ウソの記載と申しましても政治資金収支報告書の記載漏れで世間を騒がせている大物政治家の話ではない。(今後、仮に何もなかったとしても、自分達で騒ぎを大きくしておきながら野党やマスコミは、社会に対して多大なる不安や混乱を生じさせたとして責任を追及するのだろう。いつものこと。)
ゲームに関してはよく雑誌や情報サイト内の記事に専門家やユーザー等も含めて評価(レビュー)記事を載せることが一般的になっているが、その内容と実際の売れ行きに少なからず隔たりがあるということを今回は取り上げたい。
まずは、これぞリアルなのだと自称専門家であるヘタレおやじゲーマーが憚らない例のゲームが日本でもついに発売されたので、それから見てみようか。
『Operation Flashpoint: Dragon Rising』
[PS3] 日本:11,299本
[X360] 日本:6,040本
まだ発売されて1週目の結果とはいえ、寂しい限りだ。
発売前から、記事内で盛り上げていたのにアレは一体何だったのだろうという内容。
洋ゲーやFPSのマーケットシェアが小さい日本だからという、いつもの“言い分け”を並べたくなるが、そうとも言えない。
その証拠に、このゲームはFPS大国であるアメリカでもXbox360で31万本、PS3においては、14万本という厳しい結果が出ている。
アメリカでは、Xbox360が2157万台、PS3が1252万台普及しているにも関わらずだ。
かつては名を馳せたオペフラも今やFPS大国アメリカ内ですらニッチな存在になりつつあるようだ。
次に、日本のファミ通で満点(PS3版は僅か1点減点。)を獲得し、発売前から移植度の出来について話題になった洋ゲー風国産魔女が海外でも解禁となったのでお伝えする。
『Bayonetta』
[PS3] アメリカ:77,082本 その他:73,964本
[X360] アメリカ:132,596本 その他:78,662本
まだ発売から2週目の結果だが海外の評価でも高得点を獲得したわりに、それぞれのハードウェア普及台数からみて、よく売れているとまでは言えない。
アメリカではXbox360版の方が倍近く売れている点についてはハードウェア普及台数の差と言えなくもないが、やはりPS3版のフレームレートの低下やテクスチャの劣化等が受け入れられなかったと思われる。
この手のゲームは初動で売れないと、すぐに息切れを起して後がもたないので、このままでは厳しい結果がまっているだろう。
これ以外にも少し前になるが、前評判の良かった『朧村正』は日本で3万本、アメリカで13万本、同じく海外記者のウケがよかった『王様物語』は日本で2万本、アメリカで6万本、その他で8万本と散々だった。
雑誌、ネットに関係なく、最近では専門家、ユーザーの評価、共に高い得点が目立つのだが、それとは全く異なる結果に陥ることが珍しくなくなっている。
ゲーム業界のおこぼれ(残飯)にあずかっている胡散臭い専門家ならいざ知らず、“掲載”されているユーザーの意見まで、さほど違いがないのは、少し怪しいと言わざるを得ない。
もっとも熱狂的なファン等もいるので、そういったことも起こりうるのだが、極端な話、雑誌や情報サイトにとって都合の良いものだけをピックアップしたり、サクラ(関係者や請負人)を用いていたとしても読者には、それを確かめる術が無いのだから、どうにでもなるのが実情だ。
仮にそういったことが無いとしても、レビュー内容と著しく異なった売れ行きになっていることは、変えようの無い事実である。
確実に今言えることはゲーム雑誌やサイトに掲載されている評価(レビュー)というものは誰も読んでいないのか、もしくは読んでいたとしてもゲーム自体の売り上げに全く影響力が無いというのが伺える。
これが何を意味するものなのかゲームメディアは、よく考えてみるべきだ。
もし、そういったことを怠った場合、これまでに消えていった数多くのメディア同様、ユーザーからお払い箱にされることだろう。
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