fit Plus」 国内…118万本 世界全体…595万本

「Monster Hunter 3 tri-」 国内…96万本

「Monster Hunter G」 国内…24万本

「Wiiであそぶ マリオテニスGC」 国内…22万本 世界全体…109万本

「ポケパークWii ~ピカチュウの大冒険~」 国内…19万本

「戦国無双3」 国内…18万本

「テイルズ オブ グレイセス」 国内…17万本

「Wiiであそぶ ピクミン2」 国内…13万本

 コメント:ゲーム界の大本命「New Super Mario Bros. Wii」の売り上げが好調なWiiだが、ざっと見る限り任天堂以外ではカプコンが、どうにかこうにか食らいついているのが印象的で、殆ど任天堂専売機と言っても過言ではない。

 これから先、更に幅広いユーザー層を獲得する為にはサードパーティの活躍無しには有り得ない。

 任天堂は自社の商品だけでなく他社のゲームを如何に売り込むかを検討するべきだろう。


PS3

「Final Fantasy XIII」 国内…151万本

「BIOHAZARD 5」 国内…49万本 世界全体…267万本

「龍が如く3」 国内…48万本

「ワールドサッカー ウイニングイレブン2010」 国内…36万本 世界全体…167万本

「テイルズ オブ ヴェスペリア」 国内…34万本

「機動戦士ガンダム戦記」 国内…23万本

「無双OROCHI Z」 国内…22万本

「BAYONETTA」 国内…20万本

「鉄拳6」 国内…16万本 世界全体…107万本

「真・三國無双5 Empires」 国内…14万本 世界全体…22万本

「STREET FIGHER IV」 国内…13万本 世界全体…154万本

「Call of Duty: Modern Warfare 2」 国内…13万本 世界全体…528万本

「Demon's Souls」 国内…13万本 世界全体…50万本

「Uncharted 黄金刀と消えた船団」 国内…11万本 世界全体…231万本

「Assassin's Creed II」 国内…8万本 世界全体…211万本

「Operation Flashpoint: Dragon Rising」 世界全体…40万本

 コメント:国内における販売で念願のミリオン達成も果たした「Final Fantasy XIII」が一歩抜きん出ているが、その他は相変わらずハーフミリオン以下なのが苦しいPS3。

 それ以外のところでは、国内での売れ行きが苦しい海外産のゲームも欧米等では飛ぶように売れていることから一見問題が無いようにも思えるが、純粋に海外での評価や販売実績においては、Xbox360が質・量ともに僅差ではあるが上回るので油断はならない。

 PS3で専売されるゲームが、どれくらい売れるかが今後のカギを握る。


Xbox360

「STAR OCEAN 4 : The Last Hope」 国内…20万本 世界全体…56万本

「BIOHAZARD 5」 国内…11万本 世界全体…249万本

「BAYONETTA」 国内…9万本

「Call of Duty: Modern Warfare 2」 国内…6万本 世界全体…783万本

「Gears of War 2」 国内…6万本 世界全体…545万本

「Magna Carta II」 国内…6万本 世界全体…17万本

「STREET FIGHER IV」 国内…5万本 世界全体…135万本

「Halo 3: ODST」 国内…5万本 世界全体…418万本

「Forza Motorsport 3」 国内…5万本 世界全体…192万本

「DREAM C CLUB」 国内…5万本

「Steins;Gate」 国内…4万本

「Left 4 Dead 2」 国内…4万本 世界全体…199万本

「Assassin's Creed II」 国内…4万本 世界全体…238万本

「鉄拳6」 国内…4万本 世界全体…53万本

「Halo Wars」 国内…3万本 世界全体…166万本

「Operation Flashpoint: Dragon Rising」 世界全体…59万本

 コメント:Xbox360は、海外産の有名タイトルが多く発売されることもあって取り上げるゲームが多くなっているが、国内での売れ行きは壊滅状態。

 国内での追い上げは期待できそうもないが、カジュアルなゲームを好むユーザー層の取り込みが今後如何に出来るかが課題。


 《総評及び個人的感想》

 DSは、ハードの売り上げもゲーム自体の売り上げも好調なので、今後はこれをどれだけ維持できるかと言うだけだ。

 PSPも全体的にハードの売り上げ自体は悪くないので、後はゲームそのものが売れるようにするだけ。

 据え置き型ゲーム機の販売競争はPS3が追い上げるも、その分だけWiiに更に引き離されるという形で結局勢力図は今年も変わらずに終わった。

 Wiiは、コアなゲーマー層を取り込めるかが今後の課題であるが、任天堂一点張りの状況とWiiの貧弱なスペックが解消されない限り見込みは薄いと言える。

 逆に、PS3やXbox360と対等かそれ以上のスペックを有し、Wiiとの完全下位互換を果たすような新ハードが導入されれば、他のメーカーも参入しやすくなり、コアゲーマーの取り込みも容易になるだろう。

 Wii唯一の弱点とも言うべきこの点を押さえた場合、はっきり言って無敵になる。

 PS3とXbox360は遂にモーションコントローラを導入することになるが、それが一体どれだけカジュアル層に訴えることが出来るのか今後注目される。(結局は任天堂の新デバイスを認める形になったのだが…。)

 正直、既に能力の限界が見えた感のある据え置き型の現行機種、今後はモーションコントローラー等の新デバイスで食い繋ぐにしても、来年辺り次世代機の発表ぐらいは、あってほしいものだ。

 ソフトの面を今年振り返ってみると国内においては、やはりRPGが強かった。

 ドラクエ、ポケモン、FFとネームバリューのあるタイトルが立て続けに発売されたのが大きい。

 複雑な操作を必要としない子供でも遊べるJRPGは国内においてはまだまだ需要があるようだ。

 それとは対照的に、「鉄拳6」や「STREET FIGHER IV」といった格ゲーの国内における状況は、お世辞にも大ヒットとは呼べない。

 それでも「STREET FIGHER IV」は、海外で格ゲーの王様と称されるだけあって、欧米では今でも人気が高いようだ。(CAPCOMに対する海外ゲーマーの高い人気も影響があるのかもしれない。)

 この手のゲームは今後、競技用としてしか生き残っていけないかもしれない。

 国内では洋ゲーも相変わらず苦戦気味。

 出来も良く海外での評判も上々な「Uncharted 黄金刀と消えた船団」(海外ではUncharted 2: Among Thieves)でも前作と同様の11万本。(メジャーなメディアが賞を与えたものって大抵当てにならないよね。)

 「Assassin's Creed II」でさえ、PS3、Xbox360合わせて12万本止まり。

 国内では健闘している方である「Call of Duty: Modern Warfare 2」はPS3、Xbox360合わせ19万本。(これでも20万本にまだ届いていない。バッサリ言ってスクエニのローカライズが悪いね。)

 この調子では、ヌルゲーマーなオッサンが売り込み中の「Operation Flashpoint: Dragon Rising」も高が知れているだろう。

 海外を意識した作りの「BAYONETTA」がPS3、Xbox360合わせて29万本。(ファミ通の殿堂入りでもこんなもん。)

 国内のメーカーが力を入れて作った割に芳しくない。(海外を意識したからと言って海外で成功するという保障も無い。)

 海外産の洋ゲーや、洋ゲー風の国産ゲームが売れないのは、まだ国内ユーザーからの認知度が低いからとしても、かつては何百万も売り上げ据え置き型ゲーム機のみならずPC等にも移植されマルチプラットフォームでも成功を収めた「STREET FIGHER II」の直系であるゲームが今何故、全くと言っていい程売れなくなったのかということを真剣に国内メーカーは考えなければならない。

 数百万規模のユーザーが20万程度になったのは格ゲーというジャンルが廃れてしまったからだろうか?

 残りのユーザーは別のジャンルに移行したと言うのだろうか?

 私個人の考えとしては、そうでは無いように思う。

 格闘ゲーマーが消えたのでは無く、かつてのアーケードゲーマーが、綺麗さっぱり消えていなくなったからだ。(間違っても現在アミューズメントパーク等に設置してあるゲームを好む層ではない。)

 彼らはアーケードゲームの衰退と共に自然消滅するかのようにいなくなってしまった。

 既にゲームそのものから手を引いてしまった者も少なくないと思う。

 私自身もアーケードゲーマーであったからこそ、何故現代のゲームから去っていったのか彼らの気持ちがよくわかるのだ。(更に昔から家庭用ゲーマーでもあり、PCゲーマーでもある。)

 生ぬるいお子様向けのゲームをするよりは、まだ古き良き手強いゲームの方がやりがいがある。

 しかし、古いゲームばかりでは飽きてしまう上、他人との共有感も得られない。

 その内、一人また一人といなくなって現在に至る。

 そんな中には、アーケードゲーマーのみならず、かつて「ザナドゥ」や「ソーサリアン」のような難易度の高いゲームを好んだPCゲーマー等も含まれているだろう。(私の場合、印象に残っている古いPCゲームは「Wing Commander」辺り、難易度はそれ程でもなかったが、HDDを搭載しておらず、インストール無しのプレイなもんだから、常にカクカクした状態で一つのミッションに45分は掛かったがそれでも楽しめた。)

 彼らを既にゲーマーとして顧客として見ていないのならしょうがないが、また引き戻したいというのなら今のゲーム設計を見直す必要があるだろう。

 後になって気付いたところで、その時にはどんなに売り込んでも、その情報を捉えることすらしてもらえないだろう。(既にそんな人が増えているように思う。)

 話を変えて次は年末商戦の結果をお伝えしたいと思う。

 既に上の方で粗方記されているから大体検討がつくかと思うが一応。

 まずは、先行した「New Super Mario Bros. Wii」が正しくBダッシュのように序盤は突っ走っていった。

 その後、業界の期待を一身に背負った「Final Fantasy XIII」が一気にトップに躍り出る。

 初日からいきなり100万本販売というのは、少し意外だった。

 瞬発力があるのはわかっていたが、発売日が平日だったので、予約分を含めても70万ぐらいではないかと考えていた。

 この初日100万というのは、少し混乱があって、一部メディアでは100万本出荷しただとか180万本出荷したと伝えるメディアもあったり、100万本売れたとスクエニが公言したりと情報が錯綜していた。

 混乱に拍車をかけたのが、ファミ通(エンターブレイン)で、いつもなら初日販売数を速やかに掲載するものをせず、その他の調査会社メディアクリエイトも有料の配信サービスを停止するなどして、売り上げ情報がこの日に限り、スクエニに絞られたので、この数字が疑問視された。

 初週の情報はファミ通もメディアクリエイトも出したのだが、初日100万だとすると、週末を挟んだ4日でたったの50万しか売れていないことになり、急速に伸び悩んだことになる。

 発売日が日曜でその後が、平日ならわかるのだが、これは流石に怪しいだろうという見方が大半を占める。

 恐らくは、初日100万本発売というのをメディアで取り上げてもらう為の狙いがあったというのが有力だ。

 何も調査会社まで口止めする必要はなかったように思うが。(この混乱で一番損をしたのは調査会社、今回の事態はゲーム関連株を扱う人達にとって調査会社に対する信用がガタ落ちしたことだろう。)

 ともあれ、一時期「New Super Mario Bros. Wii」を追い抜き「Final Fantasy XIII」が1位になった。

 その後はAmazonのランキングなどを見ると「New Super Mario Bros. Wii」が返り咲いていたので持続力ではやはりMarioが上回るようだ。

 既に記載してあるが、この結果を累計販売本数で詳しく言うと

「New Super Mario Bros. Wii」 国内累計…1,947,571本 世界累計…6,679,413本

「Final Fantasy XIII」 国内累計…1,508,558本

 結果的にMarioが勝っているが、先行発売されているので当然と言える。

 今後の展開としても、ハードの販売台数でWiiが圧倒的に勝っていることから、Marioの優位は変わらないだろう。

 「New Super Mario Bros. Wii」は今後、「Call of Duty: Modern Warfare 2」が持つ世界全体の販売本数にどこまで迫れるか、又追い越せるかが見所だ。

 「Final Fantasy XIII」は国内の販売本数についてはメディアクリエイトが以前から170万から180万は売れるとしていたことから、今後200万本の大台に乗れるかどうかが問われてくるだろう。

 2904万台普及しているDSのドラクエIXが400万本を越えたことや、ポケモンの300万本越えは容易に想像できるが、PS3の433万台程度で既に150万本越えというのは快挙と言っていいだろう。(約3人に1人は購入していることになる。)

 ただ心配になるのは、今後「Final Fantasy XIII」のマイナーチェンジバージョンや完成形を出してユーザーから更に身銭を搾り取ろうというようなことをするのではないかということ。(ここは、やりそうだから危ない。)

 最初に購入した人が損をするようなことをやれば、今後、どうせ後から完成形が出るからと最初に手を出さないユーザーが増えてくるだろう。(印象も悪い。)

 もし出すにしても、こういう時にこそDLC等で救済措置を取らなければいけない。

 変更や追加した部分を以前のバージョンを購入したユーザーへ提供する。

 出来れば無料が望ましいが、出来ない場合は格安設定にする。(インターナショナル版等の場合、英語音声や字幕を追加変更できるようにする等。)

 それらの救済措置を取らずに、また一から買わせて儲けようなんてセコイ考えの元で安易な決定を下した場合は、今後に多大な禍根を残すことになるだろう。

 来年の話になると、やはりシリーズ物で埋め尽くされているのが少々残念な所だが、その中にもやはりFFが潜んでいる。(以前指摘したようにしばらくは似たようなゲームばかりになるようだ。)

 「Final Fantasy XIV」が、その中のひとつであるが、別に毛嫌いしているわけではない。

 PC版も含まれるのでこれは、少なからず私にも関係してくる話だ。

 スクリーンショット等を見る限り重そうなので私のマシンでは処理落ちしそうだが、見た目は悪くない。(早めに動作環境を公表してもらいたいな。)

 ついでに「Final Fantasy XI」の販売本数を掲載しておこう。

 PS2:Final Fantasy XI: Online 国内…15万本

 Xbox360:Final Fantasy XI: Online 世界全体…20万本

 据え置き型ゲーム機と言えども、MMORPGに関してはPCの方が主流のようだ。

 話を戻して「Final Fantasy XIV」は、MMORPGの世界王者「World of Warcraft」に戦いを挑むそうです。

 Activision Blizzard が誇る「World of Warcraft」は海外で“一極支配”を続けるMMORPGの怪物です。

 これまでにも様々なMMORPGが挑戦しては、あっけなく蹴散らされてしまいましたが、果たして「Final Fantasy XIV」は勝てるのか非常に見ものです。

 最後に今年は、PC関連のゲームに活気が無かったので来年は、もう少し以前のような活力を取り戻してほしい。

2009年12月13日日曜日

今年、世間をお騒がせした三大悪

 今回のお題に入る前に、現在年末商戦真っ只中にある家庭用ゲーム機における販売実績の途中経過をお伝えしたいと思う。

 まずは、殿堂入りも果たし日本でもついに発売された「New Super Mario Bros. Wii」。

 日本での出だしも好調で、既に94万本に達している。

 海外でも堅調な伸びを見せ、アメリカで192万本、その他の地域で104万本、国内外合わせ世界累計390万本に達し、売れ行きも上々といった感じだ。

 「New Super Mario Bros. Wii」については予想通り売れたところで当然の結果であり、あまり驚きは無いだろう。

 続いては、「Call of Duty:Modern Warfare 2」なのだが、洋ゲーを余りやらない人にとっては、ピンとこないかもわからないが、この手のジャンルとしては国内でも結構奮闘しているという内容になっている。

 PS3で6万4千本、Xbox360は4万2千本、合わせて10万6千本という結果になっている。(国内のゲームを基準にすると、大したこと無いように思えるかもしれないが洋ゲーとしては、これでも異例な方なのだ。)

 国内の販売台数で下回るXbox360としては十分健闘していると言っていいだろう。(現在PS3は401万台に対して、Xbox360は119万台。)

 この結果から見て、やはりXbox360のユーザーは海外のゲームに関心が高いことを裏付けている。

 それでも日本を除いた海外での売り上げが既に、世界全体で1000万本を超えている状況と比較すれば雲泥の差なのは、これまでと余り違いが無い。(Xbox360が672万本、PS3が443万本。)

 後は、業界の期待を一身に背負う「FINAL FANTASY XIII」がどのような結果になるのか待つのみだ。

 ようやくですが、今回のお題である“今年、世間を騒がせた三大悪”について語りたいと思う。

 まず最初に挙げられるのは、長々と政権を無駄に引っ張り続けてきた自民・公明、これを言わずして他に何があると言いたくなるくらい、酷いものでした。

 参議院選で敗れ、ねじれ国会となり再三に渡る解散への要求を拒み続け、その間に再議決・再可決の乱発という不届き極まりない行為を繰り返し、国民を裏切り続けてきた自民・公明。

 選挙前には反対を押し切り定額給付金の強制配布、その定額給付金も最初は所得制限を設けるとしながら結局は“無駄”に国民全員にバラ撒くという、もはや政治とは呼べない愚かな行為をやってしまいました。(“さもしい金持ち”はモチロンのこと暴力団やオカルト宗教団体という犯罪組織にまで配布するとは、どういう了見ですか?当然テロの“資金源”にもなってますね。)

 他にも政権が変わったことで明らかになったこともあります。

 米国との密約で核兵器の持込みが、国家間で認められていた事実がわかりました。(明らかに非核三原則に違反する行為ですね。)

 自衛隊による海外支援等でも武器・弾薬をはじめ、米兵を輸送していた事実も又、米国との密約によるものでしょうか?

 以前から、その不透明性により使用用途が疑われていた機密費に対しては、政権交代の直前に自民党が“持ち逃げ”するという考えられないような隠ぺい工作を行うなど、もはや政党と言うより犯罪集団と呼んでも言いすぎではない。

 野党に落ちぶれてからも、その悪態ぶりは更に悪化し、首相の献金問題を理由に国会に出席しない等の有権者をないがしろにしたような背信行為を今尚、続けている。

 献金等の問題について、これまで自民党の議員等に対し疑惑が持ち上がった際は、返納したから問題無いだとか、入院して誤魔化す等の悪質なことを繰り広げてきたことは周知の事実なのに、自らの説明責任は放棄しておきながら、現政権に対してのみ明らかにすべきと彼らが、それを言うのは、お門違いも甚だしい。(まずは“消えた機密費”やあからさまに怪しげだった“パーティ券”等、自らの責任を問うべき、まずはそれからだ。)

 そんな野党は首相の辞任を求めておりますが、以前たしか自民党は「議員の進退は議員本人が決めるべき。」なんて言ってませんでしたっけ?

 大体、同じ問題で弟の鳩山邦夫議員も不正な献金を頂いているのに、そちらの問題は追及しなくていいんですか?

 その他にも二階氏や、今、偉そうなことばかり言っている大島氏にも不正な献金に対する疑惑がありましたが、それらを蔑ろにしておきながら、現政権に対してのみ説明責任が果たされていないとか、責任の所在を明らかにせよと糾弾するのは、物事の順序が違うのではないだろうか?

 まずは、自らの説明責任を果たした上で、責任の所在を明らかにし、自らも議員をお辞めになってからでなくては、全く説得力が無いと言わざるを得ない。(野党の役職や肩書きを外した程度では全く意味が無いし、釣り合わない。)

 旧政権を牛耳っていた自民・公明には、これでも言い足り無いくらい悪業がありますが、長くなるので、この話はここまでとさせて頂く。


 続いては、今年、世間を騒がせてくれたと言えば、この人を外すわけにはいかない、ご存知、“逃走”アイドルこと元女優の酒井法子、この人を置いて他にはいまい。

 最初は報道等で、夫が麻薬所持の疑いで逮捕されるという事実にショックを受けた酒井法子が子供と共に行方不明になり、捜索願が出され最悪の事態も考えられる等、世間を心配させた。

 しかし、酒井法子に逮捕状が出されると状況が急遽一転する。

 この頃から次第に事件の概要が明らかになってくる。

 夫の麻薬に関する件で、警察に呼び出された酒井法子は、夫が受けた身体検査等に対し、「この辱めを一体どうしてくれるの?」等と悪態をつき、一緒に同行してきた男ら共に警官を出し抜き、現場を後にした。

 悲劇のヒロインから一転して逃亡犯となってしまった酒井法子は、世間を大いに騒がせてくれた。

 ワイドショーやニュース等で連日のように報道され、またその中には、アイドル女優酒井法子の心の闇を映し出したような裏の顔まで明るみになっていったのだった。(サイバーな、のりピーはスゴイ!いろんな意味でスゴイ!)

 低視聴率に悩むテレビ局や販売部数が伸び悩んでいた週刊誌等も、この時ばかりは大いに賑わった。

 世に言う“のりピーバブル”である(笑)。

 名前も顔も全国的に知られている酒井法子が、いくらなんでも逃げおおせるわけが無いのだが、潜伏し続ける理由として挙げられたのが、麻薬反応を消す為の薬(やく)抜きを行う為というのが疑われた。(実際にそうであった。)

 依然、子供の安否が心配されていたが、旦那の愛人宅に預けられていて無事だというのが確認できた。

 何故か自らの子を愛人に預けるという不可思議な行為からも酒井法子を取り巻く環境が複雑であることを物語っていた。

 しかも、数十万円の現金も渡していたことには驚かされた。(愛人に多額の金まで払うなんて、口止め料込みの料金設定ですか?)

 その後、薬(やく)抜きが完了したのか、逃走を手助けしたと見られる建築会社を営む男の弟である、怪しげな元弁護士が紹介した、これまた怪しげな弁護士を通じて、ひょっこり姿を現した酒井法子は、そのまま御用となった。

 逃走直後(警官を振り切った後。)から、多額の現金を引き出し、インスタント食品等を大量に買い込む等、薬(やく)抜きを行う為の潜伏生活は、計画的に行われたことが明らかになった。

 結局は、毛髪鑑定により麻薬を使用した事実が明らかになったので、いたずらに罪を重ねる結果となってしまった。

 その他にも、皆既日食等で話題になった奄美大島へ旅行中に麻薬を吸引していた事実も明らかになる。(他にも独りで住んでいる自宅や、旦那と共有している?別荘でも麻薬を使用した痕跡があるということは、この人いつでもどこでも麻薬をやっていたんだね。)

 地元に住む“一般的”な住民すら知らないような麻薬を取り扱う業者がいることを知っており、麻薬を現地調達していることからも常習性が伺える。

 これだけの悪行を重ねているにも関わらず、メディア等では不起訴処分になるなどと、いい加減なことを伝えていましたが、明らかな誤報であり、悪質な報道と言わざるを得ない。

 当然の如く起訴された後、裁決の結果、懲役1年6か月執行猶予3年の有罪判決となりました。

 酒井法子はその後、芸能界を辞めて介護の職へ就きたいと福祉関連の学校へ入学し勉学に励んでおりますが、本当にこの人が他人の介護なんて仕事が出来るのでしょうか?(まずは、自分の麻薬中毒を治した方が良いでしょう。)

 賃金は安いし重労働で、とても罪人には勤まらないと思いますよ。

 どう転んでも、これまで稼いでいたような年収1億円以上なんて額は補助金を横領するような悪質な経営者にでもならない限り無理。(グッドウィルのような?)

 世間一般的な予測からすれば、単なるイメージ回復の為のパフォーマンスで終わるんじゃないの?と思われても仕方の無いこと。

 大体、事務所を解雇されたにも関わらず、そこの社長が後見人として酒井法子の周りをチョロチョロしているのが、まずもって怪しい。

 解雇なんて偽りで、初めから復帰ありきで行動しているようにしか思えない。

 それに裁判で約束した離婚の件に関してはどうするつもりなのか?

 まだ正式に離婚していないが、あれも嘘なのだろうか?

 刑が確定してからも、お騒がせな酒井法子ですが最初から素直に自首していれば、これだけ大きな騒ぎにはならなかったと思う。

 芸能界における麻薬に関する事件なんて今に始まったことでもないし珍しくもない。

 加えて酒井法子にとって、幸福と言っちゃなんだが、同時期に押尾学の麻薬事件と重なっていたので素直に名乗り出ていれば、あっちの方へ話題が集中していたはず。

 しかし、アイドルの逃走という極めて稀でギャップのある事件は他に類を見ないものであったので世間の関心が全て酒井法子の方へいってしまった。

 酒井法子は、最後のツキを逃し全てを失った。

 自分の周りにいる暴力団紛いの連中と付き合いがあることや、弟は暴力団員そのものであり、また同じ罪を犯して捕まったなんてことまで露呈されることはなかっただろう。

 何にせよ今回の事件は、人間は見た目や雰囲気だけじゃわからないということを多くの人間が教訓にしたのではないでしょうか?

 長くなってしまったので、次に移りたいと思います。

 最後を締めくくるのは、スクウェア・エニックス何と言っても「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」(以下ドラクエIX。)でしょうか。

 Wi-FiによるマルチプレイができるとかアクションRPGになるなんて発売前から伝えられましたが、発売時期が迫るにつれ、その内容が二転三転しユーザーを困惑させました。

 発売日に関しても度々延期するなどして不満が募りましたが、それでもドラクエという冠が付く限り出来が良いだろうと思い込んでいたユーザーはバッサリ返り討ちにあってしまうという悲劇。

 説明にならない説明を繰り返しながら、このご時世に1人に1本ずつ買わせるべくセーブファイルをひとつに絞る等の気転の利いた騙まし討ち。(子供も買うのだから少しは考えなさい。)

 今更流行らないガングロキャラや内輪ネタを内包するなどの体たらくぶりも不満を煽りました。

 はっきり言って何もかもが、世間からかけ離れているし空気が読めていない。

 スクウェア・エニックスがローカライズを担当した「Call of Duty:Modern Warfare 2」においてもそう。

 Activition等とつるんで、PC用の輸入版や、その他海外版のアクティベーションを日本からだけ出来ないようにするなどの悪質な販売戦略。(日本のローカライズ版の発売が遅れるというのが理由にあったのだろう。)

 日本以外の国ではローカライズ版も海外版も内容に少々の違いがあれ問題なく公平に扱える。

 間違ってもアクティベーションの締め出しなどは行っていない。

 このことについては、国内に関することであり自らが関わる商品のことでもあるのに全く以って知らないというのは嘘になる。(誰がこのことによって一番利があるとお思いですか?)

 全てをActivitionの所為にしてスクウェア・エニックスは、その責任から逃れようとしている。

 こんなことをするぐらいだったら、もう二度と海外製品のローカライズ版を担当するのは止めにしてもらえませんか。

 肝心のローカライズ版に至っても翻訳が雑でいい加減な作り、しかも日本語音声しか使えないなんて国内におけるFPSユーザーのことが、まるでわかっていない。

 海外もそうだからなんて言い訳ばかりするんじゃない。(海外を上回るようなローカライズは決して無いということですね。)

 それでいて海外の良い面は参考にしていない。(値段や、アクティベーションに関してはどういうことですか?)

 ゲームの出来だけでなく問題が発生した場合における対処の仕方についてもスクウェア・エニックスは対応がまずくユーザーの反感を買うようなことばかり続けている。

 社会的貢献もなく儲け第一主義の姿勢は、夢を売るどころか悪意を撒き散らすような夢もへったくれもない悪質商法だ。

 今回は、三つに的を絞ったわけだが、次点という形で他にも亀○興毅の八百長ボクシングを候補に挙げたい。

 試合前から胡散臭さが漂っていた試合ではあったが、あそこまで酷いとは考えていなかった。

 あからさまに不自然な審判の採点、グローブチェックを要求する相手側の求めに応じない不自然な対応、イギリスの賭けを取り扱うブックメーカーがこの試合を当初から賭けの対象にしないという不自然さ。

 まず、採点については試合途中から亀○が大差で有利になるなど、おかしな点が挙げられる。(バッティングを頻繁に行っていた亀○が減点されないのはおかしい。)

 次にグローブやテーピングの下に何か仕込まれていたのではないかという疑惑については、試合後グローブを外している光景が見られたので問題はないなどと言った意見もあるが、ここで一番問題なのはレフェリーが正式にグローブチェックを行わなかったことに問題があるわけで、ただ外しただけでは疑惑の解消にはならない。(何もなければチェックを受けてもかまわなかったハズ。)

 最後に、何でも賭けの対象にするブックメーカーが、はなから手を引いていたのは賭けの対象にならないという明白な理由があったからこそ。(ようするに賭けにならない八百長であると認識していた。)

 これを正式に上の三つに加えなかったのは、視聴者からすれば「またTBSがやっちゃった。」という今や当たり前な感じがしたので除外した。

 なんとなくそうなる気はしていたけれど、やっぱりそうなったかと思った視聴者が多かったと思う。(出来レースになる心の準備は万端でした。)

 亀○の“反則勝ち”なんていう今年を締めくくるのに、相応しい迷試合でした(笑)。

 全くこんなことばかり続けているからTBSはキー局の中で最低の視聴率になってしまうんだよ。(瞬間最大視聴率や良いところばかり、際立たせても意味無いですよ。)

 今や、テレビ番組の全平均視聴率なんて一桁程度、これじゃスポンサーがテレビCMから手を引くのもわかる気がします。(費用に対する効果が得られませんね。)

 今回採り上げた、自民・公明、酒井法子、スクエニ、亀○興毅、いずれも組織的関与が認められる悪質な事例でしたが、来年はこんな事件や問題が起きないと良いですね。

2009年12月11日金曜日

技術の進歩が停滞し、衰退の一途を辿るPCゲーム

 ここ最近のPCゲームは、一昔前と比べた場合、活気が無い。

 国内外を問わず、現在PC用のゲームとして開発されているものの多くが、家庭用の据え置き型ゲーム機を基準として作られている。

 以前であれば、PCでなければ表現できなかったようなゲームが家庭用のゲーム機でもPCと比べ遜色の無いものが作れるようになったのが原因の一つとして挙げられる。

 その他にも、PCの場合、PCを所持している人全てがゲームをやるわけではないので、対象がはっきりしない。

 それに比べゲーム機であれば間違いなくゲームをする人が前提なので対象が明確であり、売り込むのもPCゲームより容易だ。

 更に家庭用ゲーム機の場合は、それぞれの環境がほぼ同一なのに対し、PCの場合はユーザーによって環境がまちまちである。

 開発するにあたっても家庭用ゲーム機の方に優位性がある。

 加えて最近では、PCゲームよりも遥かに売れ行きが良いので、これまでPCゲームを主に製作していたゲーム開発メーカーが鞍替えするのも当然と言えよう。

 マルチプラットフォームで開発されているゲーム等でも、PC版は後回しにされるケースが多い。

 それでもまだ発売されるだけマシな方で、PC版は開発されないことも多くなってきた。

 PC版として開発されたものに対しても、所詮は家庭用ゲーム機を基本として作られているのでPC用だからといって、さして違いが出るわけでもない。

 大抵PC版は、家庭用ゲーム機と比べグラフィックのクオリティアップが図られているのだが、ゲームエンジンの基幹部分から作り直しているわけでもないので大きな違いは期待できない状況にある。

 この問題は、思いの他大きい。

 知っての通り家庭用ゲーム機は、細かなマイナーチェンジを繰り返してはいるものの、ここしばらく次世代機の登場が全く無いどころか、そんな情報すら流れてこない。

 家庭用ゲーム機を基本として製作されている限り、PC版もそれに引きずられる形で大きな進歩が図られないでいる。

 これでは、例えDirectX9のままであっても家庭用ゲームからの移植であれば、オリジナルと変わりの無い物の製作が可能であるし、DirectX9以降のメリットが薄まり、またその必要性も小さいものになってしまう。(例えPC版がDirectX10や11に対応したとしても上記でも述べたように基幹部分が大して変わらない以上、大きな違いは生まれない。)

 更には、主にグラフィックのパフォーマンス向上に不可欠なビデオカードも現状問題無く快適に動作している物であるならば、買い換える必要が無くなってくる。

 これは、その他のPCパーツにも言えることで、PC業界全体に影響を及ぼしかねない恐れがある。

 そんな中でもCrytekが製作するCrysisシリーズのように、最先端の技術を模索し続けている物も中にはあるが、極めて稀な存在になりつつある。

 それに、Crysisシリーズはグラフィックにリソースを割く余り、肝心のゲーム部分が疎かになる傾向があり巷では、“遊べるベンチマークソフト”などと揶揄されている。

 Crytek1社にPCゲーム業界の今後を全て委ねるわけにもいかないだろうし、それだけでは不安を覚える。

 ベンチマークソフトで、お馴染みFuturemarkなども本格的にゲーム市場へ参入してくるようだが、まだ未知数なのでなんとも言えない。(結局、Crysisシリーズ同様、“遊べるベンチマークソフト”になってしまうかもしれない。)

 全てではないにしろ、これまでPC業界の一部を引っ張ってきたPC用のゲームが衰退することは、今、売り出し中であるDirectX11を搭載したWindows 7の売り上げなどにも影響することは間違いない。

 マイクロソフトの立場からすればXbox360も売りたければ、Windows 7も売りたいところだろうけど現在競合する立場にある以上、悩ましい問題だね。

2009年12月9日水曜日

国産RPGが小バカにされる理由はシステムのマンネリ化が原因

 海外などで国産のRPG、俗に言うJRPGがやたら揶揄されるのはどういうわけなのかというようなことを伝えているゲーム系情報サイトが、あったので取り上げてみた。

 このブログでも以前“停滞するJRPG”というものを書いたことがあるのだが、今回見かけた記事が、あまりにもツッコミ所満載だったので、似たような内容になってしまうが、また取り扱うことにした。

 まず、海外のユーザー等の意見から「ターン制はリアリティがない」と言う指摘について、なぜかいきなりRPGを将棋に見立てて反論しているというところから、既におかしな方向へ話が行っている。(これには、羽生名人や渡辺竜王もひっくり返ったことだろう。)

 いくらなんでも将棋は無いでしょう、ターン制なら何でもいいのか?といった感じ。

 将棋はRPGのようにひとつのジャンルとして次々に新しいものが誕生するようなものではない。

 戦場を再現しているとはいえ、リアルさを追及しているわけでもない。

 要はテーブルゲームという一種のパズルゲームなのであってここで別ジャンルについて語っても全く意味がない。

 RPGの頭にJがついていることから、この場合別のRPG(例えば海外のRPG)と比べるのが普通でしょ。

 更には将棋の駒をキャラに見立てて論じていたりと、荒唐無稽も甚だしいことを述べているのには笑えた。

 そして頻繁にデフォルメという言葉が使われているのだが、それも将棋の話に無理やりこじ付けて、将棋は極端にデフォルメされたものであり、JRPGはそれに近いというのだ。

 そんなにデフォルメされたものがいいのなら、従来の2Dゲームのような今より更にデフォルメされている物の方がいいということになるんじゃないか?

 JRPGは個人の能力如何を問わず誰でもクリアできるというようなことも書いてあるのだが、JRPGはそうであっても、これもまた将棋とは相反するもの。

 Bonanzaなんていうかつてコンピュータ将棋の世界大会で優勝したこともあるようなフリーのソフトウェアがあるが、あれは誰でも簡単に勝てると言ったものでは全然ない。(設定によってはアマの有段者ですら負けることがあるという代物。)

 将棋のルールを知ってさえいれば誰でも解けるといったものでは決してない上、JRPGどころかFPS等よりもかなり狭き門だ。(その他の将棋ソフトに関しても同様のことが言える。)

 そのFPSともJRPGを比べているのだが、これがまたお門違いも甚だしい内容。

 FPSのリアルではない部分を語る節において、FPSはダメージを受けてもじっとしていれば、自然に回復するとか何かアイテムを使用して生き返るといったことを言っているのだが、それはごく一部のFPSであって、多くのものは回復もしなければ生き返りもしない。

 一度死んだらそれっきり、また一からやり直すしかないというものが多い。(代表的なものにCounter Strikeなどがある。←これを代表的と言わずして何があるんでしょう?)

 ヘッドショットを受けたら、回復も糞もなく即死してしまう、それがFPSにとっての普通であり、リアル。

 ダメージを受けたらそれを回復呪文を唱えて回復し、死んだら蘇生させる呪文を唱えて復活するのがポピュラーなRPGとは全然違う。(RPGの場合こういったことができない方が稀でしょ?)

 この部分についてリアルかどうかなんて語っても意味がないし、またユーザーから指摘を受けているわけでもないのに、意味無く取り上げている点がバカらしい。

 単純な数字のやり取りや、コマンド選択式という代わり映えしない戦闘などの方が問題が大きい。

 リアルかどうかという点については、JRPG保守派の意見からすると、これまた単純にグラフィックの向上といった面しかない所がJRPGが揶揄される理由の一つにあると思う。

 ポリゴン処理による3Dが当たり前になった昨今、FPSやレースゲームの場合においては、3D化は必須のものとなった。(今更、かつてのDOOMのような擬似3Dには戻れない。)

 しかし、JRPGはそのゲーム性において3D化が必要不可欠といったものではなく単なる演出効果でしかない。

 ストーリーに重点を置くあまり、戦闘システムを取り付けただけのアドベンチャーゲームになってしまっている所も問題だ。

 これらの点を踏まえた上で、JRPGはグラフィック以外の部分が従来から何一つ進化していない。

 コマンドを選択していくだけの単純な戦闘、フラグを立ててはそれを処理していくばかりの単調な作業、用意されたシナリオをなぞっていくだけの一本道、新鮮味の感じられない陳腐化したストーリー等々。

 これらのことが従来のままである以上3Dでなければならない理由が見当たらない。

 また、その必要性も大して感じられない。

 こういったことから、ユーザー等からJRPGは2Dで十分だなどという意見が出てくる。(私もその意見には賛成だ、むしろその方がいい。)

 JRPGの問題点は、リアルかどうかというものよりも、ゲーム全体のマンネリ化したシステム面が問題に問われているということを、認識しなければならない。

 その他にもいくら儲けたいからと言って以前取り上げたような“日本で9240円(税込)の『FINAL FANTASY XIII』が海外では5399円(定価)で発売予定。”のようなことをしていたのでは、その内、海外のみならず、国内のユーザーからもそっぽを向かれてしまうことだろう。

 スクウェア・エニックスは最近、不正競争防止法違反や独占禁止法違反といったものに抵触しかねないような危ないことにまで手にかけているようなのだが、このようなことをしていては、逆に違法なことをされて不利益を被ってしまっても文句は言えないということを心がけておいた方がいい。(不当な“利益”を得ているのだから当然だよね。)

2009年12月6日日曜日

早速だが今年1年を振り返ってみた

 何を振り返るかってもちろんゲームのお話(笑)。(間違っても蝦蟇蛙か何かの話ではない。)

 とは言っても、家庭用のゲーム機においてはまだまだ熱戦が続くみたいですが、“基本的”にPC用のゲームしかやらないので、自分には関係の無いお話です。

 PCゲームにおいては、めぼしいところは出尽くした感があるので、ここらで自分が今年プレイしたゲームについて今回は語ろうと思う。

 まずは、久しぶりに続編が発売された「STREET FIGHTER IV」から。

 国内産のゲームにありがちなマネキンぽいキャラではないグラフィックが良い。

 「STREET FIGHTER II」等をやり込んだ人なら違和感無く操作できる感覚がこれまた良い。(実際には違うのだが、そう思わせないところが秀逸。)

 新しく導入されたセービングを使っての駆け引きが、これまでの同シリーズとはまた違った世界を演出している。(セビキャンを使ってのコンボの感覚はこれまでに無い。)

 4人の新キャラ+2(アベル、ヴァイパー、ルーファス、エルフォンテ、セス、剛拳)については、若干バランス的にどうかと思えるものや、インパクト性に欠ける者もいるが、素直に歓迎できる内容。

 旧来(ストII)からの12人は外せないとして、その他のキャラがこれまでのシリーズ同様使い回しなのは、少し残念。

 スパIIから、ホークとディージェイが外されていたのは別に問題ない。

 スパII全盛の時代から、ホークはザンギに飽きた人向けの廉価もんだったし、ディージェイに至っては全くと言っていい程人気が無かった(笑)。

 一番残念だったのは最後発で出されたにも関わらずPC版の追加要素が少なかったこと。

 パフォーマンスが低下するだけでさして美しくもならないシェーダは、意味が無かった。

 アンロックキー解除の為のDLCも頂けなかった。

 内容もコスチュームチェンジなんていう些細なもので、この手のゲームで中途半端なDLCは反感を買うだけ。

 その内アクセサリー等の小物ばかり出して、バーチャファイターのようになってしまったら、世界観をぶち壊すだけの物になるので、もう二度とやらないように(笑)。

 その他は、おおむね良い出来で、長く遊べる傑作なので良しとしましょう(笑)。

 次は、世界一の開発力を誇るInfinity Wardの「Call of Duty」シリーズ最新作「Call of Duty:Modern Warfare 2」。(私がプレイしているのはモチロン海外版、ここで話す内容も当然海外版の内容ですのでローカライズ版については知ったこっちゃないのであしからず。)

 最初は、Call of Dutyの冠外すって話だったけど、結局ついちゃったね(笑)。

 例の如く1作目からプレイしているけど流石に無難な作り。(途中飛ばしているものもあるけど。)

 比較的軽くて美しいグラフィックは、国内メーカーも見習わなければならない。(国内のは総じて重くて汚い、だもんなぁ。)

 技術力の違いをまざまざと見せ付けてくれる逸品、流石Infinity Wardと言うしかない。

 グラフィックだけではなく演出も良い出来。

 邦画や国内のドラマのようにがんばってる感が見え見えの陳腐なものなんかより遥かに良い出来です(笑)。

 グラフィックと演出だけでは、前作とさして変わりないと思えるが、武器等のアイテムもかなり豊富な内容、前作で武器が少ないと思われた方も満足いくものに仕上がっている。

 シールド等も追加されているがあれはどうなんだろうね。

 FPSの王様「Counter Strike」では毛嫌いされていたけど。

Infinity Wardを設立する前、まだEA(開発チーム2015。)に所属していた頃に製作していた「Medal of Honor」シリーズの時から恒例となっている手榴弾による雪合戦の方がまだ問題かな?(雪合戦と言っても、冬季五輪にかけたわけでも雪合戦の大会の話がしたいわけでも聞きたいわけでも無い。)

 クリア後のおまけもボリューム感が増している。

 前作では、アーケードモード程度であったが、Spec Opsモード等が搭載されており、最近流行り(?)のCo-opにも対応しているようだ。(Modでやるのが当たり前だったCo-opが普通に出来るってのは良いね。)

 但し、キャンペーンモードには対応していない様子。(これは結局Modになるのかね…。)

 その他にはミュージアムがキャンペーンモードに追加されるが、これは別に本編の続きってわけでもないので、単純にModern Warfare 2の世界に浸りたいって人の為の完全におまけ的要素です。

 隙無しのように思えるModern Warfare 2ですが、気になる点もいくつかあります。

 ゲーム全体のボリュームが増していることからか、読み込みに掛かる時間が以前よりも大分増しているように見受けられます。

 ロード中に流れるムービーも意図的に長めになっているようなのですが、内容はいい感じだけれども、やはり長いのが気に掛かります。

 全体的にテンポが悪くなっている気がしないでもない。(二度目以降はさっさと飛ばしたいよね?)

 SSDや速度の速いHDDを搭載している人は気にならないかもしれないが、これは使用者の環境にもよるので一概に悪いとも言えないかな。(一応、RAID0ストライピングで構築しているのだが、それでも気になるよ。)

 ゲームそのものの内容で気になるのは、見方のCOMがあまり役に立たない所かな。

 目の前に敵がいるのに処理してくれないから、結局自分で始末しないといけない場面が多い。(いくらなんでもたった2,3メートル先の敵に気づかないわけがない。)

 狙って打ってるようで実際は全然狙っていないんだよね。

 戦場を演出する飾りのようなCOMキャラが多すぎる。

 Infinity WardはEAから独立する理由として、1人の英雄に的を絞ったゲームを作るのではなく大多数の中の1兵士としての視点でゲームを演出したいとか何とか言って設立されたわけだけど、以前流行ったようなランボープレイのゲームに戻りつつある。(一応チームなのだが、それは偽装で、実際は1人で突き進むランボープレイ。)

 終盤の方へ差し掛かるとそれが顕著になり、本当に一人で進むミッションがあったり、少しネタバレになるけどプライス大尉とソープ(自分)の最強タッグで敵を殲滅していったり、ちょっと無茶な場面が増えてくるのが最もな例。

 一応二人だが、殆どランボープレイそのままの内容だ。(「Medal of Honor」に限りなく近づいてるなぁ。)

 Spec Opsモードを意識したのだと思うけれども、少し疑問に思える感じがした。

 でもまあ、おもわず話してしまったけれど我らがプライス大尉が生きていたのは、良かったね。

 Call of Dutyにおける真の主役とも言うべきお人なので、またしても不死鳥の如く復活です(笑)。

 ソープ=マクタビッシュがモヒカンだった事実にも驚かされましたが。(販促ムービー等で登場していたのは悪人かと思ってました(笑)。)

 そして、またもネタバレになるけど、ラスボスのシェパード将軍がやたら強い。

 ヨレヨレになっていたとはいえ、同じような条件のハズなのにソープはあっさり返り討ちに合い、我らがプライス大尉ですらボコボコにされるという強さ。

 プライス大尉以外にもこんなに強い爺さんがいたなんて、さすが将軍、肩書きは伊達じゃない(笑)。(妊娠したように腹の出たどこかの将軍とはえらい違いですな。)

 それでも最後は、前回同様瀕死の重傷を負いながらも逆転で勝っちゃうんですが、それは自分の眼で確認してください。

 「Call of Duty:Modern Warfare 2」ついての情報で最近気になる話題があったのですが、それは、スクウェア・エニックスから出るローカライズ版についてです。

 国内におけるFPSのローカライズ版は、英語音声による日本語字幕というのが一般的であり、それがユーザーにも人気なのですが、「Call of Duty:Modern Warfare 2」のローカライズ版は、日本語音声による日本語字幕のみということになったようです。

 英語音声にも切り替えることが出来ればたいした問題にもならないのですが、どうやらそうではなく強制的に日本語音声しか使えないということらしいのです。

 これには反発が多いらしく少々問題になっております。

 この手のゲームのユーザーはオリジナルの雰囲気を味わいたいという気持ちがあるので当然の結果と言えます。

 日本語音声を使うにも“完全日本語版”として英語音声、英語字幕、日本語音声、日本語字幕といったものをユーザーが選択できるのならば問題ありません。

 しかし、強制的に日本語音声だけというのは、多くのユーザーが嫌うことでしょう。

 もちろん日本語がよくないとか、声優が気に入らないといったことではなく、リアルな世界観が売りのゲームにおいて、外国が舞台で外国人が皆日本語を話すといったことが不自然に思え、全体の世界観を崩してしまうということが重要なのです。

 雰囲気が大きく違ってしまうことから、この決定は頂けません。

 その他にもローカライズ版では、CIAの諜報員としてテログループと共にロシアにあるザカエフ空港で、無差別テロを仕掛けるミッションにおいては、民間人を撃つとゲームオーバーになるという仕様のようです。

 オリジナル版でもこのミッションは、スキップできるようにユーザーが選択できる配慮がなされていたのでたいした問題では無いと思っていたのですが、ローカライズ版では変更を余技なくされた模様。

 これらのことについて、うちのModern Warfare 2は海外仕様なので一切関係ありませんが(笑)。

 続いては、「Counter Strike」等でおなじみのValveから発売された「Left 4 Dead 2」について。

 結論から言ってしまうと、流石Valveが作ったゲーム遊ばせてくれます。

 これも1作目からプレイしているのですが、たいして間もおかず開発されたにも関わらず、十分すぎる程のボリューム感。

 武器やその他のアイテムも新たに追加され、近接用の武器なんかも登場し、遊び方にも幅が広がった。

 近接用の武器の中には、日本刀(忍者ソード)やチェインソー、更にはフライパンといったユニークなものまで入っており、様々なユーザーのプレイスタイルの欲求に答えている。

 近接武器はかなり強力なので、ラッシュ時などにも重宝する。

 その他のアイテムでは、Boomerの胆汁が詰まった瓶や、アドレナリン注射等もあってより深いゲーム性の向上を果たしている。

 対戦においてユーザーが使用可能な特殊感染者もJockey、Spitter、Chargerが新たに追加され既存の特殊感染者においても若干の変更が加えられている。

 その他にもステージ固有の感染者等もおり、単調になりがちなゲーム性をうまくフォローしている。

 全体的にみて前作と比べると随分難易度が上がっている。

 通常感染者によるラッシュが更に激しさを増し、場所によっては絶え間なく続く場面もある。

 歩きながら彷徨うWitchや、複数同時に登場するTankもおり、手ごたえ十分だ。

 COMが操る特殊感染者もこれまで以上に賢く強力に進化している。

 そのかわりと言っては何だがCOMが操る生存者は、反応が鈍いというかバカになっているのであまり頼りにならない。(この点からも難易度が上がっている。)

 モードについてはキャンペーンが“最初”から全部で5つになり前作より1つ多い。(アドオンによるキャンペーンも追加可能なので今後が楽しみだ。)

 しかも中身が変化に富んでおり、飽きさせない工夫がうれしいところだが、やや長すぎる印象がある。

 そう感じる方の為にスカベンジモードやサバイバルモード等も用意されているので不満は無いだろう。

 「Left 4 Dead 2」は、私が今一番ハマッているゲームであり、お勧めの一本だ。

 AIディレクターのみならず、何度も遊べる工夫が随所に見られる点は良いゲームのお手本ともいうべきもの。

 残念ながら、PCやXbox360をお持ちでない、又はそれらのゲームに興味が無い方は、この傑作を遊ぶことが出来ない。

 PCによる先行発売や、Xbox360でも発売されているなど特別これといった差別化は無いものの久しぶりにPCゲームにおいてちょっぴり優越感に浸れるゲームが登場した感じがある。

 グラフィックについてはXbox360版よりPC版の方が間違いなくクオリティが高いのでそこのとこだけはPC版に軍配が挙がる。

 「Left 4 Dead 2」のPC、Xbox360両方を紹介しているゲーム系サイトでPC版の最高設定のスクリーンショットを見せ付けておいて、Xbox360版でもさして変わらない等と言い表していたのにはウケた(笑)。

 今年発売されたPC用のゲームでは、「OPERATION FLASHPOINT : DRAGON RISING」等も注目されたが、Windws 7も満足に表現しきれないうちのビデオカードでは、厳しいだろうということで見送った。

 たいしたコンボも組めないようなヌルゲーマーなオッサンが必至に売り込んでいたようだが、プレイできず申し訳ない(笑)。

 やはり、中途半端なリアリズムよりは、「Left 4 Dead 2」のようなゲーム性を優先したかったのだ。

 「OPERATION FLASHPOINT : DRAGON RISING」は見た目的には申し分無いが、リアルさを追求するわりに高すぎる命中精度や、強引すぎるような世界設定はやはり無理があった。(リコイル弱すぎ、あれじゃ「Counter Strike」の方が制御が困難だよ。)

 そこまでリアルを売りにするのなら多少不条理に感じても、現実と同程度の射撃精度にすべきだし、現実に起きている戦場を舞台とすべきだった。

 それだったら、その他のFPSとの差別化が多少は明らかになったはずだが、全部半端すぎる設定は納得いかない。

 ゲーム性を追及するのか、リアリティを追及するのか、今後ははっきりさせるべきだろう。

 今回の今年発売されたPCゲームを振り返ってみて、総じて数こそ少ないが結構粒ぞろいだったなと感じた。

 数だけ販売されても、遊べるものが一つも無いなんてことは結構あることなので今年は、まずまずの成果だと思う。

 「Assassin's Creed 2」のPC版が来年に持ち越しになったのは残念だったけど、クオリティ向上の為の延期ということなので、まあ良しとしよう。

2009年12月1日火曜日

『殿堂入り』という評価は適正なのか?

 12月に入り今年も早や残り1ヶ月となりました。

 来年の1月1日から改正著作権法が施工予定ですが相変わらず、ニコニコ動画やYouTubeでは違法な動画の“アップロード”が後を絶たないようです。

 あの、お粗末なシステム(違法動画“自動”検知機能)では来年までにすべての違法動画を駆逐するのは難しいでしょうな。

 違法に送信された動画を紹介するサイトが運営できるぐらいですから(笑)。(それも一つや二つなんてもんじゃない。)

 前置きが長くなりましたが、本題に入りたいと思います。

 以前よりゲーム界隈では、物議を呼んでいるファミ通のレビューですが、今年「殿堂入り」したものについて本当にそれほどの“価値”があるものなのか、これまでの累積販売本数からそれを検証してみたいと思う。

DS:「Dragon Quest IX 星空の守り人」…406万本

 発売前から何だかんだと言われ続けていましたが、以前このブログでも予測した通り、案の定ドラクエシリーズ最高の“販売”本数に達し、商業的にみて成功を収めた作品。

 この数値は国内だけのものなので今後海外展開した際にどれくらい売れるのか注目される。(比較的海外では弱いとされるドラクエが任天堂協力の下、どのようにこれまでと比べ変化するのかしないのか、楽しみなところではある。)

 結果からみて殿堂入りしても不思議はないと結論付けられる。

Wii:「Monster Hunter 3 tri」…95万本

 任天堂以外のメーカーが発売したWiiのゲームとみれば健闘していると言えなくもないが、現在国内のみで877万台を売り上げているWiiにおいて95万本程度では殿堂入りと呼べるのか疑問だ。

 これまでのように販売本数が伸びなかった理由としては、シリーズを通して遊んできたユーザーなどによれば、ボリューム感がイマイチと言った声がよく聞かれた。

 95万本という数字だけを見れば売れている方なのだが、やはり殿堂入りとまでは言えないだろう。

PS3:「Bayonetta」…19万本

 以前、“PS3版『BAYONETTA』が残念な件”でもお伝えしましたが、PS3版においては明らかな劣化部分が確認できるということでファミ通の評価でもXbox360版と比べ“若干”点数が抑えられているようです。

 そういう事情もあってか、販売本数も控えめ、、なんてものじゃなく、これで「殿堂入り」はないでしょうというレベル。

 海外での販売も予定されているので、今後に期待しましょうか?

Xbox360:「Bayonetta」…8万本

 ハードの販売台数がPS3に比べ約3分の1なので、「Bayonetta」の販売本数も約3分の1なのかと思えば約半分。

 PS3よりも出来がいいということが影響したのか、それとも海外を意識した作りなので、Xbox360ユーザーの受けが良かったのかわかりませんが、健闘はしております。

 但し、やはり「殿堂入り」と呼ぶには程遠い状況なのは、PS3版と同様。

 これも今後の海外展開に期待するしかないでしょう。

Wii:「New Super Mario Bros. Wii」…128万本

 ここまでは、国内販売しかされていないものだったので、国内のみの販売実績でしたが、ご存知のように、「New Super Mario Bros. Wii」は、まだ国内では販売されていませんので、先行発売された海外の販売本数を掲載しました。

 ちなみに、内訳はアメリカが95万本、その他が33万本です。

 意外にも控えめな数値のような気がしないでもないですが、任天堂のゲームはロングランで売れ続けるというものが多いので、これからどれくらい伸びるのか楽しみですね。

 12月3日には日本でも発売されるので、同じく12月に発売される例の「FINAL FANTASY XIII」との勝負が見ものですよ?(「New Super Mario Bros. Wii」は5800円、「FINAL FANTASY XIII」は9240円也)

 「New Super Mario Bros. Wii」は、間違いなく日本でも売れるでしょうし、殿堂入りも妥当なところでしょうな。

 今年「殿堂入り」を果した、作品をみてきましたが、「殿堂入り」の基準というものは売れる売れないといったことではないような感じに思えます。

 では、中身が伴った良い作品ということでしょうか?

 期待ハズレだった「Dragon Quest IX 星空の守り人」や不完全移植に終わったPS3版「Bayonetta」が殿堂入りしているところを見るとそれも違うように思えます。

 去年殿堂入りした428 ~封鎖された渋谷で~に至っては開いた口が塞がらないような出来栄えなのに、、といったものまであります。

 以前はともかく、少なくとも最近ではゲーム業界の低迷からか、ゲーム業界関係者が、「これを売りたい」、「これが売れなきゃ困る」といったものが殿堂入りを果たしているような気がしてならない。

 しかし、結果からみて、売れるものは売れ、売れないものはまったく売れないというわかりきった構図になっていることからも、「殿堂入り」のご威光もたいした影響力が無いことが伺えますね。

 それでも夢をもう一度とばかりに、また疑問に思われるようなゲームが殿堂入りすることになるでしょうけど。

 今、ゲーム業界関係者が、「こいつを売りたいんだ!」というのがヒシヒシと感じられるのが「FINAL FANTASY XIII」。

 売りたい割に、この差額はどういうことなのかと言いたいのが先月お伝えした“日本で9240円(税込)の『FINAL FANTASY XIII』が海外では5399円(定価)で発売予定。”←詳しくはコチラをどうぞ。(売りたいというより儲けたいというのが適切なのかな。)

 今年最後の目玉、PS3最後の希望、PS3初のミリオン、いろんな期待を背負っているのはわかりますが、だからといって期待感や業界のご希望だけで「殿堂入り」が決められるということであれば、それをユーザーの立場から見た場合、唯のご都合主義以外の何ものでもない。

 そんなことでは、先日行われた亀○興毅の“魅せる”(作為的で、それも下手な。)ボクシングのような出来レースと同じになってしまう。

 業界の都合で何でも簡単に「殿堂入り」にしてしまうことは権威の失墜に繋がることなので止めにしてもらいたい。(ていうかファミ通に今更権威なんてあったかな?)

 といったことから、「FINAL FANTASY XIII」といえども公正な評価を求めたい。

 ユーザーからすれば余り期待感の無い業界なので期待なんてしてないが、これ以上失態を見せ続けることは、今後のゲーム業界にも影響することでしょう。

2009年11月15日日曜日

ニコニコ動画やYouTubeの違法投稿動画自動検知機能は役に立っていない

 動画共有サイト「TVブレイク」を運営するジャストオンラインが動画の送信差し止めと9000万円の賠償を命じられるというニュースを既に読んだ方も多いかもしれない。

 動画共有サイト等で違法な動画がアップロードされているという事実は今に始まったことではないかもしれないが実際、運営元に対して賠償命令が下ったことに対しては驚かれた方も少なくないでしょう。

 私は「TVブレイク」で動画を閲覧したことが無いので、どれ程違法な動画があったのか定かではないが、違法な動画を取り締まることもせず、視聴出来るようにしていたのならば、この決定は妥当なものだろう。

 それでは、他の動画共有サイト等はどうなのだろうか?

 動画共有サイトと一口に言っても世界中に多くの似たようなサイトが存在するので、ここでは比較的国内での利用者が多いと思われるニコニコ動画とYouTubeに焦点を当てて話をしたいと思う。

 私自身は頻繁に動画共有サイトを利用しているわけでは無いのだが、それでもゲーム関連の動画等は時折視聴している。

 大抵は、国内外のゲーム情報サイト等に埋め込まれているものを見るのが殆どだが、時には動画共有サイトに出向き検索をかけて視聴することもしばしばある。

 そんな時に気になるのが、違法に“アップロード”された動画である。

 ゲームで検索したにも関わらず全く関係無いようなアニメ等がどういうわけか引っかかってくるのである。(タグを挿入出来るようになっているとはいえ、分別も正しく出来ないようではお粗末としか言いようが無い。)

 それもテレビで放映されたものやDVD等で販売されている“違法”なものがだ。

 私個人としては今更、秒間24コマ以下のベタ塗りで立体感も無いようなアニメなんか興味が無いのだが、いちいち検索に引っかかってくるのである。(1秒間に60フレーム以上でライティング処理や皮膚シェーダ等を用いるのが当然のゲームを目の当たりにしていると如何しても見劣りしてしまう。)

 違法な動画を探そうとしているわけでも無いのに余りに簡単に検索に掛かるので動画をまとめて検索できる検索サイトで違法な動画がどれくらい出てくるのか自分でやってみた。

 そうすると出るわ出るわ、タイトルを記入するだけでニコニコ動画やYouTubeといった動画共有サイトを含め簡単に検索できた。

 何か対策は施していないのだろうかと調べてみたが、ニコニコ動画もYouTubeも違法な動画を自動で検知出来る機能があるんだそうな。

 しかし、その“自動検知システム”をよく調べてみると、権利者が映像に何か施したり、違法な動画を見つけたら通報できるような機能であることがわかった。

 これってはっきり言って殆ど“手動”だし他人任せのシステムなんじゃないかと言わずにはおれない代物だった。

 それでも効果があるのならまだしも簡単に違法な動画があちこち出てくる今の状況は、明らかに機能していないと言っていい。

 これでは「TVブレイク」同様、運営元が管理責任を怠っていると見られ、権利者からいつ著作権侵害による損害賠償請求訴訟を起されても不思議では無い。

 今回の裁判により前例が出来たこともあって今後は権利者側も強気に出てくることだろう。

 ニコニコ動画やYouTubeで使われている自動検知システムが機能していないことは分かったが、ではこの両運営元は何も削除していないのかと思えばそうでもない。

 YouTube等では海外のドラマや洋画に関するもの等は迅速に処理しているのか、比較的検索に掛からなかった。

 逆にニコニコ動画では海外のドラマや洋画が容易に検索できるという傾向にあることが分かった。

 両方で検索に掛かり易いのは、やはりアニメとテレビ等で放送された許諾の無い番組等が多い。

 削除要請を受けてそれから運営元が違法かどうかの確認を行い削除に至るのだろうから、比較的新しいものに関しては仕方の無い部分があるのかもわからないが、数年も前に投稿された違法動画が未だに放置されている部分については業務怠慢であるとしか言いようがない。

 更にニコニコ動画については、迅速に対処出来るにも関わらず、あえて見逃している節がある。

 それは一時期話題になった例の初音ミクが歌う酒井法子に関する動画の件から伺える。

 これについては今更ここで述べる必要もないと思うが、この動画が投稿された時にはニコニコ動画の運営元は速やかに削除している。

 その後、強い反発もあって“ユーザーによる自主的な削除”ということになっているが真偽の程は疑わしい。(経営に損害を与えたとして投稿したユーザーに対し訴える等の脅しでもやったんじゃないの?と思われても仕方がない。)

 ここでおかしいのは、明らかに違法な動画に関しては見逃しているのにも関わらず、ユーザーの著作物に関して迅速に対処しているのは余りに不自然だ。

 この動画で著作権法違反に引っかかりそうな部分は、酒井法子が歌う曲になりそうなものだが、削除依頼を要求したのは初音ミクを販売する会社なのだと言う。

 もしも、初音ミクが歌う曲の方が著作権違反として削除された場合、その他にも投稿されている初音ミク関連の動画の多くを削除しなくてはいけない事態に陥るので、この件に関しては初音ミクのイメージダウンに繋がるとして対処することを公けにしたのではないだろうか。

 ニコニコ動画の運営元としても、初音ミクを売る会社としてもこれまで有効利用してきたものが出来なくなるのは、商売上おいしくないという気持ちが働いたのではないかと思う。

 それなら何故、そこまでしてこの動画だけを迅速に削除したのかという疑問が残る。(どうも裏に別の組織が関与しているように思える。所詮ドワンゴのような国内に“根”を下ろした企業が運営元では横の繋がりがあっても不思議ではない。)

 何よりそういった対処が可能ならば、明らかに違法な動画に関しても速やかに削除すべきである。

 私がゲームの動画を探そうとして、違法な動画が出てくるくらいなのだから運営元が、それを見逃していたじゃ済まされないことだと思うのだが。

 結局は、違法なコンテンツが無ければ人を集める自信が無いってことなのかな?

 個人的にはニコニコ動画はアカウント取ったり、ログインしなければならないなどわずらわしいので大抵はYouTubeで見ているからいいんだけどね。

 埋め込んだ動画を見るのにもログインが必要なのはどうかと思うよ。(だからゲームサイト等では採用されないわけよ。)

 JAVAスクリプトやFlashは仕方が無いにしてもスパイウェアに引っかかるようなCookieが必要というのは、セキュリティ上頂けない。

 私の場合は、通常必要としない時は、JAVAスクリプトもFlashも使えないようにする為のアドオンを使っている。

 もちろんCookieは通常切ってある、これくらいは誰でもやってることだ。

 結局、初音ミクが歌う酒井法子の動画は、YouTubeでは普通に視聴できたので私はそこで拝見した。

 あの動画を見た個人的な感想としては、削除する程酷いものであったとは思えなかった。

 何より、覚せい剤反応を消すために逃亡していた輩には丁度良い見せしめであったと思う。

 覚せい剤使ったらこうなるよっていう啓発にもなったと思うし、この件に関しては動画なんかよりも酒井法子の逃亡を明らかに手助けした連中がいるのに、それを犯人隠避で検挙しないのことの方がおかしい。

 いつもは警察や検察が検挙しないことに口やかましいマスコミが何も言わないのは、あまりに不自然で、誰か例えば酒井法子本人の名誉や所属していた事務所、並びに芸能界全体のイメージを守る為に、これ以上事を大きくしたくなかったというような思惑が感じられた。

 これ以上ここであの事件に関して話しても仕方の無いことなのでこれくらいにしておきます。

 違法動画の話に戻りますが、ニコニコ動画もYouTubeも動画のダウンロードは“建前上”出来ないことになってますが、実際は簡単に落とせてしまうことは、もはや公然の秘密。

 一度はキャッシュ化し、パソコンに取り込んでしまうので、特別なツール等が無くても簡単に取り出せてしまう。(それどころか簡単に動画をダウンロード出来るソフトが大手のサイトに置いてありますよね。)

 ようするに違法だろうが合法だろうが実際は動画をダウンロード出来るということです。

 来年の初めからいよいよ、著作権を侵害するような音楽や動画に関するダウンロードが正式に違法となる法が施工されますが、ニコニコ動画やYouTube等の動画共有サイトでは未だに違法な動画が数多く“アップロード”されており、またそれを簡単に“ダウンロードできる状態”になっている現状において、“送信者”やそれを“放置している運営元”が何もお咎めがなく“ダウンロードした者”についてだけ処分するようなことが、果たして出来るのでしょうか?

 法は何者にも公平であるべきで、一方だけ違法になるといったようなことがあっては法治国家して、名ばかりのものになってしまうでしょうから、その辺りはきちんと違法な送信者や運営元も同時に処罰するようにしなければならないし、するべきでしょう。

2009年11月11日水曜日

ふっかつのじゅもんを いれてください

 今回は、古くから存在するクソゲーとは一体何なのか?ということについて採り上げたいと思う。

 クソゲーとは、一般に「つまらない」、「おもしろくない」ゲームを指す俗称である。

 おもしろくないゲームをクソゲーと呼ぶようになってから久しいが、その歴史は古くゲーム黎明期にまで遡る。

 私自身、いつ頃からそう呼び始めたのか定かではないが、ゲーム情報誌などに掲載されたものなどを読んで影響を受けたのだと思う。

 Wikipediaによると、イラストレータみうらじゅん氏による造語が語源だとする見方が通説であると書かれている。

 では、どのようなゲームをクソゲーと呼ぶのか検証していきたいと思う。

 まず、語源となったみうらじゅん氏がクソゲーと呼んだゲームが1985年に発売されたファミコンの「いっき」である。

 「いっき」とは、その名の通り百姓一揆をテーマにしたもので、2人同時プレイも可能な見下ろし方のアクションゲームである。

 ファミコンではありがちな一発即死のゲームではあるが、2人同時プレイができることもあって、よく友達の家でプレイしていたのを記憶している。

 このゲームをプレイしていた当時は、クソゲーなんて意識はしていなかったが、みうらじゅん氏が、そう呼ぶようになったのは、人気だった「ドラゴンクエスト」の抱き合わせソフトとして強制的に「いっき」を購入させられたことが影響していたのだろうと思う。

 今では考えにくいことだが、人気のあるゲームに売れ残ったゲームをいっしょに買わせるという手法は当時よく目にした光景である。

 これは「ドラゴンクエストIII」まで続くことになるが、社会現象と呼べる程影響が出てくると、ニュース等でも報道されるようになり、しだいに沈静化していくことになる。

 この「いっき」というゲームそのものについては、面数が少ないことや一瞬で死んでしまうようなことがあるものの、農民が主役という稀な要素も相まって現代でも語られることの多いゲームである。

 ちなみに3面の堀の隅でやられ、左を押しながら鎌を投げ続けると無敵である。

 そしてクソゲーという言葉が、一般的に広く認知されることになる基を築いたゲームがやはりファミコンのゲームである「スペランカー」だ。

 当時のゲーム情報誌等でも、「ゲーム史上最弱の主人公」として採り上げられるなど話題になった。

 その弱さは他に類を見ない程で、穴に落ちて死亡ならまだしも、自分の背の高さを超えるような落差からジャンプしただけで死んでしまうという理不尽極まりないものが多く、皆首を傾げた。

 一発即死のゲームは当時よく見かけたのだが、敵にやられるよりもこのゲームは自損事故に注意を払わなくてはならなかった。

 何もしないで立ち止まっていても酸欠で死亡するという八方塞がりの仕様なので危険を承知の上で出来るだけ安全に素早く行動することを余儀なくされた。

 更に貧相なグラフィックに豆粒のようなキャラクター群、使い回しのステージなどが、これに追い討ちをかける。

 カードリッジに赤く光る発光ダイオードは、危険を示すものとして現代でも語り継がれている。

 「スペランカー」については、友達の家で遊ぶ程度で購入はしていなかったことから私は被害を免れた。

 しかし、長らくゲームをやり続けていけば、必ずクソゲーという壁にぶち当たるもので私自身が被害にあってしまったゲームも数知れない。

 ファミコンにおいて印象に残っているのは「元祖西遊記スーパーモンキーズ」と「たけしの挑戦状」だろうか。

 永遠とも呼べるような時の中に身を置くハメになる「元祖西遊記スーパーモンキーズ」を攻略本も無しに混成魔王を倒し、苦労してクリアしたのを覚えている。

 「たけしの挑戦状」はタイトル画面から既にゲームが開始しているという、一風変わったものであったが、そうと知りつつ購入した。

 やはりこれも自力でクリアしたのが印象深い。

 前者の「元祖西遊記スーパーモンキーズ」は、500円で叩き売られていたものを衝動買いしてしまったのでまだ良かったが、「たけしの挑戦状」はフルプライスで購入してしまったので被害額が大きくなってしまった。

 私が所持していた物の中にクソゲーと呼ばれるものは他に「世紀末救世主伝説 北斗の拳2」がある。

 初代北斗の拳は、ケンシロウが唯の青い服を着た人でしかなかったが、2ではかろうじてケンシロウと認識できる容姿を保っている。

 このゲームは難しさのあまり、雑誌の攻略や裏技を参考にしてクリアしたと思われるが、印象に乏しく定かではない。(名も無い修羅がラスボスだったのはよく覚えてる。)

 おもしろかったというような記憶もない。

 格言に「北斗に名作無し」というようなものがあるが、身をもって体験した貴重なゲームだ。

 北斗の拳はシリーズを重ねるも良作に恵まれず、その後様々なゲーム機で登場することになるが、やはり芳しくない結果に終わっている。

 私が一番最近プレイした北斗の拳はニンテンドーDSの「北斗の拳 ~北斗神拳伝承者の道~」であるが、やはり格言通りのクソゲーだった。(個人的には関係ないが、PS3で発売予定の「北斗無双」の出来が心配である。)

 その他にも「ディーヴァ」や「キャッスルエクセレント」なども衝動買いによりクソゲーを掴まされてしまったが、触りだけで止めてしまい、後に二束三文で売り飛ばした。(後に知ったことだが、キャッスルエクセレントは移植作として出来がよかったらしい。)

 ファミコンゲームの中には、あれだけ難儀なゲームをよく最後まで続けたよなってのが結構ある。

 クソゲーではないが、ドラクエの中でも最高難易度を誇るファミコン版元祖「ドラゴンクエストII」などにおいては、ロンダルギアの迷宮の難しさよりも、復活の呪文に苦労した。

 そのドラクエIIは持っていなかったので、毎日のように呪文書(復活の呪文が長々と書き写されたノート)片手に友達の家でプレイしていたことが思い返される。(私の周りでは、そういう人が当たり前のようにいた。)

 ドラクエIIを所持している友達の家を転々としていたのだが、今では考えられないようなモチベーションだ。

 クソゲーなども含め、途方も無いくらい苦労するゲームを当時は何故飽きずにやり続けられたのか今では知る由も無い。

 16bit機の時代に入ると、ゲームを見る目も肥えてきたせいもありクソゲーと遭遇する機会は格段に減ったのだが、ゲーム情報誌などの読者レース等でクソゲーの話題が盛り上がりを見せるようになっていた。

 スーパーファミコン版「ファイナルファイト」の誘惑に駆られ購入するまではメガドライブを主にプレイしており、私が購入した初の16bit機でもある。

 そういうこともあって、16bit時代のクソゲーはメガドライブのものが印象深い。

 初期にメガドライブでクソゲーと名指しされたのは「おそ松くん」だった。

 意味不明な内容に加え、やる気を削ぐような演出の数々が原因と思われる。

 後期に入り、俄然クソゲーとして君臨し続けたのは「ソード・オブ・ソダン」略式名称S・O・Sだ。

 このゲームはある意味ユーザーが支えた(讃えた?)クソゲーである。

 メガドライブのクソゲーキングといったらS・O・Sで決まりだが、個人的に印象に残っているのは、「XDR」である。

 イカがくたばったような自機を筆頭に貧弱なサウンドがそれに追い討ちをかけるなど、ゲーム情報誌の中でもボロクソに叩かれていた。

 それでもわずか2ヶ月で作った割には、よく出来ているなどフォローにもなっていないフォローが痛々しくも笑いを誘った。

 当時のゲーム情報誌は悪いものは悪いと断言するところが清々しかった。(今ではとても考えられないような内容だ。)

 スーパーファミコンをやるようになってからは、ストリートファイターIIの影響もあってか、格ゲー一色に染まることになる。

 良ゲーにしてもクソゲーにしても格ゲーなのである。

 その頃のクソゲーはあまり印象に残っていない、というのも格ゲーを求めるあまり、NEO・GEOを購入し、文句のつけられない移植作を手にしていたからである。

 ROMカードリッジ版だったので、ソフト単体の値段が2万円を超えることもあり、購入するソフトそのものの数が少なく、厳選して購入していたので必然的に失敗が少なかったと言える。

 32bit時代に入ると、今や伝説級のクソゲーとして知られる「デスクリムゾン」が登場する。

 私自身は、「デスクリムゾン」を購入していないので、このゲームがどんなものかわからないが、ゲーム情報誌等では、よく話題に上っていた。

 クソゲー愛好家のファンの間ではこのゲームを「デス様」と呼び、ファンと開発者が仲良く写った写真が掲載されるなど、コミュニティが形成されるまでに至る。

 現代では、雑誌などではなくクソゲー・オブ・ザ・イヤーを始めとするクソゲーの情報交換がインターネット上で盛んに行われている。

 個人的な見解としてはクソゲー・オブ・ザ・イヤーで取り上げられているようなゲームはクソゲーと言うよりは、バグゲーだと感じている。

 おもしろくないことに違いはないが、ゲームとしてと言うよりは、ゲームにもなっていない不良品なので論じる価値すらないような物だということだ。

 ただ、クソゲー・オブ・ザ・イヤーのレビューは読むだけでもおもしろいので、それはそれでいいと思う。

 ゲームとしてクソゲーと定義されるにはそれなりの条件というものが必要になってくる。

 まず、インパクトがあり、多くの人々の記憶に残るようなものであること。

 時が経っても話題になるようなものであること。

 クソゲーと呼ばれつつも、そのゲームを愛する人が多く存在しコミュニティを形成していること、などが挙げられる。

 ゲームの出来を分類すると次のようになる。

 
 神ゲー … 他に類をみない誰もが認める最高傑作。

 良ゲー … 多くの人が認める良作。

 クソゲー … コミュニティを形成する程、鮮烈な印象を残し人々の記憶に残り続ける作品。

 バグゲー … プレイに支障を及ぼす程の致命的な欠陥を抱えた作品。

 バカゲー … クソゲーに近いが、意味不明な内容が多く一部の人にしか受け入れられないニッチな作品

 カスゲー … 多くの人がその存在すら知らないような評価の対象にすらならない代物。


 数多くのゲームが排出された現代においては単にクソゲーといっても唯つまらない物ということだけに留まらず、ある一定の評価を受けたものであると考えた方がよさそうだ。

 「スペランカー」を例にとってみると、そのリメイク作品として「みんなでスペランカー」となり再び我々の前に姿を現しているところからも、そのことが伺える。

 ヴァーチャルコンソールでは、過去のゲーム機で販売された古いゲームがダウンロードできるようになっているので、興味のある方はプレイしてみるといいだろう。

2009年11月5日木曜日

Windows 7は果たして必要か?

 先月22日に発売されたマイクロソフトの新OS「Windows 7」。

 この新型OSは一体誰の為にあるのか、そもそも必要なのかを検証する。

 PCの進化と共に新たなハードウェアなどに対応する為進化を続けてきたPCの最重要基幹とも言うべき存在である基本ソフトOS。

 これまで圧倒的シェアを誇ってきたマイクロソフトはMS-DOSの時代から現在のWindowsに至るまで長らく頂点に君臨し続けてきた。

 しかし、そのマイクロソフトが、かつて無いほどの失態を帰してしまったWindows Vistaにより、その穴埋めをするべく急きょ投入を余儀なくされたWindows 7。

 この急ごしらえで作られたOSが我々に何をもたらしてくれるのか、またこのOSの出現によってマイクロソフトは息を吹き返すのだろうか?

 Vistaの失敗さえなければ、この時期に現われるはずのなかった7、その7をまずは、ゲーマーの目線から必要なのかどうか見ていきたいと思う。

 まず私は現在未だにXPを使い続けている。

 その私が前OS、Vistaに移行しなかった理由は、重すぎる挙動による著しいパフォーマンスの低下と周辺機器の対応やドライバ等も含めた多くのアプリケーションが動かないという互換性の無さだ。

 ゲーム用途でPCを用いることのある私が唯一関係ありそうなのがDirectX10だったが、このDirectXはOSに関係なく提供しようと思えば出来たはずなのに“あえて”仕様上できなくするという嫌らしい販売戦略を取ったことにより、私のみならずゲーマーの強い反感を買った。

 このことから反発の意味を込めてVistaは絶対買わないと心に決めた。

 またVistaを使用すると既存のゲームの多くがXPと比べ大きくパフォーマンスが下回る結果になっていたので買い換える意味がまったくなかった。

 それどころか、中にはまともに動いていたゲームが出来なくなるという結果にVistaは検証することにすら値しなかった。

 しかしながら、私を含めた多くの人達が32ビット版のXPを使い続けることには、無理が出てきたことも事実だ。

 まず挙げられるのが32ビット版のOSでは、メモリを3GB(ギガバイト)弱しか認識しない(使用できない。)という点だ。

 ※一部のソフトを使うことにより3GB以上の余分なメモリをページファイルのように使うことも可能だが、通常のメモリのようには使えない。(使うソフトによっては動作保障もない。)

 よって今後32ビット版を使う理由はネットブックのようなスペック的に低いものや32ビット版のソフトウェアを安定して使うこと以外にない。

 後者のこれまでに提供され所持しているソフトを安定して使いたいということであるならば、32ビット版のWindows 7を買うどころか、現在使っているXPのままでよいということになる。

 Windows 7にはXPモードなども搭載されているが、動作保障を謳っているゲームは少ない。

 加えてXPモードはUltimateかProfessionalでなければならない。

 そのUltimateは通常版が3万8800円(アップグレード版は2万6800円)Professionalは通常版が3万7800円(アップグレード版は2万5800円)これまた嫌がらせのように値段が高い。(こんな金があるのなら他にもっといい物が買えそうだ。)

 それでもWindows 7を導入しつつXPで使っているソフトを安定して使いたいというのならデュアルブートというやり方もあるが、そこまでしてXPを使い続けたい、または使わざる得ない事情があるのなら、そのままXPを使い続ければいいじゃないか、ということに結局なる。

 XPモードに頼らないWindows 7そのもののゲームへの対応状況はというと、結果から言ってあまり進んでいるとは言えない、64ビット版なら尚更だ。

 オンラインゲームに関しては現時点で対応していないものであっても、今後対応する予定のものもあるし、対応予定の全く無いものでも後から対応する可能性があるかもしれないのでまだ望みはある。

 しかしながらパッケージ版はそういうわけにはいかない。

 つい最近出たゲームであれば、Windows 7の登場を見越して対応しているものがあったり、またそうでなくてもパッチ等で対応する可能性がある。

 だが、少し古いゲームになるとそういうわけにはいかない。

 パッチで対応してくれるような所は稀だろうし、Windows 7への対応状況ですら明らかにされないことも少なくない。

 ゲーム情報サイトなどで、メーカーが動作保障を提示していないようなゲームを検証して動作に全く問題なかった支障がなかったなどと言っているものがあるが、それを鵜呑みにしてはいけない。

 あくまで起動するのに問題がなかったということであったり、少し動かした上で支障がないと言っているだけであってフル動作を保障しているものではない。

 起動しただけで満足する人や途中まで動けばいいなんて思っている人はいないだろう。(エミュレータじゃあるまいし。)

 こういった事例のものを動かす場合は今や恒例になっている“自己責任”というやつなので、かなりいい加減な診断がなされていると見た方がよい。

 では正式にWindows 7に対応しているものをXPと比べた場合、パフォーマンスはどうなのかというのを考えてみたい。(Vistaは普通に動かすだけでも重い上、使用者も圧倒的に少ないので省く。)

 XPと比べる場合、当然DirectX9ということになるが、これまで私がネットサーフィンなどを通して調べたベンチマークの結果によるとDirectX9世代に生み出されたゲームの多くはXPが7を上回っていた。

 これはビデオカードに用いられるWindows 7用のドライバ対応が進んでいないというのもあるかもしれない。

 しかし、現時点でXPが7を上回っているという結果は事実である。

 パフォーマンスの差はゲームによっても変わるのだが、XPが7に大差をつけて引き離すというものも中にはあったが、しかしそれは極めて稀なケースだ。

 ほとんどの場合は僅差といっていいものばかりだった。

 ゲームをする上においては、描画速度が最低でも60fpsを上回っていれば、それ以上はどれだけフレームレートが上がっても関係無いと言ってもいいので、マシンスペックが十分であるならば、無視してもいいレベルだろう。

 気になる点は、DirectX9版もあればDirectX10版もあるような最近のゲームにおける結果である。(両対応という物も含む。)

 具体的に言うとマルチスレッドに対応したゲームにおいては、Windows 7がXPを上回る場面が見られたことだ。

 今後、DirectX11などに対応した最新のゲームなどにおいてはマルチスレッドに対応してくる物も増えてくることが予想されるので、将来を見据える上ではWindows 7を選択するというのも有りかもしれない。

 これまではデュアルコアCPU+XPがゲームにおいては最良というのが、メニーコア+7という図式に変わる可能性だってある。

 DirectX11ならば当然表現力も増しているのでさらに美しいグラフィックでゲームを楽しめるというのは言うまでもない。(もちろん、DirectX11に対応したビデオカードも必要になるけどね。)

 そういったことから、ゲーマーとしてWindows 7を評価する場合、これまでに購入したゲームを安全かつ確実に楽しみたいというのならXPを使い続ける方がいいだろう。

 現在でも使用者の多いXPをゲームメーカーが易々と対応から外すなんてことは多くはないはずなので今後出るゲームもしばらくはXPでも遊べるはず。

 更に、やたらバカ高いOSを購入しないですんだ費用を新しいゲームやビデオカードに当てることも出来る。

 DirectX11の表現力や新しいOSへの興味があり、マルチスレッド化されたゲームを快適に遊びたいというのならWindows 7を購入すればいい。(デュアルコア程度ではあまり効果がないので、まだデュアルコアを使っているという人はCPUも買い換える必要があるぞ。)

 但し、これまで問題なく動いていたゲームが正しく動作することを潔く諦めるか、7と併用してXPも使い続けなればならないかのどちらかだ。

 ゲームをするかしないかに関わらずWindows 7で多くの人が関心を寄せるのが、動作環境の問題だろうと思う。

 今回の記事を書くに辺り、自分の使っているPCでも導入できるのか調べてみた。

 手っ取り早く調べることのできるツールとしてマイクロソフトから提供されているWindows 7 Upgrade Advisorをインストールして調べてみた。

 それによると、いくつかのソフトウェアがこのままでは使えないというのが出たのは別にして、Windows Aeroが現在使用しているビデオカードでは対応していませんと出た。

 そこでWindows Aeroのハードウェア要件を確認してみたので以下に掲載する。

 *1 GHz の、32 ビット (x86) プロセッサまたは 64 ビット (x64) プロセッサ

 *1 GB の RAM (ランダム アクセス メモリ)

 *128 MB のグラフィックス カード

 さらに Aero では、Windows Display Driver Model ドライバーをサポートし、Pixel Shader 2.0 をハードウェアにおいてサポートし、1 ピクセルあたり 32 ビットの色深度をサポートする DirectX 9 クラスのグラフィックス プロセッサが必要です。

 最良の結果を得るには、次のグラフィックス プロセッサ推奨事項に従う必要もあります。

 *解像度が 1,310,720 ピクセル未満のモニター (たとえば、解像度が 1280 1024 の 17 インチ フラット パネル LCD モニター) を 1 台サポートする場合は、64 MB のグラフィックス メモリ

 *解像度が 1,310,720 ~ 2,304,000 ピクセルのモニター (たとえば、解像度が最大 1600 × 1200 の 21.1 インチ フラット パネル LCD モニター) を 1 台サポートする場合は、128 MB のグラフィックス メモリ

 *解像度が 2,304,000 ピクセルを超えるモニター (たとえば、解像度が最大 2560 × 1600 の 30 インチ ワイドスクリーン フラット パネル LCD モニター) を 1 台サポートする場合は、256 MB のグラフィックス メモリ

 これを見る限り、私のPC環境においては一応条件は満たしているはずなのだが、ビデオカードによっては固体特有の問題が引っかかる場合があるというのを知っておいた方がいいのかもしれない。

 言いそびれたが、私は自作PC(DOS/V機)を使用している。

 市販のものを使用している方は、マイクロソフトが提示しているWindows 7の動作環境をたとえ満たしている場合であってもメーカーのウェブサイトなどで確認しておいた方がよさそうだ。

 ついでに自分の使っているM/Bを提供しているメーカーのウェブサイトでWindows 7用のチップセット等のドライバを探したのだが、、、なんと用意されていなかった。

 比較的新しいM/Bについては、Windows 7対応のドライバも用意されていたので、全くないというわけではなさそうだ。

 検証も何も自分の環境では始めからWindows 7は選べなかったわけである。(M/Bに加えてビデオカードも換えなければならない、ほとんど全部買い換える必要がある。)

 自作ユーザーの場合、比較的古めの構成で組んでいる方は、動作環境を満たしている場合でも買い替えが必要になってくる場合があるので気を付けよう。

 次に、ゲームなどはしない一般のユーザーにとってWindows 7は必要なのか考えてみよう。

 はっきり言ってゲームなんかしない人にとってはDirectX9だろうが10だろうが11だろうが関係ない話であるが、上記で述べた通りWindows 7に搭載されているAeroが最低DirectX9に対応するビデオカードの描画能力が必要なのでAeroを使いたい場合、それに対応するビデオカード又は、それに匹敵するグラフィックチップが統合されたチップセットが搭載されていなければならない。

 このAeroなんだが、Vistaの時にも同じようなことが言われたけど画面が美しくなったなんて執拗にニュース等で連呼されていることに関して疑問に思う。

 そもそもOSってグラフィックの良し悪しで決まるものだったかということ。

 そりゃ美しくなるにこしたことはないが、GUIは元々使いやすくて分かり易くする為に出来たものだろう?

 ゲームじゃあるまいし、ただ美しくなっただけでそのOSを褒め称えるなんておかしいでしょ?

 MS-DOSの時代にはGUIなんてものがそもそもなかった。

 私が始めて触れたWindowsはWindows 3.1だが、分かり易くこそなったが、重くて結局MS-DOSからソフトを立ち上げていた。(それでも2よりは大分マシになったほうらしい。)

 そんな時代には美しさなんてものよりも使い勝手が優先されていた。

 現代でもそれは変わらないと思う。(誰が美しいだけで使いづらいOSを選ぶ?)

 それに見た目だけでいいのなら、XPをWindows 7のようにスタイルを変えてしまえばいい。

 全く同じというわけにはいかないが、かなり見た目には近いものができる。

 実際私はいくつかのソフトを併用してそれを実現し、それに満足している。(見た目だけなら今のままで十分だ。)

 Aeroなんていう見た目にも興味ない一般ユーザーにとってWindows 7が必要かどうかについてだが、これにも疑問符が付く。

 ゲームをしないような一般ユーザーがパソコンを使ってやることといったら何だろうか?

 ワープロソフトで年賀状を書いたり、デジタルカメラやビデオで撮った映像を編集したり、ブラウザを使ってサイトの閲覧やネットショッピング又はオークションなどで買い物。

 その他にはメッセンジャー的なものや、メール、最近ではTwitterのようなコミュニケーションツールの使用。

 その他には動画共有サイト等で動画の閲覧などもあるだろう。

 しかし、ここで述べたことは何もWindows 7でなければ出来ないことではない。

 XPでこれまでにもやってきたことだ。

 「じゃあ、Windows 7じゃなきゃ出来ないことって何があるの?」と問われた場合、首を傾げる他ない。

 せいぜい考えられるのはタッチパネル機能だが、これはフジテレビのニュースやワイドショー番組で情けなくもWindows 7がフリーズしている様子を全国にさらけ出した。

 私は、海外のゲーム情報サイト等もよく巡るのだが、そこでも日本のフジテレビが流したWindows 7の醜態が動画で流れているのを拝見することができた。

 もはやWindows 7のタッチパネル機能が死んでいることは世界中の誰もが知っている。

 しかもタッチパネル機能を使うにはディスプレイも対応していなければならない。(Windows 7って機能を使い切るには一体いくら掛かるんだ。)

 はっきり言って一般の人がWindows 7を使ってこれまでと同じことをするというのなら、デメリットはあってもメリットはない。

 今まで使っていたワープロソフトや映像編集用のソフトが使えなくなる可能性があるし、プリンタのような周辺機器も使えるかどうか定かではない。

 最悪これまで使ってきたソフトや周辺機器を全部買いなおすハメにもなりかねない。(可能性はゼロではなく、それよりもかなり大きい。)

 64ビット版を使いたいというのなら更にその危険性は高まると言って間違いない。

 一般の人がWindows 7を使いたいと言うのなら、市販のプリインストールモデルを買い、更にこれまでの資産が無駄になる覚悟の元で導入する必要がある。

 その覚悟が無いのなら、XPを使い続けるべきだ。

 ただ、XPではなくVistaを導入しているのなら、7でもソフトや周辺機器がまともに動く可能性が飛躍的に高まるので導入を検討するのも悪くはない。

 というか、VistaのようなOSよりは7の方がいくらかマシなのでそういった場合には買い換えた方がいいだろう。(Vistaが快適に動く環境ならば7は全く問題ないはずだ。)

 一般の人はどこかのお偉いさん(又は、ペテン師まがいの記者が書く記事ね。)がWindows 7はXPよりもいいなんて話を聞いても鵜呑みにしない方がいい。

 あれは単なる売りたいが為のキャッチコピーに過ぎない。

 具体的にどこがどのようにいいのか述べていないし、よく売れているなんて言っても、ではどれくらい売れているのか、しっかり提示してくださいよと言ったところで、「Vistaの1.54倍だ。」とか「98より売れ行きがいい。」なんて抽象的なものばかりだ。(Vistaが元々売れて無いだろ。そのVistaの販売本数もいっしょに述べない点が既に胡散臭いよ。)

 商品に自信があり言っていることが正しいというのなら、グダグダ言ってないてはっきり出せるものは出しなさいと言いたい。

 大体ね、こういうパターンというか、こういった状況にあるときって大抵うまくいってないんだよね(笑)。

 何を言おうが、世間はWindows 7をVistaの改良版、Vistaのセカンドエディションか又はサービスパック程度にしか考えていない。

 それでいてあの価格は消費者が絶対納得いくものではないことは明らかなんだ。

2009年11月1日日曜日

PS3 vs Xbox360 vs Wii 現行機種三国志その結果

 あるところで、家庭用の据え置き型ゲーム機への思い入れが強すぎるあまり、まるで新興宗教のように崇めている信者のような人達がいるという話があった。

 私自身も度々、2ちゃんねるのスレッドやその他のゲーム系掲示板において、信者とおぼしき人々が、不毛な言い争いをしている光景を目の当たりにしている。

 そういうこともあって、据え置き型ゲーム機をどれも所持していない中立的な立場から私が独断で、どのゲーム機が優れているのか考察してみようと思う。

 まずは、それぞれの累積販売台数を見てみよう。

 Wii    国内累計:860万台 全世界累計:5400万台

 PS3    国内累計:360万台 全世界累計:2500万台
 
 Xbox360 国内累計:110万台  全世界累計:3200万台

 これを見る限り、国内外ともにWiiがぶっちぎりの圧勝。

 PS3とXbox360は国内外でねじれ現象が起きており、国内ではPS3が2番目に多く、世界全体ではXbox360が2番手につけている。

 ハードウェアだけが売れれば、優れているのかという声が聞こえてきそうなので続いてはソフトの方へ目を向けてみよう。

 まずはWiiから

 Wii
 
 国内第1位:Wii Fit … 353万本

 国内第2位:Wii スポーツ … 352万本

 国内第3位:はじめてのWii … 269万本

 世界第1位:Wii Sports … 4912万本
 
 世界第2位:Wii Play … 2453万本
 
 世界第3位:Wii Fit … 2254万本

 続いてPS3

 PS3

 国内第1位:メタルギア ソリッド4 … 70万本

 国内第2位:龍が如く3 … 49万本

 国内第3位:バイオハザード5 … 48万本

 世界第1位:Grand Theft Auto IV … 590万本

 世界第2位:Call of Duty 4 … 470万本

 世界第3位:Metal Gear Solid 4 … 428万本

 最後にXbox360

 Xbox360

 国内第1位:スターオーシャン4 … 20万本8千本

 国内第2位:ブルードラゴン … 20万3千本

 国内第3位:テイルズ オブ ヴェスペリア … 19万本

 世界第1位:Halo 3 … 1000万本

 世界第2位:Call of Duty 4 … 787万本

 世界第3位:Grand Theft Auto IV … 728万本

 ソフトの面から見てもWiiが文字通り桁外れの強さを国内のみならず世界でも示している。

 一方、PS3は国内外ともに一桁違いで離されるという苦しい状況が見て取れます。

 そしてXbox360は極端な結果になっており、国内はあまりにも寂しい状況、ミリオンヒットは奇跡でも起きない限り不可能です。

 逆に世界では1千万本を超えるヒットを放っており、辛うじてWiiとの“桁違いの差”からは難を逃れている。

 「いやいや、物が売れればいいという話でもないだろう。」なんてそれでも後に引かない少し頑固な方もいるかもしれない。

 「ゲームはクオリティの高さで、その良し悪しが決まるんだ。」みたいなことを思っておられる人もいるかもしれないが、Wiiのゲームがクオリティが低いとは到底思えない、だがおそらく言いたいのは大方グラフィック面のことを指しているのではないかと思われる。

 PCなどでもゲーム用のベンチマークを用いてグラフィック性能を測るのが通例となっているようにゲームにおいてグラフィックは大きなウェイトを占めるというのはもはや常識だ。

 それでは、スペック的に拮抗しているPS3とXbox360の勝負となる。

 この両機のいわゆる信者と呼ばれる人々は日夜アツイ戦いを繰り広げていることは、よくご存知だろう。

 売り上げを仮に人気投票のようなものだとすると、前述したように国内ではPS3、世界全体ではXbox360ということになる。

 では、ゲームそのものの中身についてはどうだろうか?

 それぞれの機体で専売されているものについては、ゲームそのものが違うし、ジャンルも異なる場合においては比べようがない。

 そういったわけで両機種ともに販売されている、同じゲームで比べてみるのが最も適切かと思われる。

 しかし、この結果は既に出ている。

 先日発売された「BAYONETTA」等からもわかる通り、全く同じゲームが両機で販売された場合、「BAYONETTA」に限らず、PS3では必ずと言っていいほど、何らかの不具合や劣化しているとの情報が一般のユーザーから寄せられている。

 この話題になるとPS3派の方が言うのはWindowsからの移植またはXbox360からの移植であるからだなどと言うのがお決まりだ。

 これについてはPS3という機体がXbox360よりも安く、スペック的に劣るというのなら私も何も言わないが、実際にはそれとは逆で、Xbox360と値段が同等か場合によってはそれ以上であり、さらにスペックに関しては上回っているなどと言う売り文句であるにも関わらず、それでいて完全移植は無理ですなんてことは、到底納得できない。

 というわけで売り上げを度外視した結果においてはXbox360に軍配が挙がる。

 まとめると、誰でも手軽に楽しめて、多くの人達と話題を共有したいのなら世界標準機とも言えるWii。

 グラフィックに妥協を許さず、今考えうる最高の家庭用ゲームを求めるならXbox360。

 ある程度のグラフィック能力と、国産機ということにこだわるのならPS3を選ぼう。

日本で9240円(税込)の『FINAL FANTASY XIII』が海外では5399円(定価)で発売予定。

 以前指摘したように、やはり日本だけ値段が高かった、しかもこれまでになく異常に高い。

 海外では、通常の価格帯である5399円(1ドル(米)90円で換算)でPS3、Xbox360ともに販売されるのに対し、日本ではPS3のみで販売ということに加えて9240円という異常事態。

 その差額なんと、3841円!!

 “一番日本のゲームがコストパフォーマンスが悪い”の中で指摘したものよりも格段に値段が違いすぎる、最悪だ。

 ゲーム業界のおこぼれに与っているような、読者や消費者に直結する話題に無頓着なゲーム情報(CM)サイトなどでは年々増加傾向にある開発コストに対して値段を上げるのも止む無しといったことを言っているが、海外ではゲームメーカーが価格を据え置いていることに対しては、どうなのかと問いたい。

 外国では10ドル値段が上がるだけで、大騒ぎになるので怖くて止めた(言えない)なんていう、いつもの内弁慶な姿勢はいい加減嫌気が差す。

 それとも海外では日本よりも発売が遅れるので値段が安いのでしょうか?

 いいえ違いますね、それならこれまでにも同じようなケースがいくらでもあったのでこれくらいの差額がついていなければおかしいのですが、実際にはそのようなことはありませんでした。

 なにより逆のケース、日本の方が発売が遅れる海外ゲームを日本のデベロッパが販売する場合においては逆にローカライズに金が掛かったなどと称してこれまた海外よりも値段を釣り上げています。

 ローカライズしていないものであっても同様です。

 販売権(マージン料)を獲得する為に金がかかったと言っても、これもまた反対に国内で作ったゲームを海外で販売する際には国外のデベロッパを通じているわけですから言い訳にはなりません。

 これはゲームのみならず、その他の家電製品にも言えることですが、価格競争がシビアな海外では容易に価格を引き上げるのが困難なので、それを国内市場で穴埋めをしようという、よくある企業の汚いやり口でしょう?

 これでは国内の消費者(ユーザー)を軽視していると思われても仕方ありません。

 日本が、かつてのような好景気に沸いているならまだしも、それどころか経済不況によりデフレ状態が長らく続いている時に、このようなことは考えられないような愚かしい行為。(都合の良い部分だけを切り取ったようなデータを基にし、都合の良い話題を望んでいる卑しい人々から金で飼われている専門家が何を言おうとデフレはデフレですよ。)

 不況に強いと言われるゲーム産業が長らく続く経済不況の影響を少なからず受けている今、期待の大作『FINAL FANTASY XIII』を売り込もうと既に首に手の掛かっている状態の崖っぷちゲームジャーナリスト達が躍起になっているが、あなた方はそれよりもまず、読者やユーザーの視点からものを見るべきだ。(口先だけのユーザー視点に立ってなんてエセ文句はもう必要ないですよ。)

 いつもはコピー商品や海賊版は、けしからんみたいな奇麗事を言っているが、こういう類いの連中に限って職を失った際、金に困ると真っ先に警察のご厄介になるタイプが多いんだよね。

 あなたは大丈夫ですか?(笑)

 ようするに私が言いたいのは、このまま企業目線から消費者を単なる金づるみたいに考えていると、ゲームメーカーもそれを取り巻く連中も共倒れになる危険性があるってこと。

 他人事だから自分には関係ないけどね(笑)。

2009年10月11日日曜日

PS3版『BAYONETTA』が残念な件

 10月8日に『BAYONETTA』の体験版が解禁になりましたが、早速PS3版とXbox360版を比較検討された方がいたようです。

 個人的には据え置き型の次世代機を所持していないので関係ないのですが、『God of War』の女版みたいな感じだなと思いつつ『BAYONETTA』を注視しておりました。

 その『BAYONETTA』のPS3版に早くも疑問符が付きそうです。

 画面を見て頂ければわかる通り、PS3版の方はXbox360版と比べ明らかにオブジェクトが削られています。
 
 それに全体的に薄暗く明度がはっきりしてません。

 Xbox360版は対照的にコントラストが明確です。

 それ以外にもPS3版ではカメラワークが遅かったりもしているようです。(フレームレートの落ち込み?)

 以前からXbox360版の映像をPS3版と誤って(?)公開したりPS3版は怪しさが漂っていましたが、不安が現実のものとなったようだ。

 ちなみにXbox360版の開発はプラチナゲームズが行い、それをセガがPS3へ移植した模様。

 このPS3版『BAYONETTA』の出来を移植を担当したセガの所為にするのか、開発の困難なハードを生み出したソニーの所為にするかは判断が分かれるところですが、せっかくPS3 Slimという新型モデルを出したばかりだというのにPS3の前にはさっそく暗雲が立ち込めているようです。

 移植の出来は別にして、ゲームそのものに焦点を当ててみると、『BAYONETTA』にはイージー・オートマチックモードというものが搭載されており、動画等で確認してみたところ、ただボタンを連打しているだけで簡単にコンボが繋がり大技である召還魔法のようなものも簡単に繰り出せるようです。

 これにはちょっとがっかりしました。

 どこかのへっぽこゲーム論客のようなコンボも組めないヌルゲーマーの為に用意したものなんでしょうが、これじゃ爽快感も何もあったもんじゃない。

 ボタンを押しているだけでいいのなら、何もしないで済む動画を見ているだけの方がよっぽどましだ。

 少し期待していただけに、PS3版の出来も含めて残念な結果となりました。

 ここで紹介したものは、あくまで体験版の比較なので今後改善されることを願いましょう。

(news source:Destructoid

一番日本のゲームがコストパフォーマンスが悪い

 前回、海外では販売されるゲームが通常より10ドル高いだけで、騒ぎになるというのに日本では既に更に価格が高いということをお伝えしました。

 そういうわけで今回、では具体的にどの程度高いのかめぼしい作品をチョイスして比較してみましたよ。

※全て1ドル(米)90円で換算

Call of Duty:Modern Warfare 2(輸入版)
PS3   日本 8,987円 海外 59.99ドル(5,399円)
Xbox360 日本 7,986円 海外 59.99ドル(5,399円)

コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2 (スクウェア・エニックス)
PS3   日本 7,980円
Xbox360 日本 7,980円

BAYONETTA
PS3   日本 7,980円 海外 59.95ドル(5,395円)
Xbox360 日本 7,980円 海外 59.95ドル(5,395円)

BAYONETTA(輸入版)
PS3 日本 7,979円

鉄拳6
PS3   日本8,379円 海外 59.99ドル(5,399円)
Xbox360 日本8,379円 海外 59.99ドル(5,399円)

鉄拳6(輸入版)
PS3   日本7,979円
Xbox360 日本7,979円
PSP   日本5,319円 海外 39.99ドル(3,599円)

NINJA GAIDEN Σ2
PS3 日本 7,800円 海外 59.99ドル(5,399円)

God of War III(輸入版)
PS3 日本 7,979円 海外 59.99ドル(5,399円)

グランツーリスモ
PSP 日本 5,480円 海外 39.99ドル(3,599円)

ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー
DS 日本 4,800円 海外 34.99ドル(3,149円)

Wii Fit Plus(バランスWiiボードセット)
Wii 日本 9,800円 海外 99.99ドル(8,999円)

Wii Fit Plus(ソフト単体)
Wii 日本 2,000円 海外 19.99ドル(1,799円)


 Wiiが比較的差額が少ないように思われますが、後は大体2,000円程、日本の方が値段が高いようです。(酷いものでは3,000円近くありますね。)

 これは定価を元にしているので実際はもう少し安いのですが、海外も当然値引きしているので差額はあまり変わらないようです。

 10ドル(900円)どころか20ドル(1,800円)では済まないくらい日本のゲームは海外と比べ価格が高いというのを覚えておくと良いでしょう(笑)。

2009年10月5日月曜日

ボビー・コティックCEOは本当に悪ティビジョンなのか?

 何かと世間を騒がせているActivisionのCEOボビー・コティック氏ですが、メディアが言うように本当に悪者なんでしょうか?

 ここのブログはいつも辛口(からくち)だから、こういうタイプが一番嫌いだろ?なんてスキルの足りないへたクソオヤジゲーマーならそう考えるかもしれませんが、いえいえ現実はそんなに甘くはありません、個人的にはむしろ好感を抱くタイプですね(笑)。

 海外にも押し売りで有名な某新聞社のナベツネさんみたいな人がいるんですねーと思わず笑っちゃいました。

 しかし、そのナベツネさんとは大きく違う点があるんですが、それが何だかおわかりになられるでしょうか?

 それを知るためにも最近彼が発した過激な発言を例にみてみましょう。

 Activisionを一躍業界のトップにまで押し上げた一因ともいえる代表作、「Call of Duty」の最新作「Modern Warfare 2」が通常価格よりも10ドル程高いことがユーザーの間で話題になり、批判をあびました。

 それに対してボビー・コティック氏は、『もし私に任せるなら、価格はもっと高くするでしょう。』と発言したのは記憶に新しいことでしょう。

 「Modern Warfare 2」は確かに通常よりも高い価格に設定したため批判を集めました。

 彼の発言が注目を集めたことも事実です、しかし実際に価格を更に釣り上げるようなことはありませんでした。

 ActivisionのCEOなのだから、やろうと思えば本当にやれたはずです。

 では、批判を浴びたからそれを実行しなかっただけでしょうか?

 おそらくそれも違うと思います。

 実際にはやる気もないのに非難されるのを承知で、発言したというのが本当のところでしょう。

 それなら、なぜこんなことを言ったのでしょうか?

 それは、このことを必ずメディアが記事にして、それを見たユーザーが注目することがわかっていたからに他ありません。

 ユーザーの反応を見るといったこともあるかもしれませんが、本当のねらいはメディアに採り上げられることでしょう。

 実際には何もしていないのに、過激な発言をするだけでActivision、Activisionと連呼してくれるのです。

 広告料を一銭も払っていないにも関わらず、全世界にメディアが発信してくれるのだから、笑いが止まらないでしょう。

 これはもう会社の儲けという他ありません、ActivisionのCEOという影響力のある立場を巧みに利用した戦術です。

 たとえジョーク紛いでもメディアなら大袈裟に採り上げてくれることも計算のうちでしょう。

 実際、彼の発言によってユーザーが不利益を被ったことは一度もありません。

 訴訟を起しただのなんだのという話もあくまで会社間での話であり、ユーザー個人には何も関係のないものばかりです。(ライバル社に対して嫌がらせのように訴訟を起すのも向こうでは立派な戦術のひとつでしょう。)

 では逆に日本国内はどうでしょうか。

 「Modern Warfare 2」が10ドル高いだけで非難を浴びましたが、その「Modern Warfare 2」が日本では更に10ドルも高いのです。

 ようするに北米などの通常価格より20ドルも高いのです。

 これは何も「Modern Warfare 2」に限った話ではありません。

 日本ではボビー・コティック氏が言った「私なら更に値を釣り上げる」といったことを既に実践しているのです。

 年末に発売予定の「FINAL FANTASY XIII」は日本円で9,240円、このまま海外で販売となると100ドル超えますが、それについては非難されないとでも?(国内のインチキメディアが都合の悪いことは採り上げないことはわかってる。)

 それともまた、日本だけ値段が高いのか?

 それで国内のユーザーからは納得が得られると?(そうでなくても、そう言うんでしょうけど。)

 更には、ユーザー個人に対して、やれ攻略法は載せるな、改造はするな(MODくらい認めろよ。)、クソゲーだからってなじるな、しまいには警告文を送りつけては訴訟をチラつかせるなどのコケ脅し行為。(その警告文もネットなどで公開するな、なんて横暴な振る舞い、それでいて実際に訴訟を起す度胸もない。)

 権力を傘にいちいち個人に対して裁判を行っていてはイメージダウンは免れないというのはわかるが、これじゃまるでユーザー敵視だよ。

 海の向こうでは反対にユーザーから訴えられるなんてことにもなっているじゃないか。

 ActivisionをEAに代わる悪の帝国なんて称する人もいるが、それよりもっと邪な悪の帝国が既に日本では存在しているってことだ。

 ボビー・コティック氏はジョーク紛いの罠にバカみたいに食いついてくるメディアを利用しつつ、何も言わず氏の言ったことを既に実践している日本市場を眺めていれば、自分が何もせずとも結果がわかる。

 批判を招くようなことを発言してもそれを実践しない方とそんな発言はせずとも実践している方とではどちらに本当の非難が集中するかは、火を見るより明らかだ。

 結果から言ってボビー・コティック氏は、ゲーム業界最大手のCEOだけあって、状況判断を冷静に捉えることのできる賢さとユーモラスを併せ持つ人物だというのがわかる。

 しかしひとつ判断を誤り、それを無理に実行しようとしたりすると、強行的にプロ野球を1リーグ制にしようとして大きな批判を浴びたオーナー陣のようなことになる。

 日本のゲームメーカーはどちらかというと、プロ野球のオーナー陣のようなことばかりやっているように思えて仕方ない。

2009年10月2日金曜日

カラ元気でも元気?国内ゲーム市場は盛者必衰の理の如し

 『GAMEは、元気です。』をテーマに先月開かれ閉幕したTGS2009。(元気ですと言わねばならぬところが既に悲痛…。)
 
 来場者数は去年と比べ約1万人減の18万5030人、結果からみて去年より幾分減ったとはいえ程よい感じなのではないだろうか?

 あるところではこの来場数をみてゲームはまだまだ元気などと言っているところもあったようですが、TGSの来場者数でゲームが元気かどうかわかるというのは始めて知りました(笑)。

 肝心のゲーム市場はというと現在、携帯機ではDSの「ドラゴンクエストIX」、「ポケットモンスター」、「トモダチコレクション」、据え置き型ではWiiの「Wii Sports Resort」等がいずれもミリオン越えを果し好調。

 携帯機にしろ、据え置き型にしろ、結局、任天堂絡みの商品なんて一極支配もいいとこですね。

 その他はと言いますと時期にもよりますが、かなり寂しいことになっています。(良くて10万~20万前後、それ以外は1万にも満たないものがごろごろしている有様。)

 現情だけでみると玉石混合の状態と言える。

 出せば売れるという時代は既に過ぎ去ったと感じている人も多いかと思うがまさにそうだ。

 玉の部分だけ見れば、それこそゲームはまだまだ元気なように思えるかもしれないが不安要素は少なからずある。

 それはいずれもシリーズものばかりということだ。

 上記からいえば「トモダチコレクション」は違うようにも思われるが、このゲームはSimsの影響を少なからず受けているというのが有り有りだ。(絵柄が異なるだけで、海賊版辺りと何ら違わない。人のものを盗ってはいけないよ(笑)。)

 故に、シリーズものでなくても似たようなものを遊ばされているという部分においては変わりない。

 TGSに限らず展示会等で公表された新作等にも同じことが言える。

 毎年のように展示されている「ファイナルファンタジー」、「ドラゴンクエスト」、「龍が如く」、「パワフルプロ野球」、「太鼓の達人」。(この内、ファイナルファンタジーとドラゴンクエストに関してはスピンオフやリメイク作品等も含む。)

 他にもあるかと思うが、これら顔なじみの作品は来年もまた展示されることだろう。(最悪、再来年もその先も、、だな。)

 その中でもファイナルファンタジー系列は酷いな、何でもかんでも頭(かしら)にFF付ければいいってもんじゃないでしょう?(もうチョコボは食い飽きた。)

 ドラゴンクエストはDSへの移植があらかた済んで、ドラクエXを発売した後には、今度は据え置き型にリメイク作品を移植するのか?(次からはドラクエVIIIのように皆なるのかい?)

 「龍が如く」お前はシェンムーの廉価品だろ?このシリーズそのものがシェンムーファンへの裏切りだ。(いつになったらシェンムーの続編出るんだよ。)

 「パワフルプロ野球」これは選手データの無料アップデートだけで十分でしょが。

 「太鼓の達人」…お前は何なんだ(笑)。

 ソフトからハードに話題を移すと今度は別の問題が見えてくる。

 次世代機と言われて久しいWii、PS3、Xbox360の三者だが、既にその賞味期限は限界に近い。(次世代機と言うよりも現行機と呼ぶ方が正しいか。)

 管理人はこのいずれも所有していない、それには管理人の台所事情もあるのだが他にも理由がある。

 まず海外ゲームを好む私としては、Xbox360を選びたいところだが、どうもXbox360は故障率がやたら高いらしいので却下。(壊れて動かなくなったらどんなに優れた製品でもクズ鉄だ。)

 PS3は値段が他に比べ割高なのをクリアできたとしても、同じゲームをXbox360と比べた場合、初期の頃は若干PS3の方が出来がよかったはずなのに最近ではXbox360よりパフォーマンスがでなかったり、フレームレートの落ち込みを回避するために解像度が低くなったりと、不利な状況が続いている。

 これはPS3がXbox360よりスペック的に劣るというよりは、その作りにくさからきているものだと思う。

 しかしながら、プロが束になってもそのポテンシャルを引き出せないのなら、その性能は無いも同然のものであり、Xbox360より下回っていると言われても仕方のないこと。

 それでいて値段が高いのはユーザーとして納得できかねる問題だ。

 更に最近ではPS3の故障に関しても話題が持ち上がっており、死の黄色いランプなどと称して海外のテレビ番組でも取り上げられるなど不安が尽きない。

 もっと言えばPS3は消費電力が異様に高く、それはハイエンドのパソコンと同等かそれ以上なのも頂けない。

 薄型のPS3 Slimが登場したことにより、その爆裂な消費電力も初期型と比べ約半分になっているとはいえ、Wiiと比べればそれでも圧倒的に高い。
 
 では最後に残ったWiiを選ぶべきなのか?

 残念ながらWiiは良作に恵まれているものの、カジュアルなゲーム主体ということもあり私の好む海外ゲームの移植が限りなく少ない。

 あったとしてもPS3やXbox360と比べ明らかにスペックが下回る事情から、完全移植というわけにはいかないのが現状だ。

 というわけでどれも選べないという状況が続いており、本当の意味での新型、次世代機の登場を待ち望んでいるのだが、今年何も発表がなかったということは、どんなに早くても来年公表して、その次の年ぐらいに発売だろうから、まだ先は長い。

 海外のアナリストの意見では現行機が最後の据え置き型になるなどという、絶望的なコメントもあったが、これは現行機を可能な限り引っ張りたいというメーカー側の要請に答えたものかオンラインストレージゲームを促進したい崇高なわけでもおありなんでしょう。

 将来、据え置き型が消えてオンラインストレージゲームだけになるなんて到底思えない、スペックの向上によりかさみ続ける開発費を可能な限り長く抑えておきたいというメーカー側の本音を代弁したようにも思える。

 しかしそれではゲームそのものの向上は見られないのも事実。

 現在、試行錯誤した結果、それなりにグラフィックの向上などは図られてはいるが、目に見えて違いが出るというようなところまでには到っていない。(大方、想定の範囲内なんだよな。)

 PS3やXbox360でモーションコントローラーの発売も予定されているが、ご存知のように発売当初からWiiでは実装されているので、とても新感覚とまでは呼べない。

 しばらくは“似たようなゲーム”ばかりを遊ぶことになる不遇の時期を過ごす事になるだろう。

 
 ここでまた、ソフトの話題に戻しますが、“似たようなゲーム”と言えば、あのレイトン教授のナゾ解きシリーズが帰ってくるそうです。

 しかもまた3部作(汗)。

 前回、『最後の…略』なんて副題につけられていたので、これで完結か?なんて思った人も少なくないと思いますが、少しネタバレになりますが、あれは“時間旅行”が最後という意味だったというのはクリアした人ならわかったことでしょう。

 メーカーから言わせればシリーズ3部作の最後という意味も込めたんでしょうけど、やる前からタイトルを見ただけでそんな気はしてましたよ、次もまたあるってね。

 そんなわけで前作を遊んだ方は、「やっぱりか!」なんて思ったことでしょう。

 ていうか、個人的にはレイトンシリーズ最大のナゾ、レイトン教授の帽子の中身がわかっただけでもうお腹一杯なんですが(笑)。

 それにね、謎解きゲームとしてはよく出来ている方かもわからないけど、アドベンチャーゲームとしてはどうかなって思うよ。

 そこらじゅうにナゾが散りばめられていて、コンプリート目的に隠されたナゾなんか探す為にわざわざ寄り道までしてナゾ解きに終始するわけだけれども、それだとストーリー展開のテンポが非常に悪くなるんだよね。

 ナゾはストーリーに絡めてもよさそうなものを必要最低限に絞って、残りはおなじみのおまけ要素で山ほど問題を用意すればいいんだよ。

 でもレイトン教授のアドベンチャー部分ってそれだけでみるとかなり、短いんだよな。

 その辺りは、もう少し内容を濃くしなけばいけないかもわからない。(ムービー連発はいらないよ。)

 ナゾの部分でいうと後半に出てくるパズルは長くて面倒。

 ここのメーカーは攻略サイトに攻略法を載せるな、なんてわけのわからないことを言っていたこともあったが、あんなパズル一日中眺めてられるかよ。(それでいて攻略本を売ることには反対しないんだろ?)

 何の権限があってあんなこと言ったのか知らないが、一日中ナゾと睨めっこなんて人間もDSもバッテリーが持ちませんよ(笑)。

 
 そして、いよいよ年末には皆さんお待ちかね(?)「FINAL FANTASY XIII」(以下FF XIII)の発売ですよ。

 業界関係者がこぞってこの「FF XIII」の売り込みに奔走しているというのは知る人ぞ知るナゾ(笑)。

 それもそのはず日本では今のところ「FF XIII」はPS3のみで販売する予定なのだが、まだPS3でミリオンヒットがひとつもないのだ。(海外ではXbox360の存在も無視できないためXbox360でも発売するみたい。)

 それを危惧してか、PS3 Slimとの同梱版も出るらしい。

 同梱版とかバンドル版というと聞こえはいいように思えるけど、ようするにこれって抱き合わせ商法だよな。

 限りなく黒に近いグレーって感じ、ものは“白い”ようだが(笑)。

 そのお値段何と驚きの41,600円、今ならFF XIIIも洩れなくついてきますってやつです(笑)。

 よ、4万て、、そんなの国の財政が苦しいと知りつつ、生活するのに何も困っていないにも関わらず定額給付金を受け取ったような“さもしい金持ち”仕様じゃないですか!(笑)。

 PS3を既にお持ちの方、新たにPS3 Slimを購入した方にはソフトの代金だけで済みますが、そのソフトも9,240円と通常より高め。(PS3 Slimは既にPS3所持者が買い直したというのが巷ではもっぱらの噂。)

 もちろん、その代金に見合うだけのものがご用意されていることと当然のように思いますが、いかがかなスクエニさん?

 私個人と致しましては、JRPGに嫌気が差しておりますので、さらさら買う気がございませんが言わせてもらうとすれば今時韓流ドラマでもありえないような、陳腐な恋愛ドラマや悪の帝国のような、いかにも悪もの組織と戦うというのが、みえみえなストーリーはいい加減止めなさいよ。(グラフィックが向上するごとにその稚拙さが露わになっている。)

 それにね、いくらがグラフィックが向上したとはいえ、コマンドをポチポチ選択していくだけのことに変わりないわけだから、見た目はスーパーファミコンテイストであれば十分だよ。

 それだったら買ってもいいよ(笑)。(長ったらしいイベントシーンはスキップできるようにしてね。)

 しかし、コテコテの内容でもJPRGをこよなく好む人が少なくないのも事実で、ドラクエIXなんかはトリプルミリオンを遥かに超えて、ドラクエVIIを追い抜き歴代最高の販売本数になる見通し。

 FF XIIIについてはPS3ということもあり、ハードの販売台数からしてもポケモンやドラクエIXのような売れ行きにはならないでしょう。

 それでも業界関係者からすれば、PS3初のシングルミリオンぐらいは突破したいところでしょうけどね。(それぐらいはやってくれないとPS3に先はないよな。)

 個人的には買う気ないんで、売れようと売れまいと全然関係ないんですが、目先の利益ばかりに目がいってると足元すくわれますよ。

2009年9月21日月曜日

強引な話題性作り虚しく空振り、しょっぱい結果

 空前のというか空転のゲーム業界、相次ぐ販売不振は既に末期状態とも呼べる様相を呈している。

 そんなゲーム業界の風潮を危惧してか、最近では強引とも言えるような話題性作りによって状況を打開しようとする動きが見て取れるが功を奏していないようだ。

 最近の主な事例を見てみるとまず挙げられるのが『428 ~封鎖された渋谷で~』発売前から散々話題作りに終始していたにも関わらず売れたのはたったの1万7千本。

 これは発売から3日間という短期間における数字だが、それにしても少ない。

 その後は10位以内にもランクされず、あえなく圏外だ。

 失敗の要因としては、まずノベルというジャンルをPS3という最新の据え置き型で出すべきものだったのか疑わしい。

 はっきり言ってこの程度のものならPS2でもやれたはず、それを無理やりPS3で販売することに無理があった。

 更に、価格が7140円というのも頂けない。

 同程度の価格の物と比較して技術的にも開発予算的にも釣り合いがとれない。

 消費者の感覚からしてみれば、ノベルという時点で既に陳腐化したものであり、ネット上に無料のアマチュア作品がごろごろ転がっている現状からすると、多く見積もっても2500円程度が妥当である。

 次に、発売直前になって不自然とも言えるくらい急にメディアに取り沙汰された『ラブプラス』。

 おそらくこれは、販売メーカーが各メディアに広告料のバラ撒きを行ったものと思われるが、結局販売本数は6万8千本と振るわなかった。

 上記の2つに限って言えば、おそらく技術の高等化や製作の長期化による開発費の高騰を抑制する為、それを既存の技術や枯れたジャンルによって穴埋めし、利益幅を増やす狙いがあるのだろう。

 しかし結果はご覧の様な有様である。

 これらとは少し違った例でみると、幹部の「まだ死にたくない」という悲痛な発言で注目を集めたマーベラスエンターテインメント(以下マーベラス)の『王様物語』がある。

 王国ワラワラRPGというよくわからないジャンルではあるが、こちらは更に手酷いことになっているようだ。

 驚くことに販売本数は現在わずか6千4百本という関係者が聞いたら涙物の結果だ。

 個人的な見解としては『王様物語』そのものはそれ程悪い出来では無い様に思える。

 むしろ興味を惹く部分があることも事実だ。

 しかしながら購買意欲が沸くかと言えば、そこまでには至らないのも事実。(なによりWiiを所持していない、持っていたとしても今なら任天堂の『Wii Sports Resort』を手に取るだろう。)

 マーベラスの作品については、『王様物語』に限らず『NO MORE HEROES』や『朧村正』等にも、同じことが言える。

 否定的な意見ばかり陳べているが私自身がマーベラスを毛嫌いしているわけではない、むしろマーベラスの開発者達の気概や情熱が過去の作品からも、よく伝わってくるので好意的な程だ。(『NO MORE HEROES』では技術力が、『朧村正』ではその意気込みがよくわかる。)

 しかし、何かが足りない、もう一押し足りない。

 それは何かと言えば、オリジナリティが足りない、『Grand Theft Auto』の影響をまったく受けなかったと言ったら嘘になる『NO MORE HEROES』、過去に幾たびも体験したことがあるような『朧村正』(2Dアクションとしてはトップクラスの作り込みであることは皆が認めているところだが。)そして、多少乱暴な言い回しかもわからないが、『王様物語』はピクミン風だ。

 どれも丁寧に作られているのが痛い程よくわかるが、いつかどこかで見たようなゲームばかりなのは否めない。

 「マーベラスと言ったらコレ!」と誰でも知っているような看板タイトルが存在していれば、その他のゲームにも多少なりとも影響を与えていたはずだ。

 その点において惜しいのが『牧場物語』だ。

 有名タイトルではあるがもう一伸び欲しい、それが出来ずにいるのは初作から中身がたいして変わっておらず、ゲーム内で出来る“作業”が増えているだけにしか思えない点だ。

 伸びしろのあるゲームだと思うので更に煮詰めて誰でも知っているような看板タイトルに押し上げてほしい。

 その他に売れない理由があるとすれば、マーベラスは商売下手だ。

 『428 ~封鎖された渋谷で~』や『ラブプラス』のような行き当たりばったりのような捨てゴマタイトルならいざ知らず、『王様物語』のような数年かけて作り込んだ自社の主力製品を何も、あの世界的王者ポケモンにぶつけることはないでしょう。

 その辺りもどこか職人気質のマーベラスっぽいのだが、総じてゲーム自体は惜しい作りなのが本当に惜しいので更に頑張って頂きたい。

 続いては先日、富野氏から既に終わってる、商品の再生産をしているに過ぎないと名指しされたガンダムです。

 バンナムから発売された『機動戦士ガンダム戦記』は正にそのものズバリの商品だ。

 このメーカーが作るガンダムは期待してやってみるとアレ?ってな感じになり、新しく出たから次こそは…と思ってやってみるとやっぱりアレ?ってな感じになってしまうことで有名です。

 しかしガンダムの熱狂的ファンや中身なんかどうでもいいガンダムコレクターというブレない(?)固定層がいるおかげで販売本数は21万。

 これを多いとみるか少ないとみるかだが、やはり微妙というしか他ない。

 わずか1日で140万本という化け物ポケモンや出す度にミリオン連発の任天堂のゲームと比べるとやっぱり…ねぇ?

 消費者の経済状況を反映してか、極端に売れるものとそうでないものとにハッキリ分かれているのが見て取れる。

 絶対にハズレのない手堅いものやユーザーが本当に欲しいゲームだけを厳選しているのが伺える内容だ。

 年末商戦を控えている今の時期で選べるものが限られているとはいえ、ゲームによって機種が違うとはいえ、出て行くものが出て行くユーザーの懐は一つなのだから、当然の結果と言えるのかもしれない。

 ユーザーの声に応えてイベントを行ったゲーム(ポケモンなんかは世界中から要望が殺到?)と頼まれてもいないのにメーカーが“仕掛けた”イベントを展開したゲームはまるで先日の衆議院選挙を見るかのように勝ち組と負け組が明確になっているようですが、これを関係者はどのように捉えているのでしょうか?。

 わかっておられない人は「夢よもう一度」なのでしょうね(笑)。

 最近よく見かける話題性作りとしては、今海外で話題のとか、海外で話題になっているらしい等の表現が見受けられる様になった。

 日本ではまだ発売されていないが、一例を挙げるとすれば『MadWorld』がある。

 このゲームはモノクロを基調としながらも血だけは赤い色を用いて強調するという独特のスタンスと残虐な描写が持ち味だ。

 血が赤く残虐な描写というのはこれまでにも数多くあったのでモノクロという部分だけが独創的と言われればそれまでなのだが、個人的には関心のあったゲームである。

 北米で今年3月に先行発売されたのだが、売れ行きの程は評判ほどではなく12万3千本程度で芳しくない。

 『MadWorld』の失敗点は機種の選別にあると思う。

 Wiiは現在最も売れている据え置き型のゲーム機であることから、その点だけについて言うならば、この機種を選別したのは間違いではないと言えそうなものだが、実際にはそう単純な話ではない。

 Wiiでこれまでに発売され人気のあるゲームはカジュアル系のゲームであり、それをプレイしているのはライトユーザーが大半を占める。

 だからこそ、コアユーザーがプレイするようなゲームはWiiでは稀であり、開拓の余地があると考えるものわかるが、これは無謀とか無茶と言うよりバカである。

 既にWiiを所有しているライトユーザーを振り向かせ、Wiiをまだ所持していないコアユーザーを本体と同時に購入させるというのは、生易しいことじゃない。

 それ程のチャレンジが可能なのは、すべてのユーザーを一つのゲームで牽引するだけのビッグタイトルでなければ不可能な話で、まして世に名も知られていないような新参者がやるようなことでは決してない。

 素直にこの手のゲームはXbox360で発売し様子を見るべきであったと言える。(出来ればPC版で発売して欲しいのだが。)

 操作部分に関しては、別にヌンチャクコントローラーでなくてもアナログスティックやマウス等でもやれたはずだ。

 Wiiは他の機種と比べスペック的に劣るのでそのままでいいというわけにはいかないかもしれないが、ハイデフに対応するだけでも結構いけるハズ。(モノクロの部分は残しておいた方が絶対にいいが、もう少し見やすくした方がいいかもしれない。今のままだと少々眼が疲れそうだ。)

 国内でも販売が決定している『MadWorld』だが、個人的には興味を惹くものの国内で販売となると不安が残る、というより尽きない。

 何故なら、あの『Gears of War 2』ですら、発売直後ベスト10内にランクインしただけでその後はあっさり姿を消しているからだ。

 この手のゲームは最初に買う者だけが買ってそれっきりというパターンが多い。

 比べたくはないのだが、マニアックなギャルゲーをその筋の方が購入するのと似通った経路を辿ってしまう。

 『MadWorld』についても全く同じような展開に陥る可能性があり予断ならぬ状況と言えよう。

 目を覆いたくなるような残虐性と同様の結果にならないことを祈るしかない(笑)。

 海外市場を意識したゲームや元から海外で開発され売れたゲームなどは国内でどうも売れ行きがよくないのは、未だに根強く海外ゲームへのアレルギーが残っているからだろうか?

 マーベラスの『NO MORE HEROES』は海外ではそれなりに評判になり、北米で20万本を売り上げ、これに欧州の分も含めると40万本売れた。(大ヒットとまでは呼べないが海外であまり知られていないメーカーとしては頑張った方ではないだろうか?)

 その『NO MORE HEROES』も国内ではたったの4万本しか売れなかった。(これも機種選別に誤りがあったかもしれない。せめてPS3で販売していれば…。)

 これらのことから海外の評判や話題といったものが、必ずしも出鱈目であるとか当てに出来ないというわけではない。

 彼らの批評は的を得たものであるし、過大評価もされておらず適切だ。

 しかしながら、彼らは素直に良い点をピックアップし的確に指摘しているものの、全体の評価として良いとまでは答えていないように思える。(良いとは言ったけど自分で金出して買うとまでは言ってないよ、ぐらいに思っていないとえらい目にあう。)

 何故なら、それを示すかのように実際にはそれほど売れていないからだ。

 海外での良い評判というものは参考程度にはなるが、クリエイティブな部分のみを採り上げているだけでゲームとして全体の批評をしているわけではないと考えるのがよさそうだ。

 もちろん、そういった論評ばかりではないのだが、少なくとも国内における“海外で話題”と言われる部分においては、そういったものが多いように思う。

 最後に年末商戦が控えているが、勝者のいない激しい食い合いとなるのか、それとも一強他弱になるのか楽しみだ。

2009年9月4日金曜日

ガンダムは終わってる バッサリ富野由悠季氏

 ゲーム開発者向けのイベントCESA Developers Conference 2009(CEDEC 2009)において機動戦士ガンダムの生みの親として知られる富野由悠季氏が基調講演を行った。

 ※媒体によって内容がマチマチで内容も長いので詳細は省く。
 “CEDEC 2009 富野由悠季”辺りで検索すればいくつか引っかかる筈なので個々で確認して欲しい。(媒体によってどこに違いがあるのか見比べてみるのもおもしろい。)

 演目から「慣れたら死ぬぞ」などと、相変わらずの富野節は健在。


・アニメは今も昔も認められていない


 話は1960年代のアニメ業界を取り巻く環境から語られている。

 当時はアニメや漫画といったものは不遇に扱われ映画やテレビ業界といったものと比べ下に見られていたという。

 今でこそアニメや漫画は一般的になりつつあるが、それでもアニメや漫画が映画だということを認めてもらえないというのが現状らしい。


・業態や組織が固まってくると動脈硬化をおこす


 アニメ業界の前に映画業界がありゲーム業界の前にアニメ業界がある。

 そしてゲーム業界は30年が経ち業態や組織が固まると同時に動脈硬化を引き起こす恐れがある。

 これを打破する為にどうしたらいいか前の時代を経験している者として知っていることをゲーム業界に伝えることには意味があると思い講演を引き受けた旨を話した。


・慣れたら死んじゃう、それだけ


 先人の立場から言わせてもらえば基本的に「慣れたら死んじゃうんだよね。それだけなんだよね。」に行き着くらしい。

 それを踏まえた上で、ゲーム業界に限らず30年ぐらい経って、次の30年、50年を考えたとき基本的にハウツーは無い、あるなら自分が既にやってる、ここでしゃべるのは自分にもわからないからだなどと、なんとも核心を突いたというか的を得た発言が飛び出す。

 それ以外にも自身の作品であるガンダムについても語られている。

 今年ガンダムが30周年を迎え、この先を考えたときガンダムは既に終わっている、商品の再生産を行っているにすぎないと述べている。


・ハードウェアを売ること自体が悪


 ここまでくるともう止まらない止められない富野節、続いてはゲームそのものが悪というゲーム業界関係者を前にしての大胆発言。

 ここでいうゲームとは一般的にビデオゲームなどと呼ばれるものを主体に進められているものの、それだけに留まらず、かつてからあるテーブルゲームなども含めた大きな枠組みにおいてのゲームと捉えられる。

 ゲームが癒めごとというのは怪しい無駄に時間を消費する生産性の無いものだと考えてほしいと苦言を呈し、電子ツールを使ったゲームなんてものはエネルギーを消費しているだけだから何億台というオーダーでハードウェアを売ること自体が悪であり、またガンプラなども同様で全くエコではないと言い切っている。


・目標の百分の一でも達成できれば、その時代のトップに立てる


 「我々人類は知恵がある。時間を消費せず,欲求を満たすものをやってほしい。それが僕からの願いです。きっと無理でしょうね。」

 じ、自己完結?(汗)

「最下層と言われ続けてきたテレビや漫画の仕事をしながら、自分の理想像だけをずっと意識してやってきた、いつかあのじじい黙らせてやる、そう思ってやってきた。」

 「目標は決定的に高いところへ置き、その百分の一でも達成できれば、その時代のトップに立て、現状の自分に満足することがなくなる。」

 似たようなこと考えている人は多いように思えるけども現実化している人は一握りな感じがしますね。


・宗教は物事を考えなくて済むが、時代を構築できない


17世紀までの人類は信じることで物事を判断してきた、信じてさえいればものを考えないで済む宗教が必要だった。

 「なるほど、その通りですね。」なんてへなちょこゲーマー兼ライター風ならそう答えそうな場面、だが実際はこういった話題に関してはスルー。

 宗教にあることが真理だとするならば、全部突破できる筈。(うむ、たしかに全然突破されていない、それどころか改変を余技なくされているような…)

 宗教を信じている人が新しい時代を構築できるかと言えば違う、原理原則だけで物事を判断してはいけない、独自に考えるということをしていかなければいけない。

 17世紀に入ってから人類は“地動説”のような物事を観察してから判断することを覚えた。

 ここまでの話を聞くと現代でも宗教を信じている人って17世紀以前の化石のような人類に思えてきた。


・夢をもう一度、そんなことは絶対ないんだよ


 アニメ、ゲーム、宗教ときて週刊少年ジャンプにまで話は及ぶ。

 ジャンプは1994年をピークに発行部数が落ち込み続け、「ONE PIECE」や「NARUTO」といったものの連載で少し持ち直したと話す。

 ブ、BLEACHやその他は?眼中に無い?いやいやファンが何と言うか知りませんが言わんとすることはわかりますよハイ(笑)。

 話は更に続き、問題なのは少し持ち直しはしたが最高値へは絶対に戻れないということ、さっきから言ってる判断力の無い人は、習い性に陥って、「夢をもう一度」をしょっちゅうやるわけ、そんなの絶対ないんだよ。ジャンプのケースで明確に言える。

 などと爆弾発言、関係者が聞いたらなんと言うか、またまたバッサリ斬って落とした。


・CG作成ツールには個性が無い


 CGソフトウェアは道具、その道具をいかに使うかを考え、己がセンスで作品を仕上げなければいけないなんてことを言われたが、それは嘘八百。

 筆やペンなら個人それぞれみんな違う線が描ける、でもCGを作画する道具には個性が見えない、例えばキーボード打った瞬間とか。

 100人や200人、場合によっては500人がかりで作画した美女100人の顔がみんな同じ。

 道具に規制されているにも関わらず、クリエイティブな部分が残されていると思っている人が多くてビックリ。

 絵を描く作画に関していえば、CG用のソフトウェアもかなり対応できるようになったので、デザイナーから絵描きの仕事に移行しつつある、今後はもっと自由に作画できるのではないかと思っているそうだ。

 言われてみれば、フルCGアニメやゲームに限らず、最近のアニメを見渡してみると、似たような色使いや見た目はいかにもCG用のソフトウェア使って作りましたみたいなのが多く、代わり映えしない。


・技術や道具を使うことに振り回されている


 次の話題に対して、60年前、無用の長物とわかっていて作ることだけを優先し、どのように使うのか深く考慮することも無しに戦艦大和を建造してしまったことを例に挙げた。

 現在使われているCGや開発環境などの道具は使うことだけに振り回されて、これら道具を使ってなにを表現するかという思考回路が遮断されている。

 使うことだけに精一杯になっていて10年後に耐えられるものをここ10年考えられていなかった。

 なぜならこの10年テトリスがいまだ現役でそれを超えるものが現われていないのが証明。(海外に目を向ければ他にテトリスを超えたものがありそうなんだけど、テトリス自体旧ソ連製なんだよなぁ。)

 氏の発言には一理あり、たしかにこれまではハードウェアの進歩に合わせたゲーム作りが成されていた。

 今でもそれは変わらないが、国内に限ってみればハードウェアの進化に技術力が置いていかれているようにも思える。

 ようするにこれまでのゲーム作りの方程式ですらままならないのが現状だ。

 こんな技術があるから、このようなゲームになった、が今までのゲーム作りだったので、それをこんなゲームが作りたいからこのような技術を構築した、というようになるのは至難の業なのかもしれないが、やらなければ先は無いだろう。



 今回、富野由悠季氏の基調講演を読んで感じたのは、氏が団塊だとかRなんたらとかいう世代の枠には収まらない人物だということ。

 中年のカリスマであるとかナナロク、ハチロクといった、つまらぬ流行語にみられるような同年代、同世代にこだわるような小っさい器ではないというのが印象的だ。(語呂だけを意識してか6というなんとも中途半端な数字に対するこだわりが既に小さい(笑)。)

 歯に衣着せぬ物言いとよくいわれるが、自身の作品(ガンダム)に対してすら、「既に終わってる」なんて言える人間が他にいようか?

 大抵は、過去の栄光にしがみついて恥ずかしげもなく自画自賛するか、周囲から持ち上げられているにも関わらずいい気になっているかのどちらかだ。

 続編に次ぐ続編を連発して小銭を稼ごうとするせこい連中や、大手ゲームメーカーなどに対し、使い魔の如く媚びることで生計を立てている自称ゲーム評論家や専門家に氏の爪の垢でも煎じて飲ませてあげたいくらいだ(笑)。

 個人的な忠告として、まず続編の連発だが頻繁に出しすぎるとユーザーは、どうせ次すぐでるから来年買おうなんて思っているうちに、作品そのものから遠ざかっていつのまにか忘れ去られることになる。(一度離れると途中からまた手を出すことへは躊躇するもの。)

 次、業界そのものが繁栄しないことには、その存在価値すらままならない評論家or専門家(共に自称である、ライセンス制でもなければ選挙で選ばれたわけでもない。)諸君だが、誰かの受け売りのようなウンチクをまるで自分で考えたかのようにもっともらしく語り、雑誌広告のような記事にまとめ上げて、はい終わりみたいなことは今後しない方がいい。

 そんなことより、幼稚園児並みのゲームスキルを少しは研いて、上級者の世界を少しは体感した上でないとレビュー記事は、単なる映画や読書の感想文と違いがないですよ。(見ただけ、聞いただけではお話にならない。)

 なにより、へなちょこのままじゃ何ら説得力がない。(出来もしないのに言うなってやつですよ?)

 極めつけは、なまっちょろい開発者や評論家or専門家の意見を拝見すると、彼らの考える将来のゲーム像は単に現在の映画(実写)並みのグラフィックになり、少しばかりAIが賢くなっただけで、ゲームの内容自体は現在と違いが無いものを遊んでいるように思える。

(GPUの向上によって写実的なグラフィック表現、GPGPUやCPUの向上で物理エンジンやAIの強化による高度な表現(群集や緻密な破壊表現等。)が可能になり、それがうまくできるようになったところで既存の、RPG、FPS、RTS、等と内容が変わらないものであるならいらない。)

 その程度の想像力や発想力しかない人達が開発や評論しているのかと思うと幻滅するしかない。

 ようするに、彼らの言う将来のゲームと現在のゲームとの違いは表現力の違いでしかないわけだが、それだけではゲーム業界に未来(さき)はない。


 久しぶりにすがすがしい内容(?)の富野氏の基調講演にこれ以上水を差したく無いのでここまでにしておきます。

2009年8月31日月曜日

祝!!自公大敗 !民主躍進

 既に大きく報道されているので今更感は拭えないですが歴史的政権交代ということで一応書いておきます。
 
 別に民主党支持というわけでもないんですけね、前政権が酷すぎました。
 
 自民優勢なんて伝えていたバカなところもあったようですが、あれは揺り戻しに期待してのことでしょうか?(見込み違いもいいとこ。)
 
 政権交代に対して落胆する声も…なんてふざけた記事も見かけましたが、選挙なので当然落胆しているのは負けた少数派ということになります。
 
 より多くの人がそれとは違う意見をもっていたということなんです。(多数派を尊重するのは民主主義として当然。)
 
 選挙前に選挙買収と言っても過言ではない定額給付金のバラ撒きをやった結果がこのザマです(笑)。
 
 ところでその定額給付金ですが、生活するのに困っているわけでもないのに受け取ったさもしい金持ちの方々は何に使ったのでしょうか?
 
 伝え聞かないところをみると公にできないようなことに使ったんでしょうな(笑)。
 
 他には無理やり実施されたエコポイントなどは民主党が否応無く引き継がなければならないようで、まったく余計なことしてくれたもんだと民主党の方々は思っていることでしょう。
 
 大体、生活に必須というわけでもないのに何故テレビにエコポイントがつくわけですか?(テレビがつくのなら他にいくらでもついてよさそうなものがありますね?)
 
 完全デジタル化に向けて普及を促す為というのを百歩譲って認めたとして、電力消費の激しい大型テレビ程エコポイントが多くつくってどういうこと?
 
 これじゃ家電量販店が普段から取り入れてる通常のポイントと何ら違いがないでしょ。
 
 存在そのものが怪しげでその評判の悪さから普及の妨げになっているB-CAS問題も未だに解決していないというのにとにかく売れればいいなんて考えは浅はか。(テレビに対して無駄に税金投入しすぎ。)

 エゴイストが考えたエコ制度なんてものは机上の空論、一部の人間の懐を満足させるにすぎないもので環境は少しもよくならない、それどころか一層悪くなる。

 前政権の悪政をいくら採り上げてもきりがないのでこの辺にしておきますが、政権交代によって国民生活が少しでも改善すればいいですね。

2009年8月30日日曜日

期待よりも不安をおぼえるゲームにみられる兆候

 発売前か後かに限らずプレイする前から不安になってくるようなゲームにみられる兆候をまとめてみた。

 ・掲載されているスクリーンショットがやたら小さい。
 携帯ゲームならば原寸大よりも小さくなければ問題ないと思うが、そうでない場合明らかにグラフィックに自信のないあらわれ。(画像が意図的にぼかしてある場合も危ない。)

 ・公式サイトが消滅している。
 人気が持続しているゲームの場合、比較的古いものであっても残っているので、早い段階から公式サイトが消えた場合は危険信号だ。

 ・ネット上のどこにも攻略サイトがない。
 プレイヤーの人口が極めて少なく、需要がないということなので手を出すことなかれ。

 ・クソゲー オブ ザ イヤーにノミネートされている。
 大賞は言うに及ばず、ノミネートされているだけでも問題なので手を出さないほうが無難。

 ・版権モノ
 主にバ○ナムのゲーム。
 過去の実績からここの版権モノが非常に危険度が高いというのはあまりにも有名。

 ・いつもベタ褒めのゲーム情報サイトが苦言を呈している。
 これは相当ヤバイ、なかったことにしよう(笑)。

 ・シンプルシリーズ。
 当たるも八卦当たらぬも八卦。

 ・理由はよくわからないが人権擁護団体や宗教団体が抗議している。
 触らぬ神に祟りなし。

 ・やたら露出度の高い女性キャラ、萌えキャラを前面に押し出している。
 エロ要素以外は普通の麻雀ゲームやシミュレーションゲームだったりする。

 ・ゲーム自体よりも宣伝している芸能人の方が話題になっている。
 典型的な話題先行型、ゲームの内容に自信があるならこういったやらせは必要ない、むしろ逆効果。

 ・ベスト版よりオリジナルのほうが安く売られている。
 バグ取りなどが施されている場合があるので素直にベスト版を選ぶべし。

 ・ユーザーか専門家かを問わず評価が割れている。
 賛否両論となっている場合、クソゲーとまでは言わないものの何らかの問題を抱えているケースが大半なので一般人は買うな、だ。

 ・開発責任者や販売元の取締役が申し開きを行っている。
 メディア等で内容が詳しく語られていなくても、相当な批判を浴びているということなので内容如何に問わず手を出すな。

 ・ゲームとは直接関係無いようなメディアがこぞって注目している。
 例:セカンドライフ

 ・専門家が仕事上紹介しただけでプライベートでは全然プレイしていないゲーム。
 確証は持てませんが彼らの語り口調から判断できますね。(一体何が専門なんでしょう?)

 ・誰でも遊べるが売りのゲーム。
 誰でもではなくへたれゲーマーに狙いを定めたもの。
 コアゲーマーからは存在しないのと同意で、結局へたれからも無視されるようなゲームが多いので注意が必要。

 ・子供から大人まで楽しめるゲーム。
 上記と似たようなもの、実際にはそれほど幅広い世代で楽しめるものではないのが大半を占める。(おもしろさとは関係なくただ簡単なだけ。)

 ・専門家なのにへたれでレビューが参考にならない。
 自分でやれないからか上級者のプレイを参考にして評価が語られている。(体現できないのなら攻略サイトを丸写した方が早いですよ。ていうか専門家失格。)
 これはゲームの内容よりも実際に自分でプレイするまで判断しかねるという意味で不安。

 ・1週間で10日分はプレイしないと追いつけないゲーム。
 これは主にMMORPGに見られる現象。
 知り合い等から紹介され始めても追いつくまでに死ぬ程やらなきゃいけない。(その知り合いが廃人クラスの場合、一生追いつけない可能性有り。)

 ・販売元が既に存在しない。
 ゲームの権利が他所へ譲渡されているならまだしも、完全に消失している場合何の保証もサービスも受けられない。


 4つか5つにするつもりが20個も書いてしまった。
 21個目は各々の判断で想像してみてください。

2009年8月28日金曜日

速報!! 酒井法子やはり起訴される!

 酒井法子容疑者が東京地検から覚せい剤取締法違反の罪で起訴されました。
 
 以前このブログでも不起訴はないだろうと言いましたが、やはりそうなりましたね。

 証拠が後から沸くように出てくる状況は推定無罪どころか確定有罪でしたから当然の結果ですが。

停滞するJRPG

 夏の風物詩である甲子園も終わってしまいましたが満足いく結果になったでしょうか、それとも思わぬところでコケちゃいました?
 
 次に控えるのは衆議院選挙、待ちに待ったというより“待たされた”感が強いこの選挙ですが何だかやる前から結果がここまで見えているというのも珍しいですね。

 ようやく圧政から解放されそうです(笑)。(何故かあまり伝えられませんが、ねじれ国会が解消ですよ?)

 そんな魔王のようなバラモス政権(?)崩壊を記念する前祝いとして今回はJPRGについて語りたいと思う。

 依然として国内で販売されるゲームの主力であり続けているRPGは海外でもJRPGと呼ばれ、良い意味でも悪い意味でも通常のRPGと分けて考えられている。

 まずJRPGの特徴を簡単にまとめてみようと思う。

 ①東アジア特有とでも言うか大抵はアニメチックな表現で人物等が描かれている。

 ②ストーリーは本筋をひた走る一本道のリニア式。

 ③時間さえかければ誰にでもクリア可能。

 ④主要となるキャラクターの大半が未成年。

 ⑤冷静に考えればバカらしいと思えるようなお約束が多数存在する。

 悪い意味でもJRPGと呼ばれると言ったがJRPGの特徴がそのままJRPGへの批判に繋がっているように思える。そこで上記で記したJRPGの特徴から具体的に何が良くないのか一つずつ考えていきたいと思う。


 まず①だが、ヘアカラーはまるで信号機のようにカラフルであり、色は系統を表す要素でもある。
 
 赤色で逆立った髪の場合は、まずもって火を自在に操るキャラだろうし、黄色は雷や光で青は水や風(場合によっては緑)といった具合だ。

 目は大きく顔全体の3分の1程にもなり、アゴは鋭利な刃物のように尖っている。

 よく見れば化け物にしか思えないが、これらの要素が含まれないとダメという人種も中にはおり、それ以外の人にとってはマイナスでしかない。


 次に②だが、小さいクエスト等がいくらあってもそれらの先にエンディングはなく、すぐに行き先が途切れる小枝であって本筋にはまったく影響しない。

 終盤のちょっとした選択によってだけエンディングが変わるものもあるがそれまでの本筋に違いはないものが大半を占める。

 大層遠まわしな言い方で大げさに物語を語られていたりするが、最後のボス一匹を倒すためにその他全てがあるというのが共通した内容。

 
 次に③は、JRPG最大の特徴であり、低スキルな猿でもできる最高の救済措置である。(剣だか如意棒だか知らないが小突き続けていけば強くなるのである。)

 しかし始めて5分、10分で終わる(全クリ)というのはバグや仕様でも無い限り達人ゲーマーでも絶対有り得ず多くの時間を誰でも強要されることになる。

 必要とされる多くの時間というのがレベル上げと呼ばれる連続戦闘や、おつかいと呼ばれる作業によって消費される。

 特におつかいと呼ばれるものはJRPGの全てと言っても過言ではなく、チュートリアル部分から始まり果ては最終決戦まで続くことになる。

 JRPGにおいては肝であるこの作業部分を働き蟻か奴隷のようにこなせる廃人を勇者(ツワモノ)と呼ぶ。

 
 続いて④であるが10代前半から後半、現実で言えば中高生が主要な人物として登場する。

 そのせいか学園ものがテーマになることも少なくない。

 学校に対する不平不満を陳べながらもゲームに限らず漫画や映画といった多くの分野で学園ものが少なくないのが日本の不思議。

 縛られるのは嫌だとか言いつつ③でも話したような作業を強要される学校のような空間を望む人が多いからこそJRPGは国内で売れるのかもしれない。(逆に自由度は極めて低い。開発者や評論家が自由度が高いと言っているのは宣伝文句のようなもので口先だけ。)

 問題となりそうなのは未成年が敵を殺して金品を巻き上げたり、他人の家や店に勝手に入り込んで略奪紛いのことを平然とやるというもの。

 現実では救世主や英雄ではなく窃盗団と呼ばれる部類だと思われるがJRPGではそれが当然のように許されるのである。

 これらは社会的常識から見ていかがなものかと思う。

 よく見ればGrand Theft Autoとやってることは違わない。(絵柄に騙されてはいけない。)

 戦場へ子供を駆り立てるという点も海外では問題になってるようだ。

 ゲームの9割は戦争ものと言っても差し支えない、しかし子供が先陣を切って戦うのが当然みたいな世界はJRPGを置いて他にないだろう。

 この辺りの認識の甘さというのはMMORPGのサービスなどに見られるようなガチャガチャなどにも現れている。

 ギャンブル性の高いものを大人や子供関係なく提供してしまう辺り以前袋詰めのカード販売が海外で問題視されたことへの教訓が生かされていないように思える。

 欧米では常識と思われていることが日本へはいつも遅れて伝わってくるものなので日本人の多くがこれらのことを理解するのにはしばらく時間がかかるかもしれない。

 
 最後に⑤であるが、これは多数あるので選別に苦慮するが代表的なものを挙げるとすれば、必ず町の入り口にいるNPCなどがある。

 「○○の町へようこそ!」と旅人と断定している口調や何度もバカみたいに繰り返すキュウカンチョウのようなところをツッコミたくもなるがそれは置いといて、何故入り口付近に立っているというだけで唯の町民が勢いよく挨拶してくるのかわからない。(看板だけあればいい。)

 これが「永田の町へようこそ!」だとか「歌舞伎の町へようこそ!」だったらおかしいと思うはずだ。(そんな奴いないよな。)

 他にはNPCへ話しかけるとそれらしい噂話やヒントを頂けるのだが、その口調とは裏腹に避けては通れない命令事項(イベント発生)である。

 その命令(イベント内容)に従った行動をしない限り決して先へは進めない。

 時には関所を通るため、時には船を貸し出してもらう為などの交通規制が主な理由。

 一番命令してくる可能性の高いのがおじいちゃんNPC。

 大抵は長老や村長の肩書きをもっておりときには大魔法使いである。

 ちなみに母親NPCは宿屋のおばさんであり大神官同様の完全回復能力がある。

 父親NPCは戦士系で長い間行方不明。(既に死んでいるか最初から存在しない場合も少なくない。)

 そしておばあちゃんNPCは占い師。(世界かしこに占いババがいる。)

 虫の息であるおじいちゃんNPCが「最期に○○が欲しい…」なんて一言でも発したら、それがどんなにくだらないガラクタアイテムであったとしても、その結果がつまらないものであったとしてもイベントが発生した以上、最終的にそれは魔王(ラスボス)打倒にもつながる絶対命令だと受け止めなければならない。

 そのラスボスが潜む大型のダンジョンには最大最強のラスボスキラーとも言うべき武器がご丁寧にも放置されている。

 武器以外にもこれまで入手してきたモノとは比べようもないくらい極めて優秀なアイテム群がプレイヤーを待っているハズだ。

 見事ラスボスを倒すことができればエンディングだが、それで冒険は終わりじゃない1周目より有利な条件で2周目を強要するものや、更にその後の世界を自由に旅する場合はそのうち本編のラスボスより強力な敵の存在に気づくことだろう。

 ラスボスの後にさらに強い敵という具合に順序よく強い敵が現れるのもお約束の1つだ。

 これらお約束は水戸黄門の始まってから45分以降にならないと印籠出さないみたいなものと同じで普遍の原理。

 大いなるマンネリを好む民族性に特化した内容だと思うが最近では流石にそれも限界が見えてきたように思える。

 
 すべてを総括すればJRPGとは、未成年のアニメキャラ(3Dの場合マネキン風)が無駄に時間のかかる一本道のおつかいをこなしながら最後のボス一匹を殺すためのゲーム。

 似たようなキャラクターに似たようなストーリー展開にこれまで体験したことがあるような細かいおつかいを挟みながら小ボス、中ボスと順々に倒していき、最終ボスを倒すというのは既にマンネリを通り越してパクリの域にある。

 これではいずれユーザーから見放されるのは時間の問題。

 JRPGの縛りルールがある限り既存のJRPGユーザーが10年後もJRPGをやり続けているなんてことはありえないだろう。

 世代交代を繰り返しながら新規参入を促したところで減ることがあっても増えることはないように思える。

 国の政治と同じでJRPGもチェンジしなければならない時期に差し掛かっている。

 この転換期にうまく立ち回ることができた開発メーカーだけが10年後もJRPGで成功を収めていることだろう。

 その他にも言いたいことはあったのだがそれはJRPGに限らずその他のゲームにも当てはまることなので次の機会にでも書きたいと思う。

2009年8月19日水曜日

悪用されるDLC

 夏と言えば野球に関心のない方でも知っている甲子園。
 
 連日カンカン照りの中、熱い戦いが繰り広げられていますがご贔屓にしている学校は生き残っているでしょうか?

 それとも今話題の派手な逃走劇を繰り広げた酒井法子ことのりピー容疑者のことで頭が一杯ですか?(不起訴になるなんて言っているところもあるようですが麻薬を所持していた事実は変わらないのですからそれは無いでしょう。量が少なければ麻薬は持ってていいなんてことにはならないでしょう?)

 その手のことに関してはインチキメディアに任せてほったらかしにするのがウチの信条なので次へ行きます(笑)。

 ようやく本題に入りますがその前に、現在Wiiウェア、バーチャルコンソール、ゲームオンデマンドといったサービスを通じて家庭用ゲーム機からゲームそのものや追加アイテム、シナリオ等をダウンロード購入できるようになっていますがここではそれらを一括してDLC(ダウンロードコンテンツ)と便宜上呼ぶこととします。

 そのDLCですが上記でも述べたようにゲームを丸ごと一本ダウンロードするものもあれば既に購入済みのゲームに新たな追加要素を施すものとの2種類に大別できるので分けて考えていきたいと思います。

 まずゲームを一本丸ごとダウンロードできるものについてですが、これはパッケージ販売などはリスクが高すぎて容易にできない中小のゲーム開発会社にとっては大きなメリットがありユーザーとしてもより多くのゲームに触れることが手軽にできる良いサービスです。

 大手のゲーム開発会社にとっても中古品の影響を受けずに値段を設定できる点は大きいのではないでしょうか?

 大作ゲームなどでは容量が大きすぎてダウンロード販売は現実的でないものもありますが体験版などであれば費用対効果からみて十分なのではないかと思います。

 良いことばかりのような気もしないではないですが、言いたいこともあります。

 かつての名作などをダウンロード販売すること自体は悪くないのですが、現在のゲームと比べると明らかに陳腐化した古びた作品(ファミコン等)を1つ1つバラ売りするのはいかがなものかと思う。(ロックマン9のようなファミコンテイストの完全新作ならバラ売りでも納得できる。)

 PC等ではかつての作品とは言ってもそれほど時を経ていないものが無料で解放されているのを目の当たりにしているのでどうしても色あせて見えるし、乱暴な言い方をすればケチに思えてしまう。

 ファミコン程度の作品なら自社の作品ぐらいまとめて安い値段で販売するぐらいの器量を見せてほしい。(まとめたところで容量もしれてるでしょ?)

 それに以前にもDLCではないにしてもファミコンソフトの移植で販売したこともありましたよね、今後も次世代機が出る度にファミコンゲームを再出荷するのでしょうか?

 はっきり言ってファミコン程度のものならサービスとしてそろそろ無料にしなさいよと言いたい。

 唯でさえユーザーは通常のゲームの値段にすら不満を抱いているというのに…(とにかく安くしろなんてユーザーが言っているみたいなことを書いてあるところもあるが同じゲームが海外より値段が高いってのはどういうことかって言ってんの。)

 次に、更に問題のあるゲームの追加要素等を販売しているものについてですが、これは酷いものは本当に酷い、海外ではぼったくり詐欺なんて呼ばれてるものまであったりなんかします。

 よくあるものでユーザーから嫌われているDLCの代表格と言えば、既にデータが入っているにも関わらずそれをアンロックキーで解除するというものが挙げられます。

 これには「アンロックキーがコンテンツなんですか?」と自然な疑問に抱かれることでしょう。

 その他には、DLCとして価値があるとは思えないような小物アイテムの数々。

 購入せずともアンロックは可能だが、その手間を省くことができるチートプログラム。(チートコマンド等の裏技入れておけば済む話。)

 悪質なケースになると完成品を100とした場合、明らかに80程度を通常パッケージで販売し、残りをDLCとして分割販売したようなもの。(始めから作っておきながら、容量も十分足りるというのにあえて入れずに未完成品を販売なんて悪質極まりない。)

 これらはいずれも、DLCというものがなかったらパッケージにすべて収められていたであろう物であることは言うまでもない。

 以前ならおまけ程度の物をあえてDLCに名を変え、分けて売っているに過ぎず実質値段の底上げに悪用されている。

 以上のような追加DLCと呼ばれる物もこれまでPCのFPS等のゲームで追加の武器やマップが当たり前に無料でアップデートされてきたのを見ている身としてもどうしても納得がいかない安いものばかりだ。

 だからといって今回取り上げたような質の低いDLCばかりだというわけではもちろんない。

 十分過ぎる程のボリュームで無料というDLCも中にはあるが、それに国産ゲームが含まれることが無いのは非常に残念なところではある。

2009年8月11日火曜日

そらきた!オペフラの続報だ!!

 Operation Flashpoint: Dragon Rising(もう長いからオペフラねwそれともOFDR?)は2009年秋に発売予定ということもあって続報を一日千秋の思いで待ち望んでいた方も少なくないのではないかと筆者は勝手に判断している。

 巷じゃ、このオペフラをへっぽこオヤジゲーマーがやたら力説して売込み中だともっぱらの噂だ。(ARMA2も熱心に売り込んでいるらしい。)

 そのオペフラなのだが公式サイト(日本語を選択しちゃ駄目)のムービーでハードコアの内容が明らかにされている。

 英語で解説しているので何を言っているのかチンプンカンプンだがパッと見てわかるのはHUDが消えていることだ。(詳しく知りたい方は直接公式サイトで確認するか厄介な問題に無頓着な情報サイトを確認してみてくれ。)

 リアル志向を前提としているので元々から視界の中にクロスヘヤや残弾数が写りこんでいるのは不自然だ。
 
 それが解消されるわけだから、いつもはHUDは重要とかHUDは画期的発明だなんてほざいている人も黙り込むに違いない。(代弁してくれる人でも探しますかのう…)

 その他にもゲームのイントロムービーなどが掲載されているので気になる人は見ておくとよいだろう。

 ムービーを見る限りにおいてはまるで映画を見るような演出が満載で臨場感抜群。(Modern Warfareも顔負けしそうなくらい。)
 
 アサルトライフルを用いた射撃などを見た感じでは、腕に覚えのないへたれゲーマーでもバースト撃ちなどをすれば十分に当てられるように補正されているので該当者も一安心といった感じだ。

 私個人としてはこのオペフラを意外にも(?)冷静に見守っているのだがARMA2は所々疑問点があったのでそれが解消されていればいいなと思っている。

2009年8月7日金曜日

人気投票や評価システムのあり方について

 ゲームに限らずネットの到るところでランキング形式による評価を見かけますが運営元が独自で判断したようなもの(読者が選んだかのように偽装したものも含む)はともかく、一応読者の意見が反映されるものも中にはあります。

 一見すると信憑性の高そうな気もしますが実際はそうでもありません。
 たいして売れてもいないし人気もないのに異常に高評価されたものなどを見かけたことがある方もいらっしゃるでしょう。

 何の意図かはそれぞれでしょうが大抵は熱心な信者による工作活動というのが大半のようです。
 
 熱心な信者を装った関係者や委託された者による活動など悪質なケースもあるようですが今回の場合それは置いておきます。

 ネット上で異様に人気があるからといってそれを鵜呑みにしてリメイク作品や続編などを発売すると現実はたいして売れないという結果に繋がっているケースもあるようです。

 逆に作品そのものは素晴らしいのに意図的な工作活動により低い扱いを受けてるものなどは実際にはさほど影響もなく売れていることからユーザーがきちんと判断していることが伺えます。(もちろん売れているかいないかだけが良いものかどうかの基準ではありません、ドラクエIXのようなケースもあります。)

 問題は本当に質の低い作品を冷静な目で読者が判断している場合ですね。

 これには関係各社及びそれらの子飼いである名ばかり部外者の方々はお困りになるようです。

 極力それらの“正しい評価”に関して触れずに蓋をしてしまおうという愚かで安易な行為に走ってしまうんですね。

 自らが反論しても説得力がないと思うからか代弁者を用意して非難回避に努めるわけですが、その代弁者も所詮は関係各社の子飼いにすぎませんから読者からみればかえって不信感を招く結果になっています。(イメージ的に悪いばかりか人的コストが掛かる分だけ会社の損失になっています。ひいては無駄な資源、無駄な浪費となりエコロジー的な考えからもマイナス。)

 何も語らず問題から退避したい場合においてはランキングそのものに手を加えるんですね。
 
 あやふやな計算方式を持ち出してランキングの操作を行うわけですが、これでは運営側のさじ加減ひとつでどうにでもなるわけですからこれは評価の体を成しているとは言えません。

 又、評価している人の数が少なすぎる場合も問題ですね。
 
 これは評価が高いか低いか問わずあまり意味がありません。
 
 これでは規定打席に満たない打者を打率4割だの5割だのと騒いでいるのと同じです。
 
 10人前後かそれ以下の人数の評価では偏りがでるのは当然のことだと思います。

 評価システムはある程度まとまった人数の平均得点で十分だと思います。(大抵、真っ当なサイトではそうしてますよね。)

 ただ、ネットという媒体の特性から同じ人間が何人もの人間を偽り何度も投票してしまう問題があると思います。

 これは結構厄介な問題で簡単に防ぐ術がありませんが、その点に関してメジャーリーグのオールスター選出の投票システムはなかなか考えてあるなと思わされます。

 あれは一人につき30票もの投票が可能という一見すると何で?と思えるようなものなのですがよくよく考えてみればわかることです。

 別に連続投票する人が30票という投票回数に満足するというような単純なものじゃありませんが、勘の良い方ならすぐにピンとくると思います。

 ここでそのからくりを言ってしまっては意味がないし、悪質な人に対策を考えられては困りますからそれは伏せますが、サイトを運営する人達にもMLBぐらいの知恵は出してもらいたいなと言いたいわけです。

 信頼できる適切な評価システムがないとユーザー側も、どの情報を信用すればいいのか混乱するわけで、そのせいで購入しようかと考えていたものを思い止まることにもなりかねません。

 それは開発メーカーやそのメーカーが作った商品によって生かされている業者にとっても不利益を被ることになるので考慮すべき要因だと思うのです。

2009年8月6日木曜日

ゲームのあれやこれや

 何とかいう専門情報サイトから今や何でもありの兼業情報サイトへ変更を余儀なくされた(理由はよくわかりませんが。)ところで話題のドラクエIXを、ことの他お褒めになっていた方々は連日のようにワイヤレスによるマルチプレイで吹き出しメッセッジーを惜しみなく使いながら(え?使ってない?そんなバカな!)プレイなさっていることと思いますがいかがお過ごしでしょうか?

 今回はどういうわけかいつもより前倒ししてお送りしたいと思います。

 以前少し話題に触れたLeft 4 Dead 2ですか、非難を受けてか否か前作とのクロスプレイを検討中とのことです。

 決定ではないので確かなことは言えませんが実現すれば早期の続編に反対していたファンも納得するでしょうか。

 それとは別にLeft 4 Dead自体にも新たな動きがあったようです。

 今年9月に大型の追加ダウンロードをPCとXBOX360に対して行うことが決まりました。

 中身はCrash Courseと名付けられた新たなキャンペーンを追加するとのこと。

 このCrash CourseですがPCは無料でXBOX360は7$の有料配信になるようです。

 わずか7$ですが、これにはXBOX360ユーザーが不満を露わにしている模様。

 Valveはゲーム作りは一流ですが最近何かとこの手の話題が後を経ちませんね。

 これより少し深刻な問題がスクウェア・エニックスに持ち上がってます。

 ファイナルファンタジーXIの北米ユーザーから500万$以上の損害賠償を求める集団訴訟を起されている件についてです。

 これも以前から報じられていることなのでご存知の方もおられると思いますが新たに提出された訴状の内容から詳細がわかってきたようです。

 それによると月額利用料の未払いや解約後90日でゲームキャラをはじめとするコンテンツIDが削除されることを明確に伝えていないことに対する訴えとのこと。

 私自身はファイナルファンタジーXIを未経験なので利用料を支払い続けないとまた最初からやり直し、何度も遊べる仕様になっているとは知りませんでした(笑)。(日本でも同じなんでしょうかねぇ?)

 こういうのを途中で投げ出さないようにするうまい工夫というのでしょうか(笑)。

 ユーザーの足元をみたこのやり方に関係者も一様にメーカー側の肩を持つことでしょうな。

 さ、続きましてはガラッと話題を変えてへっぽこ兵隊オヤジご推薦Operation Flashpoint: Dragon Risingです。

 これはドイツの話なので恐縮ですがPC特別版になな、なんとヘルメットがついてくるというものです。

 Operation Flashpoint系列のゲームを悪く言う奴は許さねぇなんて思っているそんな頑固オヤジゲーマーならなんとしても手に入れたい一品ですね。

 このヘルメットを被って臨場感あふれる映像が映し出されるディスプレイの前に鎮座すればそれこそ気分はもう戦争なこと請け合いです!

 最後にさわやかな風のような話をしたところで今日はお開きとさせていただきます。

2009年8月5日水曜日

「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」販売本数339万本突破 VII超えなるか?

 早くも「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」(以下ドラクエIX)が販売本数339万本を超えたそうです。

 方々で話題を提供してくれたドラクエIX、騒動が起きたことなど知らぬとばかりにきめ細かいサービスを信条とする良心的な情報サイト群ではこぞってこの話題を取り挙げております。

 評価に関する話といえば、発売前からあれほど持ち上げていたにもかかわらず各情報サイトともに賛否両論などと微妙な言い回しに終始(笑)。

 しかし、339万本というのは驚異的、シリーズ最高の売り上げを誇る「ドラゴンクエストVII ~エデンの戦士たち~」(以下ドラクエVII)が持つ389万本を超えるのも時間の問題ではないかと思われます。

 339万という数を目の当たりにしますと、まるで被害者数339万人のような気もしないではないですが、それはここだけの話にしておきませんと売り上げに貢献なさっている共犯…もとい関係者の方々からおしかりを受けそうなので自主的な守秘義務とさせて頂きたい(笑)。

 これだけ圧倒的な売り上げをみせるドラクエIXですから発売前から期待していた人はもちろんのこと有り難くも高く評価なさっていた方々は連日のように外で見知らぬ人々とワイヤレス通信を通してあいさつを酌み交わしつつプレイなさっているに違いない。

 どれくらいやり込んでいるのか気になるところですが、ネタバレになるということで出せませんかね?(笑)。

 ドラクエVIIは相当なボリュームだったので膨大な時間を要しますが、それに比べて比較的こじんまりしたドラクエIXなんてあっさりクリアしちゃって最高Lv目指して日夜コンプリートまっしぐらって感じでしょうか?

 後に、ドラクエIXは最高の売り上げを記録したがシリーズ中では最○の作品だったなんて言われなければいいですけどね。

2009年8月4日火曜日

ゲームにおけるリアリティとは何か?

 リアルさを売りにしたゲームは昔からあるが、ここではFPS(1人称視点シューティングゲームの略称)に焦点を当てて話を進めたいと思う。
 
 そのアクション性の高さとシューティングという従来からある要素を取り込んだゲーム性により、管理人がプレイするゲームの中でも頻度の高いゲームジャンルとなっているFPS。
 
 1人称視点ということもあり美しいグラフィックばかりではなくリアルな挙動や演出にも凝ったものが多いジャンルの1つである。
 
 海外では特に人気のあるジャンルでありゲームの主力として最新技術を惜しみなく導入されることでも有名だ。
 
 そのFPSには大きく分けて2つある、スポーツ系かリアル系かというものだ。
 
 FPSにはSF調的なものも少なくないが、それらは大抵スポーツ系に属する。
 
 ではリアル系はというと第二次大戦ものか近代戦などの現実的な要素を盛り込んだものに多く見受けられる。
 
 私自身は第二次大戦か近代戦かを問わず遊んでいるが、俗にリアル系と呼ばれるものはあまりしていない。
 
 それは何故かというと、リアル系と呼ばれるわりにリアルでは無いと感じているからだ。
 
 リアル系と呼ばれるものの中には、視点を移動させただけでモーションブラーがかかるものもあるが現実に左右に振り向いただけで残像がでるようなことはない、あくまでカメラ越しに見た映画的な演出だと思う。

 狙ったところへ後から遅れて視点が移動するというのもおかしいと思う。
 本物の銃なんて扱ったことなどないが、光線銃などを用いたゲームでそんなことになった覚えは全くない。

 リアル性を装ったものは命中精度が若干押さえられているが、それでもあの命中精度はないと思う。

 あれが現実なら陸上兵士の主力武器はスナイパーライフルになっていることだろう。

 現実では走っているどころか歩いている場合であってもヘッドショットを狙うのは至難の業。

 第一現実では頭などは狙わず体の中心を狙うのが基本だ。

 ニュースなどでイラクに駐留しているアメリカ兵がスナイパーライフルなどで銃撃されるような場面が映ることがあるが棒立ちの相手にすら体を狙って打っている。(アメリカ軍が採用しているボディアーマーには弱点があり、そこを狙われているらしい、それでもむき出しの顔を狙うというようなことは現実的ではないようだ。)
 
 それに足を撃たれたのに動き続けることができるのもおかしい、それどころか戦闘不能なはずだ。(野球でデッドボールや自打球が当たっても、のたうちまわることがあるというのに。)

 本家本元のアメリカ陸軍が作ったゲームですら、一般のFPSとさして変わりない。(あれは予備役兵や志願兵を募るための宣伝目的なのであの程度の方が効果的なのかもしれない。)

 戦車が至近距離で対人戦などを繰り広げるのも不自然だ。(そんな近い距離で護衛の兵士も無く戦車が使い物になるかよって場面が多い。双眼鏡で確認できるかどうかの距離が普通でしょ。) 
 
 ようするにリアル系と呼ばれるFPSは中途半端なものが多いのだ。
 
 狙ったところへ打ったのに当たらないのは不条理に感じるし、リアルな歩行速度だからといって動きが緩慢になるのも操作する上でイライラ感が募ってしまう、ならば適度なところで落ち着こうじゃないかというのがリアル系FPSの真実だ。

 それなら始めからゲームとして楽しめるFPSで十分なのではないかというのが私の考えである。

 ゲームの進行を阻害しないのであれば映画的な演出があっても結構だし、爆発がやたら派手でハリウッド的な見せ方であっても良いし、動きがいくら速くてもゲームとして成り立つならそれもいい。

 ようするに楽しめるならスポーツ系かリアル系かなんてどうでもいい。

 しかし、たいしてリアルでもないのにリアルさを前面に押し出して売りにしているところが気に入らない。
 
 このゲームは一般のFPSとは一味違うみたいなところをちらつかせている割に中途半端なリアリティが仇となってゲームそのものとしても中途半端なものになっており、結局普通のFPS以下のゲームに仕上がっている。

 その中途半端な部分をゲームにおけるリアリティと呼ぶのは違うと思う。

 SFものであれ第二次大戦ものであれ近代戦であれ、まるで現実にあるかのようにプレイヤーが感じればそれはリアルなのだと思う。

 映画などで銃で打たれた人間が後ろに吹き飛んでも、仕込んだ爆薬で派手な爆発があったとしてもそれを見ている人がリアルだと感じればそれは有りなのだということがゲームの世界にも言えると思うのだ。

 それを操作性はおろかゲーム性まで犠牲にした名ばかりのリアリティを体感したいとは思わない。
 
 むしろリアルとはかけ離れていてもゲームとしてレスポンスの良いものや操作性の高いものを評価したい。

 最後にFPSとは関係ないが任天堂のWiiが世界中で人気があるのは皆さんもご存知のことと思われるが、あれはモーションコントローラーやWii-Fitなどに代表される本当の意味で体感できるゲームが一般人にも高く評価され売れたわけだが、Wiiが登場したその直後は多くのゲームアナリスト達がこれは売れないと語っていた。

 だがそれは見事に裏切られた結果からみてゲームに対して一般的な素人の方が本当の意味でリアルというものを正しく認識しているのではないかと思わされる出来事だった。

2009年7月29日水曜日

メーカー側とユーザー間の軋轢

 しばしばメーカー側とユーザーとの間でトラブルになるケースがありますが、ここ最近ではLeft 4 Dead 2などが挙げられます。
 
 開発元のValveと言えばCounter Strikeなどで有名ですが最新作で現在開発中のLeft 4 Dead 2が前作からさほど間をおかずして続編を出すことに対して約3万人のファンが不買運動を繰り広げていることに関してはこの手の話題に目がないという方は記憶に新しいことと思います。

 アカウント数=契約者数というのを恥ずかしげもなく提示しているアホなサイトもありますが、このLeft 4 Dead 2の続編に反対するファン約3万人という数も、その通りであると断定はできませんが実際に不買運動が行われているのは事実のようです。

 この約3万というのを多いとみるか少ないとみるかは個人の見解しだいだと思いますが、この続編に反対するファンの具体的な要望というのは続編という形ではなくLeft 4 Deadの無料バージョンアップかもしくは追加の拡張版としてリリースして欲しいとのことです。

 すでにLeft 4 DeadではサバイバルモードやMOD製作ツール等を無料配布しており、それだけでも日本の開発メーカーと比べれば十分すぎるものですが、これだけでは海外ファンは満足できないようです。

 流石に無料でLeft 4 Dead 2程のボリュームを配布というのには無理がありますが拡張版として出すというのは可能かもわかりません。

 拡張版であった場合には当然前作も必要となるので完全な新作としながらも前作との互換性を維持することが一番理想的であるような気がしますが今のところそういった話はありません。

 国内に目を向けますと今月発売されたばかりのストリートファイターIVなどで少々問題が発生しているようです。
 
 パッケージ版から少し送れてダウンロード版が発売され、そのダウンロード版はパッケージ版よりお得な定価で約40$というものになっているのですが、ダウンロード版がパッケージ版より安くなるというのはそれほど不思議な話ではありません。(パッケージ版が7,340円(税込み)ですので約30$以上も安いということになります。)
 
 このダウンロード版は上記で話したValveが運営するSteamと呼ばれるサービスで行われているのですが何故かこのSteamでダウンロード版ストリートファイターIVが日本で購入できなくなっていることに関して不満の声が挙がり始めているようです。
 
 何故いつも日本だけ?なんて声が聞こえてきそうです。
 
 以前どこかの記事でこれからはダウンロード配信によるゲーム購入が主流になるみたいなことを読んだ覚えがありますが、現状がこの“ザマ”でですかと問いたい。

 その他には、またも海外の話題になりますがCall of Dutyの冠がとれてModern Warfare 2と名称改め帰ってくる期待作についてです。
 
 アメリカ国内の新作PCゲームの価格帯は約50$程らしいのですがModern Warfare 2はそれよりも約10$程高い約60$で販売される予定ということです。
 それに対してユーザーから、もう少し安くしてほしいなどという声が多く挙がっているというのがアンケート調査によりわかったらしい。

 これはユーザーからの心情として解釈すれば、10$程高くたってModern Warfare 2は買うけれども通常よりも高い値段で販売するというのには不満がある、というものだろう。

 10$というのが高いとか安いということではなく、これは他の問題についても同じことが言えると思うのだが、メーカー側の姿勢が問われているのだということを勘違いしてはいけない。

2009年7月28日火曜日

広告かレビューかわからないレビュー記事

 ゲームに限らず商品のレビューの中には広告かレビュー記事か判断しかねるものが少なからず存在する。
 以前パソコン関連の雑誌を読んでいたとき通常の記事なのかと思いきや単なる広告だった覚えがある。
 そんな雑誌広告に近い記事がネット上のサイトでも見受けられるようになった嘆かわしい事実を今回は書きたい。

 あからさまに場違いな場所でファーストフードの試食レビューのようなものを見てもサクラを使って話題性作りをするようなあの業界なら広告料でも払って仕掛けているんだろうぐらいにしか思わない。

 個人的にファーストフードというものに関心がないからその程度にしか思わないのかもしれないがゲームに関する事となれば話は別である。

 具体的な名称は避けるが以前から評判のよくない某ゲーム情報誌では広告料を多く支払った(または広告の量が多い)会社のゲームはすこぶる評価が高くなるなどの噂がある。

 本当にそういった事実はあるのか?と問われれば当然その情報誌はそんな事実は無いと答えるだろう。

 しかしその情報誌を読んだ読者の多くが言うのだから当たらずとも遠からずといったところではないのか?

 媒体が紙かネットかなどには関係なくそのような情報誌が書くような記事ならばどれも似たり寄ったりなのかもしれない。

 しかしゲーム情報メディアそのものがそのような事になってしまったらどうだろう?

 ユーザーは何を元に何を根拠に購入する前のゲームを選べばいいのだろうか?

 おみくじのように中身を確認するまで良いか悪いかわからないような当たるも八卦当たらぬも八卦的なものになるのか。

 レビュー記事を信用して粗悪なゲームを掴まされた人は自己責任ということなのだろうか?

 最近ではすぐに自己責任という言葉を持ち出して責任があるにも関わらずそこから逃げ出す無責任な人がいる。

 すでに企業等が使う「自己責任でお願いします」は責任者なのに責任を取らない無責任者のへ理屈にしか聞こえない。

 そんないい加減な人達の言葉でも信用してしまう人はいる。

 それを正直者はバカをみるで済ませていたのでは、ただでさえ罪の意識が欠如している無責任な者達の詐欺行為を助長してしまうことになる。

 そういう愚か者を取り締まる為に法があるのだが現在の不当景品類及び不当表示防止法でゲームのレビューまで該当するのかわからないし前例もまだない。

 しかしこの法では事業者とあるだけで販売元に限定しているわけでもないのでまったく当てはまらないというわけでもなさそうだ。

 間接的な行為であっても金銭の授受があれば取り締まれるかもしれない。

 こういう事態にメディアが盾として使うのが「国民の知る権利」と「言論の自由」だ。

 まず「国民の知る権利」では、いきなり我々国民が最前線に立たされるのだが頼んだ覚えもないしむしろメディア等とは反対の意見という場合が多い。(この場合は不当な表示に対するメディアも含めた強化)

 次に「言論の自由」だが、一般国民の声に対して「これはネガティブな情報だから…」とメディアが自分勝手に解釈して真実にもかかわらず隠蔽してしまうことがあるなど、すでに国民はメディアから言論の自由を奪われているに等しい。

 彼らが使う「国民の知る権利」の国民はメディア関係者のみを指し「言論の自由」とはメディアが使用することに限定した言論にある。

 自らはすでに国民に言論統制のようなことを強いておきながら、いざそのメディアが規制の対象になるやもしれないその時だけ国民を持ち出すのは止めにしてもらいたい。(名ばかりの有識者を集めた台本有りきの“フォーラム”でも開いて満足しててくださいな。)

 ゲームというものに対してそこまでうるさく言わなくてもいいと思う関係者もいるかもしれない。
 しかしながら世界的不況の真っ只中にあってはたかがゲームと言えども安いものじゃなくなっている。
 
 子供の給食費すらままならないような人、派遣業でゴミのように使い捨てにされた人、名ばかりの管理職で激務にも関わらず賃金の低い人等をはじめとする生活困窮者と呼ばれるような状況の人が増えてる。

 そのような人に対して「そもそも、そんな人らはゲームなんかするべきじゃない」なんて言う人もいるかもしれない。

 たしかに食うのにすら困っているのにゲームなんてというのは一理あるかもしれない。

 でも「生活が良くならないのは能力もなければ努力も足りないからだ」みたいなこと言うのは前のアメリカ大統領ジョージ・ウォーカー・ブッシュのそれと同じだ。

 なによりそれが豊かな国と言えるだろうか?この日本が。

 ゲームすらまともに遊べない人がいてそれを蔑む人がゲームを楽しむなんて、国も貧しければ心も貧しい国に思えてならない。

 そんな貧民国家に落ちぶれない為にも事実の提供というは当たり前にあってしかるべきなのではないかと思う。

 嘘を事実のように語り、事実を嘘で覆い隠しているようではいずれそんなことになってしまうような気がしてならないのだ。