2010年3月31日水曜日

渾身のJPRG振るわず 『FF XIII』海外で悪戦苦闘

 パクリ好きのパックマンな方ならいざ知らず、ここ最近では似たようなパクリゲームとか単純に何かを付け足しただけのようなシリーズ物しかなかったので更新をさぼっておったわけですがFinal Fantasy XIIIが海外でも発売されたということで近況報告でもやっておこうかと思う。

 まずは、世界全体の販売本数を見てみようか。

※3月27日までの販売実績

[PS3] Final Fantasy XIII
日本:190万本 アメリカ:83万本 その他:69万本 計:342万本

[X360]
Final Fantasy XIII
日本:未発売 アメリカ:61万本 その他:36万本 計:97万本

 発売されてすぐにでも公表しようかと思ったが、海外では日本の場合と異なる売れ方になる可能性も考えられたので一応発売から3週目まで様子を見てみた。

 結果はご覧の通りで、日本では初日だけでミリオン達成を果たしたPS3版もアメリカでは未だに100万本に届かないという状況だ。

 Xbox360版は更にそれを下回り並みのゲーム止まりとなってしまっている。

 日本とは違いマルチプラットフォームで展開したことで売り上げが分散したと言えなくもないが、海外でのハードウェア普及台数からして相当に厳しい結果と言える。

 ちなみに現在のハードウェア普及台数は次の通りだ。

PlayStation 3
日本:500万台 アメリカ:1345万台 世界累計:3356万台

Xbox360
日本:127万台 アメリカ:2264万台 世界累計:3905万台

 PS3のアメリカでの普及台数は日本と比べ2.69倍、Xbox360に至っては日本の17.83倍ということにも関わらず結果がこのザマではFFシリーズのナンバリングタイトルとしてはお世辞にも成功とは言えない。

 今後まだ売り上げを伸ばす余地が若干残されてはいるもののFFというタイトルの性質上、大きな躍進は期待できないだろう。

 Final Fantasy XIIIの販売不振を受けて言えることは、日本ではともかく少なくとも海外においては、これまでに幾度も発売されてきた典型的なJPRGが今後売れる見込みは無いということだ。

 あの王者ドラクエですら日本以外の国では知名度が低く精精アジア圏止まりであり、FFよりも更に古典的なJRPGということも相まってアメリカを始めとする欧米諸国において、これから販売展開を繰り広げたとしても厳しい結果が待っているだろう。

 今後JRPGが生き残るには、これまでの既成概念を取り払い全く新しい革新的なJRPGを作るか、それとも海外市場を潔く切り捨てて縮小傾向にある国内市場のみに限定した従来通りのガラパゴス的なJRPGを作り続けるのだと割り切るしか無い。

 後者の場合、局地戦を勝ち抜くだけのものがなければいくら日本でも相手にされないだろうし、仮に売れたとしても限られたパイの中ではどうしても売り上げが頭打ちになってしまうという問題が残る。

 更に、JRPGがこれまでのように売れることが前提なので、今後日本においてもJRPG離れが起きた場合は干上がった水溜りに取り残された魚のように身動きが取れなくなる危険性も考えられる。

 日本のゲーム業界全体として知らぬ間に「井の中の蛙 大海を知らず」のような情け無いことにならないことを願う。

 どうでもいい話としてこの井の中の蛙~の後に続く言葉として「されど空の高さを知る」や「しかし空の蒼さを知る」等の“勝手に”付け足した言葉もあるようなんだけど井戸って桶吊るすために屋根付いてるんで空見えないんだよね(笑)

 仮に屋根無し(加えて蓋無し)のものであったと想定しても井戸の中からでなければ空を確認できないわけでもないし、井戸の中からでは空に対する情報量も極めて限定的だ。(深さにもよるけど井戸の底から見た空ってむちゃくちゃ小さいよ?)

 それで“知っている”とは言えないだろうし、何より説得力に欠ける。

 作者である荘周さんも、それら全てを考慮した上で創作したのではないのかなと思うんだよね。

 何であれ、やはりオリジナル(本物)にはクオリティ(完成度)において適わないってことなんだな。

2010年3月1日月曜日

偽物の偽物は本物だ!? God Eater

パクリ偽物のパクリ偽物はパックマン本物だなんて屁理屈を唱えるのは20世紀少年に出てきたカツマタ君ぐらいなものだと思っていたら、それを地で行くようなものが現実にあるんですね、それがGod Eater

内容は、「アラガミ」と呼ばれる人の手で作り出された神(モンスター)を狩るというものでジャンルは “チーム連携型ハイスピードハンティングゲーム”だ。

わかりやすく言えばアクション型のMORPG。

世の中には悪魔の力を宿した人間に金玉で殴られ狩られるなんていう、おっちょこちょいな(?)神様が登場する話もあるようですが、これ以上この手の話題に触れると“その筋”の方に何か言われそうなので自主規制(笑)。

話を戻して、このGod Eaterストーリーはコテコテでジャンルも今やありきたりな珍しくも何ともないものだが、問題はそのゲーム性。

刃物を持った男が次々に斬りつけるゲームというようなものは日本ではよくあるもの。(こうやって書くと何かの事件みだいだな。)

しかし、FFVIIかKingdom Heartsなのか、よくわからないキャラクターが己の身長を遥かに越えるような馬鹿デカい武器を手に暴れまわり神(モンスター)を狩っていく姿は誰がどう見てもMONSTER HUNTER

MONSTER HUNTERは、以前にも中国産のゲームに真似されるというような話があったのだがその時、当のカプコンは静観しているだけだった。

何故、訴えを起こさなかったのか疑問に思った方も少なくないだろう。

今回のGod Eaterについても同様で、今のところ何も動きはないカプコン。

それもそのはず、そのMONSTER HUNTERはセガのPhantasy Starシリーズ(厳密にはPhantasy Star Online以降の作品。以下Phantasy Star)のパクリ偽物だからだ(爆)。

ようするに人のこと言えた義理じゃないのだ(笑)。

じゃあ何故セガは何も言わないのか(?)という至極当然な疑問に辿りつくかと思うが、実はセガのPhantasy Starは、MORPGの火付け役であるBlizzard Entertainment(Activision Blizzard傘下)のDiabloを参考にしているので、これまた大きなことは言えないのだ(笑)。

DiabloPhantasy Starに限っては2Dと3Dという明確な違いがあるので、パクリ偽物と言うには余りに酷かもしれないがMONSTER HUNTERGod Eaterについてはグラフィック、システム両観点からPhantasy Starとの共通点が多いので弁解の余地は無い。

まとめるとDiabloを参考にしたPhantasy Starパクリ偽物がMONSTER HUNTERMONSTER HUNTERパクリ偽物がGod Eaterということになり一件落着(?)となる。

ゲーム業界においては古くは黎明期からパックマンスペースインベーダー等のようにパクリ偽物である海賊版が横行している歴史があり、それが今尚続いているというわけなのだ。

あまりパクリ偽物、パクリ偽物と言うと過去に何かあったのか過剰に反応を示したり熱っぽく語られる方がおられるので、これまでにしておこう(笑)。