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2009年11月15日日曜日

ニコニコ動画やYouTubeの違法投稿動画自動検知機能は役に立っていない

 動画共有サイト「TVブレイク」を運営するジャストオンラインが動画の送信差し止めと9000万円の賠償を命じられるというニュースを既に読んだ方も多いかもしれない。

 動画共有サイト等で違法な動画がアップロードされているという事実は今に始まったことではないかもしれないが実際、運営元に対して賠償命令が下ったことに対しては驚かれた方も少なくないでしょう。

 私は「TVブレイク」で動画を閲覧したことが無いので、どれ程違法な動画があったのか定かではないが、違法な動画を取り締まることもせず、視聴出来るようにしていたのならば、この決定は妥当なものだろう。

 それでは、他の動画共有サイト等はどうなのだろうか?

 動画共有サイトと一口に言っても世界中に多くの似たようなサイトが存在するので、ここでは比較的国内での利用者が多いと思われるニコニコ動画とYouTubeに焦点を当てて話をしたいと思う。

 私自身は頻繁に動画共有サイトを利用しているわけでは無いのだが、それでもゲーム関連の動画等は時折視聴している。

 大抵は、国内外のゲーム情報サイト等に埋め込まれているものを見るのが殆どだが、時には動画共有サイトに出向き検索をかけて視聴することもしばしばある。

 そんな時に気になるのが、違法に“アップロード”された動画である。

 ゲームで検索したにも関わらず全く関係無いようなアニメ等がどういうわけか引っかかってくるのである。(タグを挿入出来るようになっているとはいえ、分別も正しく出来ないようではお粗末としか言いようが無い。)

 それもテレビで放映されたものやDVD等で販売されている“違法”なものがだ。

 私個人としては今更、秒間24コマ以下のベタ塗りで立体感も無いようなアニメなんか興味が無いのだが、いちいち検索に引っかかってくるのである。(1秒間に60フレーム以上でライティング処理や皮膚シェーダ等を用いるのが当然のゲームを目の当たりにしていると如何しても見劣りしてしまう。)

 違法な動画を探そうとしているわけでも無いのに余りに簡単に検索に掛かるので動画をまとめて検索できる検索サイトで違法な動画がどれくらい出てくるのか自分でやってみた。

 そうすると出るわ出るわ、タイトルを記入するだけでニコニコ動画やYouTubeといった動画共有サイトを含め簡単に検索できた。

 何か対策は施していないのだろうかと調べてみたが、ニコニコ動画もYouTubeも違法な動画を自動で検知出来る機能があるんだそうな。

 しかし、その“自動検知システム”をよく調べてみると、権利者が映像に何か施したり、違法な動画を見つけたら通報できるような機能であることがわかった。

 これってはっきり言って殆ど“手動”だし他人任せのシステムなんじゃないかと言わずにはおれない代物だった。

 それでも効果があるのならまだしも簡単に違法な動画があちこち出てくる今の状況は、明らかに機能していないと言っていい。

 これでは「TVブレイク」同様、運営元が管理責任を怠っていると見られ、権利者からいつ著作権侵害による損害賠償請求訴訟を起されても不思議では無い。

 今回の裁判により前例が出来たこともあって今後は権利者側も強気に出てくることだろう。

 ニコニコ動画やYouTubeで使われている自動検知システムが機能していないことは分かったが、ではこの両運営元は何も削除していないのかと思えばそうでもない。

 YouTube等では海外のドラマや洋画に関するもの等は迅速に処理しているのか、比較的検索に掛からなかった。

 逆にニコニコ動画では海外のドラマや洋画が容易に検索できるという傾向にあることが分かった。

 両方で検索に掛かり易いのは、やはりアニメとテレビ等で放送された許諾の無い番組等が多い。

 削除要請を受けてそれから運営元が違法かどうかの確認を行い削除に至るのだろうから、比較的新しいものに関しては仕方の無い部分があるのかもわからないが、数年も前に投稿された違法動画が未だに放置されている部分については業務怠慢であるとしか言いようがない。

 更にニコニコ動画については、迅速に対処出来るにも関わらず、あえて見逃している節がある。

 それは一時期話題になった例の初音ミクが歌う酒井法子に関する動画の件から伺える。

 これについては今更ここで述べる必要もないと思うが、この動画が投稿された時にはニコニコ動画の運営元は速やかに削除している。

 その後、強い反発もあって“ユーザーによる自主的な削除”ということになっているが真偽の程は疑わしい。(経営に損害を与えたとして投稿したユーザーに対し訴える等の脅しでもやったんじゃないの?と思われても仕方がない。)

 ここでおかしいのは、明らかに違法な動画に関しては見逃しているのにも関わらず、ユーザーの著作物に関して迅速に対処しているのは余りに不自然だ。

 この動画で著作権法違反に引っかかりそうな部分は、酒井法子が歌う曲になりそうなものだが、削除依頼を要求したのは初音ミクを販売する会社なのだと言う。

 もしも、初音ミクが歌う曲の方が著作権違反として削除された場合、その他にも投稿されている初音ミク関連の動画の多くを削除しなくてはいけない事態に陥るので、この件に関しては初音ミクのイメージダウンに繋がるとして対処することを公けにしたのではないだろうか。

 ニコニコ動画の運営元としても、初音ミクを売る会社としてもこれまで有効利用してきたものが出来なくなるのは、商売上おいしくないという気持ちが働いたのではないかと思う。

 それなら何故、そこまでしてこの動画だけを迅速に削除したのかという疑問が残る。(どうも裏に別の組織が関与しているように思える。所詮ドワンゴのような国内に“根”を下ろした企業が運営元では横の繋がりがあっても不思議ではない。)

 何よりそういった対処が可能ならば、明らかに違法な動画に関しても速やかに削除すべきである。

 私がゲームの動画を探そうとして、違法な動画が出てくるくらいなのだから運営元が、それを見逃していたじゃ済まされないことだと思うのだが。

 結局は、違法なコンテンツが無ければ人を集める自信が無いってことなのかな?

 個人的にはニコニコ動画はアカウント取ったり、ログインしなければならないなどわずらわしいので大抵はYouTubeで見ているからいいんだけどね。

 埋め込んだ動画を見るのにもログインが必要なのはどうかと思うよ。(だからゲームサイト等では採用されないわけよ。)

 JAVAスクリプトやFlashは仕方が無いにしてもスパイウェアに引っかかるようなCookieが必要というのは、セキュリティ上頂けない。

 私の場合は、通常必要としない時は、JAVAスクリプトもFlashも使えないようにする為のアドオンを使っている。

 もちろんCookieは通常切ってある、これくらいは誰でもやってることだ。

 結局、初音ミクが歌う酒井法子の動画は、YouTubeでは普通に視聴できたので私はそこで拝見した。

 あの動画を見た個人的な感想としては、削除する程酷いものであったとは思えなかった。

 何より、覚せい剤反応を消すために逃亡していた輩には丁度良い見せしめであったと思う。

 覚せい剤使ったらこうなるよっていう啓発にもなったと思うし、この件に関しては動画なんかよりも酒井法子の逃亡を明らかに手助けした連中がいるのに、それを犯人隠避で検挙しないのことの方がおかしい。

 いつもは警察や検察が検挙しないことに口やかましいマスコミが何も言わないのは、あまりに不自然で、誰か例えば酒井法子本人の名誉や所属していた事務所、並びに芸能界全体のイメージを守る為に、これ以上事を大きくしたくなかったというような思惑が感じられた。

 これ以上ここであの事件に関して話しても仕方の無いことなのでこれくらいにしておきます。

 違法動画の話に戻りますが、ニコニコ動画もYouTubeも動画のダウンロードは“建前上”出来ないことになってますが、実際は簡単に落とせてしまうことは、もはや公然の秘密。

 一度はキャッシュ化し、パソコンに取り込んでしまうので、特別なツール等が無くても簡単に取り出せてしまう。(それどころか簡単に動画をダウンロード出来るソフトが大手のサイトに置いてありますよね。)

 ようするに違法だろうが合法だろうが実際は動画をダウンロード出来るということです。

 来年の初めからいよいよ、著作権を侵害するような音楽や動画に関するダウンロードが正式に違法となる法が施工されますが、ニコニコ動画やYouTube等の動画共有サイトでは未だに違法な動画が数多く“アップロード”されており、またそれを簡単に“ダウンロードできる状態”になっている現状において、“送信者”やそれを“放置している運営元”が何もお咎めがなく“ダウンロードした者”についてだけ処分するようなことが、果たして出来るのでしょうか?

 法は何者にも公平であるべきで、一方だけ違法になるといったようなことがあっては法治国家して、名ばかりのものになってしまうでしょうから、その辺りはきちんと違法な送信者や運営元も同時に処罰するようにしなければならないし、するべきでしょう。

2009年11月11日水曜日

ふっかつのじゅもんを いれてください

 今回は、古くから存在するクソゲーとは一体何なのか?ということについて採り上げたいと思う。

 クソゲーとは、一般に「つまらない」、「おもしろくない」ゲームを指す俗称である。

 おもしろくないゲームをクソゲーと呼ぶようになってから久しいが、その歴史は古くゲーム黎明期にまで遡る。

 私自身、いつ頃からそう呼び始めたのか定かではないが、ゲーム情報誌などに掲載されたものなどを読んで影響を受けたのだと思う。

 Wikipediaによると、イラストレータみうらじゅん氏による造語が語源だとする見方が通説であると書かれている。

 では、どのようなゲームをクソゲーと呼ぶのか検証していきたいと思う。

 まず、語源となったみうらじゅん氏がクソゲーと呼んだゲームが1985年に発売されたファミコンの「いっき」である。

 「いっき」とは、その名の通り百姓一揆をテーマにしたもので、2人同時プレイも可能な見下ろし方のアクションゲームである。

 ファミコンではありがちな一発即死のゲームではあるが、2人同時プレイができることもあって、よく友達の家でプレイしていたのを記憶している。

 このゲームをプレイしていた当時は、クソゲーなんて意識はしていなかったが、みうらじゅん氏が、そう呼ぶようになったのは、人気だった「ドラゴンクエスト」の抱き合わせソフトとして強制的に「いっき」を購入させられたことが影響していたのだろうと思う。

 今では考えにくいことだが、人気のあるゲームに売れ残ったゲームをいっしょに買わせるという手法は当時よく目にした光景である。

 これは「ドラゴンクエストIII」まで続くことになるが、社会現象と呼べる程影響が出てくると、ニュース等でも報道されるようになり、しだいに沈静化していくことになる。

 この「いっき」というゲームそのものについては、面数が少ないことや一瞬で死んでしまうようなことがあるものの、農民が主役という稀な要素も相まって現代でも語られることの多いゲームである。

 ちなみに3面の堀の隅でやられ、左を押しながら鎌を投げ続けると無敵である。

 そしてクソゲーという言葉が、一般的に広く認知されることになる基を築いたゲームがやはりファミコンのゲームである「スペランカー」だ。

 当時のゲーム情報誌等でも、「ゲーム史上最弱の主人公」として採り上げられるなど話題になった。

 その弱さは他に類を見ない程で、穴に落ちて死亡ならまだしも、自分の背の高さを超えるような落差からジャンプしただけで死んでしまうという理不尽極まりないものが多く、皆首を傾げた。

 一発即死のゲームは当時よく見かけたのだが、敵にやられるよりもこのゲームは自損事故に注意を払わなくてはならなかった。

 何もしないで立ち止まっていても酸欠で死亡するという八方塞がりの仕様なので危険を承知の上で出来るだけ安全に素早く行動することを余儀なくされた。

 更に貧相なグラフィックに豆粒のようなキャラクター群、使い回しのステージなどが、これに追い討ちをかける。

 カードリッジに赤く光る発光ダイオードは、危険を示すものとして現代でも語り継がれている。

 「スペランカー」については、友達の家で遊ぶ程度で購入はしていなかったことから私は被害を免れた。

 しかし、長らくゲームをやり続けていけば、必ずクソゲーという壁にぶち当たるもので私自身が被害にあってしまったゲームも数知れない。

 ファミコンにおいて印象に残っているのは「元祖西遊記スーパーモンキーズ」と「たけしの挑戦状」だろうか。

 永遠とも呼べるような時の中に身を置くハメになる「元祖西遊記スーパーモンキーズ」を攻略本も無しに混成魔王を倒し、苦労してクリアしたのを覚えている。

 「たけしの挑戦状」はタイトル画面から既にゲームが開始しているという、一風変わったものであったが、そうと知りつつ購入した。

 やはりこれも自力でクリアしたのが印象深い。

 前者の「元祖西遊記スーパーモンキーズ」は、500円で叩き売られていたものを衝動買いしてしまったのでまだ良かったが、「たけしの挑戦状」はフルプライスで購入してしまったので被害額が大きくなってしまった。

 私が所持していた物の中にクソゲーと呼ばれるものは他に「世紀末救世主伝説 北斗の拳2」がある。

 初代北斗の拳は、ケンシロウが唯の青い服を着た人でしかなかったが、2ではかろうじてケンシロウと認識できる容姿を保っている。

 このゲームは難しさのあまり、雑誌の攻略や裏技を参考にしてクリアしたと思われるが、印象に乏しく定かではない。(名も無い修羅がラスボスだったのはよく覚えてる。)

 おもしろかったというような記憶もない。

 格言に「北斗に名作無し」というようなものがあるが、身をもって体験した貴重なゲームだ。

 北斗の拳はシリーズを重ねるも良作に恵まれず、その後様々なゲーム機で登場することになるが、やはり芳しくない結果に終わっている。

 私が一番最近プレイした北斗の拳はニンテンドーDSの「北斗の拳 ~北斗神拳伝承者の道~」であるが、やはり格言通りのクソゲーだった。(個人的には関係ないが、PS3で発売予定の「北斗無双」の出来が心配である。)

 その他にも「ディーヴァ」や「キャッスルエクセレント」なども衝動買いによりクソゲーを掴まされてしまったが、触りだけで止めてしまい、後に二束三文で売り飛ばした。(後に知ったことだが、キャッスルエクセレントは移植作として出来がよかったらしい。)

 ファミコンゲームの中には、あれだけ難儀なゲームをよく最後まで続けたよなってのが結構ある。

 クソゲーではないが、ドラクエの中でも最高難易度を誇るファミコン版元祖「ドラゴンクエストII」などにおいては、ロンダルギアの迷宮の難しさよりも、復活の呪文に苦労した。

 そのドラクエIIは持っていなかったので、毎日のように呪文書(復活の呪文が長々と書き写されたノート)片手に友達の家でプレイしていたことが思い返される。(私の周りでは、そういう人が当たり前のようにいた。)

 ドラクエIIを所持している友達の家を転々としていたのだが、今では考えられないようなモチベーションだ。

 クソゲーなども含め、途方も無いくらい苦労するゲームを当時は何故飽きずにやり続けられたのか今では知る由も無い。

 16bit機の時代に入ると、ゲームを見る目も肥えてきたせいもありクソゲーと遭遇する機会は格段に減ったのだが、ゲーム情報誌などの読者レース等でクソゲーの話題が盛り上がりを見せるようになっていた。

 スーパーファミコン版「ファイナルファイト」の誘惑に駆られ購入するまではメガドライブを主にプレイしており、私が購入した初の16bit機でもある。

 そういうこともあって、16bit時代のクソゲーはメガドライブのものが印象深い。

 初期にメガドライブでクソゲーと名指しされたのは「おそ松くん」だった。

 意味不明な内容に加え、やる気を削ぐような演出の数々が原因と思われる。

 後期に入り、俄然クソゲーとして君臨し続けたのは「ソード・オブ・ソダン」略式名称S・O・Sだ。

 このゲームはある意味ユーザーが支えた(讃えた?)クソゲーである。

 メガドライブのクソゲーキングといったらS・O・Sで決まりだが、個人的に印象に残っているのは、「XDR」である。

 イカがくたばったような自機を筆頭に貧弱なサウンドがそれに追い討ちをかけるなど、ゲーム情報誌の中でもボロクソに叩かれていた。

 それでもわずか2ヶ月で作った割には、よく出来ているなどフォローにもなっていないフォローが痛々しくも笑いを誘った。

 当時のゲーム情報誌は悪いものは悪いと断言するところが清々しかった。(今ではとても考えられないような内容だ。)

 スーパーファミコンをやるようになってからは、ストリートファイターIIの影響もあってか、格ゲー一色に染まることになる。

 良ゲーにしてもクソゲーにしても格ゲーなのである。

 その頃のクソゲーはあまり印象に残っていない、というのも格ゲーを求めるあまり、NEO・GEOを購入し、文句のつけられない移植作を手にしていたからである。

 ROMカードリッジ版だったので、ソフト単体の値段が2万円を超えることもあり、購入するソフトそのものの数が少なく、厳選して購入していたので必然的に失敗が少なかったと言える。

 32bit時代に入ると、今や伝説級のクソゲーとして知られる「デスクリムゾン」が登場する。

 私自身は、「デスクリムゾン」を購入していないので、このゲームがどんなものかわからないが、ゲーム情報誌等では、よく話題に上っていた。

 クソゲー愛好家のファンの間ではこのゲームを「デス様」と呼び、ファンと開発者が仲良く写った写真が掲載されるなど、コミュニティが形成されるまでに至る。

 現代では、雑誌などではなくクソゲー・オブ・ザ・イヤーを始めとするクソゲーの情報交換がインターネット上で盛んに行われている。

 個人的な見解としてはクソゲー・オブ・ザ・イヤーで取り上げられているようなゲームはクソゲーと言うよりは、バグゲーだと感じている。

 おもしろくないことに違いはないが、ゲームとしてと言うよりは、ゲームにもなっていない不良品なので論じる価値すらないような物だということだ。

 ただ、クソゲー・オブ・ザ・イヤーのレビューは読むだけでもおもしろいので、それはそれでいいと思う。

 ゲームとしてクソゲーと定義されるにはそれなりの条件というものが必要になってくる。

 まず、インパクトがあり、多くの人々の記憶に残るようなものであること。

 時が経っても話題になるようなものであること。

 クソゲーと呼ばれつつも、そのゲームを愛する人が多く存在しコミュニティを形成していること、などが挙げられる。

 ゲームの出来を分類すると次のようになる。

 
 神ゲー … 他に類をみない誰もが認める最高傑作。

 良ゲー … 多くの人が認める良作。

 クソゲー … コミュニティを形成する程、鮮烈な印象を残し人々の記憶に残り続ける作品。

 バグゲー … プレイに支障を及ぼす程の致命的な欠陥を抱えた作品。

 バカゲー … クソゲーに近いが、意味不明な内容が多く一部の人にしか受け入れられないニッチな作品

 カスゲー … 多くの人がその存在すら知らないような評価の対象にすらならない代物。


 数多くのゲームが排出された現代においては単にクソゲーといっても唯つまらない物ということだけに留まらず、ある一定の評価を受けたものであると考えた方がよさそうだ。

 「スペランカー」を例にとってみると、そのリメイク作品として「みんなでスペランカー」となり再び我々の前に姿を現しているところからも、そのことが伺える。

 ヴァーチャルコンソールでは、過去のゲーム機で販売された古いゲームがダウンロードできるようになっているので、興味のある方はプレイしてみるといいだろう。

2009年11月5日木曜日

Windows 7は果たして必要か?

 先月22日に発売されたマイクロソフトの新OS「Windows 7」。

 この新型OSは一体誰の為にあるのか、そもそも必要なのかを検証する。

 PCの進化と共に新たなハードウェアなどに対応する為進化を続けてきたPCの最重要基幹とも言うべき存在である基本ソフトOS。

 これまで圧倒的シェアを誇ってきたマイクロソフトはMS-DOSの時代から現在のWindowsに至るまで長らく頂点に君臨し続けてきた。

 しかし、そのマイクロソフトが、かつて無いほどの失態を帰してしまったWindows Vistaにより、その穴埋めをするべく急きょ投入を余儀なくされたWindows 7。

 この急ごしらえで作られたOSが我々に何をもたらしてくれるのか、またこのOSの出現によってマイクロソフトは息を吹き返すのだろうか?

 Vistaの失敗さえなければ、この時期に現われるはずのなかった7、その7をまずは、ゲーマーの目線から必要なのかどうか見ていきたいと思う。

 まず私は現在未だにXPを使い続けている。

 その私が前OS、Vistaに移行しなかった理由は、重すぎる挙動による著しいパフォーマンスの低下と周辺機器の対応やドライバ等も含めた多くのアプリケーションが動かないという互換性の無さだ。

 ゲーム用途でPCを用いることのある私が唯一関係ありそうなのがDirectX10だったが、このDirectXはOSに関係なく提供しようと思えば出来たはずなのに“あえて”仕様上できなくするという嫌らしい販売戦略を取ったことにより、私のみならずゲーマーの強い反感を買った。

 このことから反発の意味を込めてVistaは絶対買わないと心に決めた。

 またVistaを使用すると既存のゲームの多くがXPと比べ大きくパフォーマンスが下回る結果になっていたので買い換える意味がまったくなかった。

 それどころか、中にはまともに動いていたゲームが出来なくなるという結果にVistaは検証することにすら値しなかった。

 しかしながら、私を含めた多くの人達が32ビット版のXPを使い続けることには、無理が出てきたことも事実だ。

 まず挙げられるのが32ビット版のOSでは、メモリを3GB(ギガバイト)弱しか認識しない(使用できない。)という点だ。

 ※一部のソフトを使うことにより3GB以上の余分なメモリをページファイルのように使うことも可能だが、通常のメモリのようには使えない。(使うソフトによっては動作保障もない。)

 よって今後32ビット版を使う理由はネットブックのようなスペック的に低いものや32ビット版のソフトウェアを安定して使うこと以外にない。

 後者のこれまでに提供され所持しているソフトを安定して使いたいということであるならば、32ビット版のWindows 7を買うどころか、現在使っているXPのままでよいということになる。

 Windows 7にはXPモードなども搭載されているが、動作保障を謳っているゲームは少ない。

 加えてXPモードはUltimateかProfessionalでなければならない。

 そのUltimateは通常版が3万8800円(アップグレード版は2万6800円)Professionalは通常版が3万7800円(アップグレード版は2万5800円)これまた嫌がらせのように値段が高い。(こんな金があるのなら他にもっといい物が買えそうだ。)

 それでもWindows 7を導入しつつXPで使っているソフトを安定して使いたいというのならデュアルブートというやり方もあるが、そこまでしてXPを使い続けたい、または使わざる得ない事情があるのなら、そのままXPを使い続ければいいじゃないか、ということに結局なる。

 XPモードに頼らないWindows 7そのもののゲームへの対応状況はというと、結果から言ってあまり進んでいるとは言えない、64ビット版なら尚更だ。

 オンラインゲームに関しては現時点で対応していないものであっても、今後対応する予定のものもあるし、対応予定の全く無いものでも後から対応する可能性があるかもしれないのでまだ望みはある。

 しかしながらパッケージ版はそういうわけにはいかない。

 つい最近出たゲームであれば、Windows 7の登場を見越して対応しているものがあったり、またそうでなくてもパッチ等で対応する可能性がある。

 だが、少し古いゲームになるとそういうわけにはいかない。

 パッチで対応してくれるような所は稀だろうし、Windows 7への対応状況ですら明らかにされないことも少なくない。

 ゲーム情報サイトなどで、メーカーが動作保障を提示していないようなゲームを検証して動作に全く問題なかった支障がなかったなどと言っているものがあるが、それを鵜呑みにしてはいけない。

 あくまで起動するのに問題がなかったということであったり、少し動かした上で支障がないと言っているだけであってフル動作を保障しているものではない。

 起動しただけで満足する人や途中まで動けばいいなんて思っている人はいないだろう。(エミュレータじゃあるまいし。)

 こういった事例のものを動かす場合は今や恒例になっている“自己責任”というやつなので、かなりいい加減な診断がなされていると見た方がよい。

 では正式にWindows 7に対応しているものをXPと比べた場合、パフォーマンスはどうなのかというのを考えてみたい。(Vistaは普通に動かすだけでも重い上、使用者も圧倒的に少ないので省く。)

 XPと比べる場合、当然DirectX9ということになるが、これまで私がネットサーフィンなどを通して調べたベンチマークの結果によるとDirectX9世代に生み出されたゲームの多くはXPが7を上回っていた。

 これはビデオカードに用いられるWindows 7用のドライバ対応が進んでいないというのもあるかもしれない。

 しかし、現時点でXPが7を上回っているという結果は事実である。

 パフォーマンスの差はゲームによっても変わるのだが、XPが7に大差をつけて引き離すというものも中にはあったが、しかしそれは極めて稀なケースだ。

 ほとんどの場合は僅差といっていいものばかりだった。

 ゲームをする上においては、描画速度が最低でも60fpsを上回っていれば、それ以上はどれだけフレームレートが上がっても関係無いと言ってもいいので、マシンスペックが十分であるならば、無視してもいいレベルだろう。

 気になる点は、DirectX9版もあればDirectX10版もあるような最近のゲームにおける結果である。(両対応という物も含む。)

 具体的に言うとマルチスレッドに対応したゲームにおいては、Windows 7がXPを上回る場面が見られたことだ。

 今後、DirectX11などに対応した最新のゲームなどにおいてはマルチスレッドに対応してくる物も増えてくることが予想されるので、将来を見据える上ではWindows 7を選択するというのも有りかもしれない。

 これまではデュアルコアCPU+XPがゲームにおいては最良というのが、メニーコア+7という図式に変わる可能性だってある。

 DirectX11ならば当然表現力も増しているのでさらに美しいグラフィックでゲームを楽しめるというのは言うまでもない。(もちろん、DirectX11に対応したビデオカードも必要になるけどね。)

 そういったことから、ゲーマーとしてWindows 7を評価する場合、これまでに購入したゲームを安全かつ確実に楽しみたいというのならXPを使い続ける方がいいだろう。

 現在でも使用者の多いXPをゲームメーカーが易々と対応から外すなんてことは多くはないはずなので今後出るゲームもしばらくはXPでも遊べるはず。

 更に、やたらバカ高いOSを購入しないですんだ費用を新しいゲームやビデオカードに当てることも出来る。

 DirectX11の表現力や新しいOSへの興味があり、マルチスレッド化されたゲームを快適に遊びたいというのならWindows 7を購入すればいい。(デュアルコア程度ではあまり効果がないので、まだデュアルコアを使っているという人はCPUも買い換える必要があるぞ。)

 但し、これまで問題なく動いていたゲームが正しく動作することを潔く諦めるか、7と併用してXPも使い続けなればならないかのどちらかだ。

 ゲームをするかしないかに関わらずWindows 7で多くの人が関心を寄せるのが、動作環境の問題だろうと思う。

 今回の記事を書くに辺り、自分の使っているPCでも導入できるのか調べてみた。

 手っ取り早く調べることのできるツールとしてマイクロソフトから提供されているWindows 7 Upgrade Advisorをインストールして調べてみた。

 それによると、いくつかのソフトウェアがこのままでは使えないというのが出たのは別にして、Windows Aeroが現在使用しているビデオカードでは対応していませんと出た。

 そこでWindows Aeroのハードウェア要件を確認してみたので以下に掲載する。

 *1 GHz の、32 ビット (x86) プロセッサまたは 64 ビット (x64) プロセッサ

 *1 GB の RAM (ランダム アクセス メモリ)

 *128 MB のグラフィックス カード

 さらに Aero では、Windows Display Driver Model ドライバーをサポートし、Pixel Shader 2.0 をハードウェアにおいてサポートし、1 ピクセルあたり 32 ビットの色深度をサポートする DirectX 9 クラスのグラフィックス プロセッサが必要です。

 最良の結果を得るには、次のグラフィックス プロセッサ推奨事項に従う必要もあります。

 *解像度が 1,310,720 ピクセル未満のモニター (たとえば、解像度が 1280 1024 の 17 インチ フラット パネル LCD モニター) を 1 台サポートする場合は、64 MB のグラフィックス メモリ

 *解像度が 1,310,720 ~ 2,304,000 ピクセルのモニター (たとえば、解像度が最大 1600 × 1200 の 21.1 インチ フラット パネル LCD モニター) を 1 台サポートする場合は、128 MB のグラフィックス メモリ

 *解像度が 2,304,000 ピクセルを超えるモニター (たとえば、解像度が最大 2560 × 1600 の 30 インチ ワイドスクリーン フラット パネル LCD モニター) を 1 台サポートする場合は、256 MB のグラフィックス メモリ

 これを見る限り、私のPC環境においては一応条件は満たしているはずなのだが、ビデオカードによっては固体特有の問題が引っかかる場合があるというのを知っておいた方がいいのかもしれない。

 言いそびれたが、私は自作PC(DOS/V機)を使用している。

 市販のものを使用している方は、マイクロソフトが提示しているWindows 7の動作環境をたとえ満たしている場合であってもメーカーのウェブサイトなどで確認しておいた方がよさそうだ。

 ついでに自分の使っているM/Bを提供しているメーカーのウェブサイトでWindows 7用のチップセット等のドライバを探したのだが、、、なんと用意されていなかった。

 比較的新しいM/Bについては、Windows 7対応のドライバも用意されていたので、全くないというわけではなさそうだ。

 検証も何も自分の環境では始めからWindows 7は選べなかったわけである。(M/Bに加えてビデオカードも換えなければならない、ほとんど全部買い換える必要がある。)

 自作ユーザーの場合、比較的古めの構成で組んでいる方は、動作環境を満たしている場合でも買い替えが必要になってくる場合があるので気を付けよう。

 次に、ゲームなどはしない一般のユーザーにとってWindows 7は必要なのか考えてみよう。

 はっきり言ってゲームなんかしない人にとってはDirectX9だろうが10だろうが11だろうが関係ない話であるが、上記で述べた通りWindows 7に搭載されているAeroが最低DirectX9に対応するビデオカードの描画能力が必要なのでAeroを使いたい場合、それに対応するビデオカード又は、それに匹敵するグラフィックチップが統合されたチップセットが搭載されていなければならない。

 このAeroなんだが、Vistaの時にも同じようなことが言われたけど画面が美しくなったなんて執拗にニュース等で連呼されていることに関して疑問に思う。

 そもそもOSってグラフィックの良し悪しで決まるものだったかということ。

 そりゃ美しくなるにこしたことはないが、GUIは元々使いやすくて分かり易くする為に出来たものだろう?

 ゲームじゃあるまいし、ただ美しくなっただけでそのOSを褒め称えるなんておかしいでしょ?

 MS-DOSの時代にはGUIなんてものがそもそもなかった。

 私が始めて触れたWindowsはWindows 3.1だが、分かり易くこそなったが、重くて結局MS-DOSからソフトを立ち上げていた。(それでも2よりは大分マシになったほうらしい。)

 そんな時代には美しさなんてものよりも使い勝手が優先されていた。

 現代でもそれは変わらないと思う。(誰が美しいだけで使いづらいOSを選ぶ?)

 それに見た目だけでいいのなら、XPをWindows 7のようにスタイルを変えてしまえばいい。

 全く同じというわけにはいかないが、かなり見た目には近いものができる。

 実際私はいくつかのソフトを併用してそれを実現し、それに満足している。(見た目だけなら今のままで十分だ。)

 Aeroなんていう見た目にも興味ない一般ユーザーにとってWindows 7が必要かどうかについてだが、これにも疑問符が付く。

 ゲームをしないような一般ユーザーがパソコンを使ってやることといったら何だろうか?

 ワープロソフトで年賀状を書いたり、デジタルカメラやビデオで撮った映像を編集したり、ブラウザを使ってサイトの閲覧やネットショッピング又はオークションなどで買い物。

 その他にはメッセンジャー的なものや、メール、最近ではTwitterのようなコミュニケーションツールの使用。

 その他には動画共有サイト等で動画の閲覧などもあるだろう。

 しかし、ここで述べたことは何もWindows 7でなければ出来ないことではない。

 XPでこれまでにもやってきたことだ。

 「じゃあ、Windows 7じゃなきゃ出来ないことって何があるの?」と問われた場合、首を傾げる他ない。

 せいぜい考えられるのはタッチパネル機能だが、これはフジテレビのニュースやワイドショー番組で情けなくもWindows 7がフリーズしている様子を全国にさらけ出した。

 私は、海外のゲーム情報サイト等もよく巡るのだが、そこでも日本のフジテレビが流したWindows 7の醜態が動画で流れているのを拝見することができた。

 もはやWindows 7のタッチパネル機能が死んでいることは世界中の誰もが知っている。

 しかもタッチパネル機能を使うにはディスプレイも対応していなければならない。(Windows 7って機能を使い切るには一体いくら掛かるんだ。)

 はっきり言って一般の人がWindows 7を使ってこれまでと同じことをするというのなら、デメリットはあってもメリットはない。

 今まで使っていたワープロソフトや映像編集用のソフトが使えなくなる可能性があるし、プリンタのような周辺機器も使えるかどうか定かではない。

 最悪これまで使ってきたソフトや周辺機器を全部買いなおすハメにもなりかねない。(可能性はゼロではなく、それよりもかなり大きい。)

 64ビット版を使いたいというのなら更にその危険性は高まると言って間違いない。

 一般の人がWindows 7を使いたいと言うのなら、市販のプリインストールモデルを買い、更にこれまでの資産が無駄になる覚悟の元で導入する必要がある。

 その覚悟が無いのなら、XPを使い続けるべきだ。

 ただ、XPではなくVistaを導入しているのなら、7でもソフトや周辺機器がまともに動く可能性が飛躍的に高まるので導入を検討するのも悪くはない。

 というか、VistaのようなOSよりは7の方がいくらかマシなのでそういった場合には買い換えた方がいいだろう。(Vistaが快適に動く環境ならば7は全く問題ないはずだ。)

 一般の人はどこかのお偉いさん(又は、ペテン師まがいの記者が書く記事ね。)がWindows 7はXPよりもいいなんて話を聞いても鵜呑みにしない方がいい。

 あれは単なる売りたいが為のキャッチコピーに過ぎない。

 具体的にどこがどのようにいいのか述べていないし、よく売れているなんて言っても、ではどれくらい売れているのか、しっかり提示してくださいよと言ったところで、「Vistaの1.54倍だ。」とか「98より売れ行きがいい。」なんて抽象的なものばかりだ。(Vistaが元々売れて無いだろ。そのVistaの販売本数もいっしょに述べない点が既に胡散臭いよ。)

 商品に自信があり言っていることが正しいというのなら、グダグダ言ってないてはっきり出せるものは出しなさいと言いたい。

 大体ね、こういうパターンというか、こういった状況にあるときって大抵うまくいってないんだよね(笑)。

 何を言おうが、世間はWindows 7をVistaの改良版、Vistaのセカンドエディションか又はサービスパック程度にしか考えていない。

 それでいてあの価格は消費者が絶対納得いくものではないことは明らかなんだ。

2009年11月1日日曜日

PS3 vs Xbox360 vs Wii 現行機種三国志その結果

 あるところで、家庭用の据え置き型ゲーム機への思い入れが強すぎるあまり、まるで新興宗教のように崇めている信者のような人達がいるという話があった。

 私自身も度々、2ちゃんねるのスレッドやその他のゲーム系掲示板において、信者とおぼしき人々が、不毛な言い争いをしている光景を目の当たりにしている。

 そういうこともあって、据え置き型ゲーム機をどれも所持していない中立的な立場から私が独断で、どのゲーム機が優れているのか考察してみようと思う。

 まずは、それぞれの累積販売台数を見てみよう。

 Wii    国内累計:860万台 全世界累計:5400万台

 PS3    国内累計:360万台 全世界累計:2500万台
 
 Xbox360 国内累計:110万台  全世界累計:3200万台

 これを見る限り、国内外ともにWiiがぶっちぎりの圧勝。

 PS3とXbox360は国内外でねじれ現象が起きており、国内ではPS3が2番目に多く、世界全体ではXbox360が2番手につけている。

 ハードウェアだけが売れれば、優れているのかという声が聞こえてきそうなので続いてはソフトの方へ目を向けてみよう。

 まずはWiiから

 Wii
 
 国内第1位:Wii Fit … 353万本

 国内第2位:Wii スポーツ … 352万本

 国内第3位:はじめてのWii … 269万本

 世界第1位:Wii Sports … 4912万本
 
 世界第2位:Wii Play … 2453万本
 
 世界第3位:Wii Fit … 2254万本

 続いてPS3

 PS3

 国内第1位:メタルギア ソリッド4 … 70万本

 国内第2位:龍が如く3 … 49万本

 国内第3位:バイオハザード5 … 48万本

 世界第1位:Grand Theft Auto IV … 590万本

 世界第2位:Call of Duty 4 … 470万本

 世界第3位:Metal Gear Solid 4 … 428万本

 最後にXbox360

 Xbox360

 国内第1位:スターオーシャン4 … 20万本8千本

 国内第2位:ブルードラゴン … 20万3千本

 国内第3位:テイルズ オブ ヴェスペリア … 19万本

 世界第1位:Halo 3 … 1000万本

 世界第2位:Call of Duty 4 … 787万本

 世界第3位:Grand Theft Auto IV … 728万本

 ソフトの面から見てもWiiが文字通り桁外れの強さを国内のみならず世界でも示している。

 一方、PS3は国内外ともに一桁違いで離されるという苦しい状況が見て取れます。

 そしてXbox360は極端な結果になっており、国内はあまりにも寂しい状況、ミリオンヒットは奇跡でも起きない限り不可能です。

 逆に世界では1千万本を超えるヒットを放っており、辛うじてWiiとの“桁違いの差”からは難を逃れている。

 「いやいや、物が売れればいいという話でもないだろう。」なんてそれでも後に引かない少し頑固な方もいるかもしれない。

 「ゲームはクオリティの高さで、その良し悪しが決まるんだ。」みたいなことを思っておられる人もいるかもしれないが、Wiiのゲームがクオリティが低いとは到底思えない、だがおそらく言いたいのは大方グラフィック面のことを指しているのではないかと思われる。

 PCなどでもゲーム用のベンチマークを用いてグラフィック性能を測るのが通例となっているようにゲームにおいてグラフィックは大きなウェイトを占めるというのはもはや常識だ。

 それでは、スペック的に拮抗しているPS3とXbox360の勝負となる。

 この両機のいわゆる信者と呼ばれる人々は日夜アツイ戦いを繰り広げていることは、よくご存知だろう。

 売り上げを仮に人気投票のようなものだとすると、前述したように国内ではPS3、世界全体ではXbox360ということになる。

 では、ゲームそのものの中身についてはどうだろうか?

 それぞれの機体で専売されているものについては、ゲームそのものが違うし、ジャンルも異なる場合においては比べようがない。

 そういったわけで両機種ともに販売されている、同じゲームで比べてみるのが最も適切かと思われる。

 しかし、この結果は既に出ている。

 先日発売された「BAYONETTA」等からもわかる通り、全く同じゲームが両機で販売された場合、「BAYONETTA」に限らず、PS3では必ずと言っていいほど、何らかの不具合や劣化しているとの情報が一般のユーザーから寄せられている。

 この話題になるとPS3派の方が言うのはWindowsからの移植またはXbox360からの移植であるからだなどと言うのがお決まりだ。

 これについてはPS3という機体がXbox360よりも安く、スペック的に劣るというのなら私も何も言わないが、実際にはそれとは逆で、Xbox360と値段が同等か場合によってはそれ以上であり、さらにスペックに関しては上回っているなどと言う売り文句であるにも関わらず、それでいて完全移植は無理ですなんてことは、到底納得できない。

 というわけで売り上げを度外視した結果においてはXbox360に軍配が挙がる。

 まとめると、誰でも手軽に楽しめて、多くの人達と話題を共有したいのなら世界標準機とも言えるWii。

 グラフィックに妥協を許さず、今考えうる最高の家庭用ゲームを求めるならXbox360。

 ある程度のグラフィック能力と、国産機ということにこだわるのならPS3を選ぼう。

日本で9240円(税込)の『FINAL FANTASY XIII』が海外では5399円(定価)で発売予定。

 以前指摘したように、やはり日本だけ値段が高かった、しかもこれまでになく異常に高い。

 海外では、通常の価格帯である5399円(1ドル(米)90円で換算)でPS3、Xbox360ともに販売されるのに対し、日本ではPS3のみで販売ということに加えて9240円という異常事態。

 その差額なんと、3841円!!

 “一番日本のゲームがコストパフォーマンスが悪い”の中で指摘したものよりも格段に値段が違いすぎる、最悪だ。

 ゲーム業界のおこぼれに与っているような、読者や消費者に直結する話題に無頓着なゲーム情報(CM)サイトなどでは年々増加傾向にある開発コストに対して値段を上げるのも止む無しといったことを言っているが、海外ではゲームメーカーが価格を据え置いていることに対しては、どうなのかと問いたい。

 外国では10ドル値段が上がるだけで、大騒ぎになるので怖くて止めた(言えない)なんていう、いつもの内弁慶な姿勢はいい加減嫌気が差す。

 それとも海外では日本よりも発売が遅れるので値段が安いのでしょうか?

 いいえ違いますね、それならこれまでにも同じようなケースがいくらでもあったのでこれくらいの差額がついていなければおかしいのですが、実際にはそのようなことはありませんでした。

 なにより逆のケース、日本の方が発売が遅れる海外ゲームを日本のデベロッパが販売する場合においては逆にローカライズに金が掛かったなどと称してこれまた海外よりも値段を釣り上げています。

 ローカライズしていないものであっても同様です。

 販売権(マージン料)を獲得する為に金がかかったと言っても、これもまた反対に国内で作ったゲームを海外で販売する際には国外のデベロッパを通じているわけですから言い訳にはなりません。

 これはゲームのみならず、その他の家電製品にも言えることですが、価格競争がシビアな海外では容易に価格を引き上げるのが困難なので、それを国内市場で穴埋めをしようという、よくある企業の汚いやり口でしょう?

 これでは国内の消費者(ユーザー)を軽視していると思われても仕方ありません。

 日本が、かつてのような好景気に沸いているならまだしも、それどころか経済不況によりデフレ状態が長らく続いている時に、このようなことは考えられないような愚かしい行為。(都合の良い部分だけを切り取ったようなデータを基にし、都合の良い話題を望んでいる卑しい人々から金で飼われている専門家が何を言おうとデフレはデフレですよ。)

 不況に強いと言われるゲーム産業が長らく続く経済不況の影響を少なからず受けている今、期待の大作『FINAL FANTASY XIII』を売り込もうと既に首に手の掛かっている状態の崖っぷちゲームジャーナリスト達が躍起になっているが、あなた方はそれよりもまず、読者やユーザーの視点からものを見るべきだ。(口先だけのユーザー視点に立ってなんてエセ文句はもう必要ないですよ。)

 いつもはコピー商品や海賊版は、けしからんみたいな奇麗事を言っているが、こういう類いの連中に限って職を失った際、金に困ると真っ先に警察のご厄介になるタイプが多いんだよね。

 あなたは大丈夫ですか?(笑)

 ようするに私が言いたいのは、このまま企業目線から消費者を単なる金づるみたいに考えていると、ゲームメーカーもそれを取り巻く連中も共倒れになる危険性があるってこと。

 他人事だから自分には関係ないけどね(笑)。