2010年1月24日日曜日

ウソの記載? 評価記事と販売実績に確かな隔たり

 ウソの記載と申しましても政治資金収支報告書の記載漏れで世間を騒がせている大物政治家の話ではない。(今後、仮に何もなかったとしても、自分達で騒ぎを大きくしておきながら野党やマスコミは、社会に対して多大なる不安や混乱を生じさせたとして責任を追及するのだろう。いつものこと。)

 ゲームに関してはよく雑誌や情報サイト内の記事に専門家やユーザー等も含めて評価(レビュー)記事を載せることが一般的になっているが、その内容と実際の売れ行きに少なからず隔たりがあるということを今回は取り上げたい。

 まずは、これぞリアルなのだと自称専門家であるヘタレおやじゲーマーが憚らない例のゲームが日本でもついに発売されたので、それから見てみようか。

Operation Flashpoint: Dragon Rising

[PS3] 日本:11,299本

[X360] 日本:6,040本

 まだ発売されて1週目の結果とはいえ、寂しい限りだ。

 発売前から、記事内で盛り上げていたのにアレは一体何だったのだろうという内容。

 洋ゲーやFPSのマーケットシェアが小さい日本だからという、いつもの“言い分け”を並べたくなるが、そうとも言えない。

 その証拠に、このゲームはFPS大国であるアメリカでもXbox360で31万本、PS3においては、14万本という厳しい結果が出ている。

 アメリカでは、Xbox360が2157万台、PS3が1252万台普及しているにも関わらずだ。

 かつては名を馳せたオペフラも今やFPS大国アメリカ内ですらニッチな存在になりつつあるようだ。


 次に、日本のファミ通で満点(PS3版は僅か1点減点。)を獲得し、発売前から移植度の出来について話題になった洋ゲー風国産魔女が海外でも解禁となったのでお伝えする。

Bayonetta

[PS3] アメリカ:77,082本 その他:73,964本

[X360] アメリカ:132,596本 その他:78,662本

 まだ発売から2週目の結果だが海外の評価でも高得点を獲得したわりに、それぞれのハードウェア普及台数からみて、よく売れているとまでは言えない。

 アメリカではXbox360版の方が倍近く売れている点についてはハードウェア普及台数の差と言えなくもないが、やはりPS3版のフレームレートの低下やテクスチャの劣化等が受け入れられなかったと思われる。

 この手のゲームは初動で売れないと、すぐに息切れを起して後がもたないので、このままでは厳しい結果がまっているだろう。


 これ以外にも少し前になるが、前評判の良かった朧村正は日本で3万本、アメリカで13万本、同じく海外記者のウケがよかった王様物語は日本で2万本、アメリカで6万本、その他で8万本と散々だった。

 雑誌、ネットに関係なく、最近では専門家、ユーザーの評価、共に高い得点が目立つのだが、それとは全く異なる結果に陥ることが珍しくなくなっている。

 ゲーム業界のおこぼれ(残飯)にあずかっている胡散臭い専門家ならいざ知らず、“掲載”されているユーザーの意見まで、さほど違いがないのは、少し怪しいと言わざるを得ない。

 もっとも熱狂的なファン等もいるので、そういったことも起こりうるのだが、極端な話、雑誌や情報サイトにとって都合の良いものだけをピックアップしたり、サクラ(関係者や請負人)を用いていたとしても読者には、それを確かめる術が無いのだから、どうにでもなるのが実情だ。

 仮にそういったことが無いとしても、レビュー内容と著しく異なった売れ行きになっていることは、変えようの無い事実である。

 確実に今言えることはゲーム雑誌やサイトに掲載されている評価(レビュー)というものは誰も読んでいないのか、もしくは読んでいたとしてもゲーム自体の売り上げに全く影響力が無いというのが伺える。

 これが何を意味するものなのかゲームメディアは、よく考えてみるべきだ。

 もし、そういったことを怠った場合、これまでに消えていった数多くのメディア同様、ユーザーからお払い箱にされることだろう。

2010年1月11日月曜日

歴代世界最強ゲーム Top10 無差別級(機種問わず)

 年が明けて2010年となりました、かつてSF映画であったような未来予想とは、まるで違う世界に肩透かしを受けたような印象をもつ方も少なくないと思いますが如何お過ごしでしょうか?(このようなことは1999年にノストラダモスの“大予言”が大外れした時以来のような気がします。)

 2010年になってからのゲーム業界はというと、これといって目ぼしいものもなく書くに値しないようなネタばかりしかなかったので更新する気にもなれませんでした。

 去年から今年に発売がズレ込んだものや、1月発売予定のゲームも無いわけじゃないのですが、目玉といったものがこれといって無く、もうしばらくしてから今年1月の販売実績の情報でもお届けしようかと思います。(結果が出ていないものもあるので後でまとめてやります。といっても大したものはないので主要なものを少しだけ。)

 やることないんで今回は、これまでに発売された歴代ゲームのTop10をお伝えします。

第1位 [Wii] Wii スポーツ 日本:367万本 アメリカ:3110万本 その他:2412万本 計:5889万本

第2位 [NES] スーパーマリオブラザーズ 日本:681万本 アメリカ:2952万本 その他:391万本 計:4024万本

第3位 [GB] ポケットモンスター赤・緑・青 日本:1023万本 アメリカ:1144万本 その他:970万本 計:3137万本

第4位 [GB] テトリス 日本:424万本 アメリカ:2355万本 その他:247万本 計:3026万本

第5位 [NES] ダックハント 日本:28万本 アメリカ:2734万本 その他:69万本 計:2831万本

第6位 [Wii] はじめてのWii 日本:283万本 アメリカ:1384万本 その他:997万本 計:2664万本

第7位 [DS] Nintendogs 日本:190万本 アメリカ:938万本 その他:1219万本 計:2347万本

第8位 [GB] ポケットモンスター金・銀 日本:721万本 アメリカ:914万本 その他:675万本 計:2310万本

第9位 [Wii] Wii Fit 日本:361万本 アメリカ:954万本 その他:945万本 計:2260万本

第10位 [DS] New スーパーマリオブラザーズ 日本:588万本 アメリカ:803万本 その他:712万本 計:2103万本

 ご覧の通り1位~10位迄、全て任天堂のゲーム機並びに任天堂から発売されたゲームで占められ、おもしろくも何ともないですが、これが現実なので仕方ありません。

 「Wii スポーツ」は欧米等では本体にバンドル(同梱)されており、「はじめてのWii」はWiiリモコンに同じくバンドルされたもの、それら全てを含めた物の集計になります。

 その他のゲームについても単品、同梱版を含んだ全ての累計です。

 よく同梱版を集計に含めるのはどうかといった意見もありますが、去年発売された「FINAL FANTASY XIII」もPS3にバンドルされたものを集計に加えて公表しているところが殆どなので問題無いかと思います。

 ポケモン等でもバージョン違いの別ものを合わせて集計しているし、中には1年前に発売されたゲームを次の年発売されたベスト版と合わせて集計し、その年に発売されたゲームとしてランキングに加えられているもの等に比べれば随分ましな方かと思う。

 今回の場合は全年代の集計なので問題無いですが、年代別にランキングする場合などにおいては違う年に発売されたベスト版等は個別に累計を出した方が適切かと思う。

 ちなみに単品のみで集計した場合、「スーパーマリオブラザーズ」が貫禄の世界第1位です。

 任天堂以外のゲームはと言うと、第14位にPS2の「Grand Theft Auto: San Andreas」がようやくランクイン。(世界累計1817万本。)

 上記に含まれているもの以外で現行機種別でのそれぞれの最高位は次の通り。

第19位 [PC] The Sims 日本:0万本 アメリカ:1139万本 その他:469万本 計:1608万本

第34位 [X360] Halo 3 日本:13万本 アメリカ:776万本 その他:285万本 計:1074万本

第73位 [PS3] Call of Duty: Modern Warfare 2 日本:20万本 アメリカ:331万本 その他:290万本 計:641万本

 その他に気になるようなゲームとしては、第33位に昨年発売されたばかりの「New スーパーマリオブラザーズ Wii」が好位置につけ上位陣を猛追し続けている。

 既に「Halo 3」を抜き世界全体で1082万本程売れています。

 順調に販売本数を伸ばし続けているのでTop 10入りも夢ではない。

 しかし第10位の「New スーパーマリオブラザーズ」はDSということもあり、その販売台数は軽く1億台以上、Wiiと倍近い開きがあるので簡単ではありませんが、そのひとつ上の第9位には既に「Wii Fit」がランクイン、第6位には「はじめてのWii」、栄えある第1位には「Wii スポーツ」が席巻していることからも十分可能性はあります。

 またしても任天堂ばかりなので少し違うところでは、世界最強のMMORPG「World of Warcraft」が第27位、内訳は次の通り。

第27位 [PC] World of Warcraft 日本:15万本 アメリカ:412万本 その他:757万本 計:1184万本

 ぶっちゃけ、1位~100位迄を見渡すと、任天堂のゲームの間に他のゲームが差し込まれているという形で、殆ど任天堂のゲームで占められているのが印象的。

 この結果からゲームの販売本数でゲーム史を語る場合、どうしても任天堂の話題に偏ってしまうのも仕方の無いところがある。(これだけ際立っていれば外すワケにもいかんよな。)

 今回のランキングは機種ごとに分けて集計したものなので、マルチプラットフォームで展開しているゲームとしては不利な状況でしたが、10位圏内なら軽く2000万本以上、第1位に到っては6000万本近い販売本数なので、ゲーム別に集計したからといってそうそう変わるものでも無く納得の結果だと思います。

 おまけとして自分で調べた限りの最下位は第7419位PSPの「己の信ずる道を征け」でした。(これが全てのゲームにおける最下位というわけではないです。)