Loading...

2010年4月13日火曜日

日本のゲーム神話は既に終わった それを認識し次に進むとき

 時期が悪いせいか近頃はどうでもいいような話題にもならないゲームが並び更新さぼって既存のゲームをチマチマ遊んでいた今日この頃。

 私の場合、退屈しのぎにもならないようなゲームの話題を見ているとゲームで遊ぶ気も失せてしまうのだが気分転換として他に何か良い情報はないかとゲーム系のサイトを見て回るのが習慣化している。

 そんなときに気になるのが「この情報どこかで読んだな?」と思ったらネットではよくある横流し情報だったなんてことが往々にしてある。

 国内は元より海外のサイトまで巡回しているのでそういったことが起きやすいのだろう。(海外ネタを主に扱っているところでは既読のものがよくある。)

 アフィリエイトによって他者から恵んでもらっているような個人が運営するサイトやブログ等ではそれがより顕著になるのだ。

 自分のところではそういったことが出来るだけ無いようにソースを唯、丸写しするといったようなことは避けるよう心がけている。(そういう処は他にいくらでもあるからいらんよな?)

 ようやくにして本題に入ろうかと思うが、一昔、いや二昔ぐらいまでは日本がゲーム業界を我がもの顔で闊歩し、業界全体を牽引していた時期があったが、それも今や遠い昔の話。

 そんな絶頂期の日本においてはミリオンヒットなんて当たり前に連発していたというのに、今やハーフミリオンを超えた程度で小躍りする始末。(以前なら見向きもされなかった。)

 まるで低迷が続く音楽業界のように落ちぶれてしまっている。(やることがコスイところまで似てきてしまっている(笑)。)

 それに比べ海外のメーカーが世界で急成長し、技術も名声も日本を追い抜いてしまった。(全てのメーカーとは言わないが。)

 「洋ゲーなんて全然売れてねーじゃん。」なんて海外のゲーム事情に疎い人ならそう思うかもしれないが、国内はそうでも世界では日本とはまるで状況が逆で日本有数のメーカーのゲームがまるで売れず、海外のメーカーが作ったゲームが飛ぶように売れているというのが大枠でみた現在の世界情勢だ。

 まず日本と世界とを見比べた上で市場規模がまるで違う。

 アメリカだけとってみても日本の優に数倍はある、日本を除く世界規模で見れば更に天と地程の差があるのは言うまでもないだろう。

 加えて日本は市場が徐々に縮小しているのに比べ海外では逆に拡大の一途を辿っている。(向こうでは少子化どころか人口爆発に加えて発展途上国の富裕層が急激に増えているからな。)

 しかし、問題はそれだけにあらず。

 国内販売だけでも売れればそれでなんとか凌げるメーカーもあるだろうが、それすら出来ない処が増えている。

 ゲーム系サイト等で、今話題のとか人気急上昇中なんてゲームをよく見かけるが調べてみるとわずか数万本しか売れていないなんてことがザラにある。

 不景気や少子化の影響も少しはあるだろうが売れるゲームは何百万本も売れるのだからそれだけが原因とは考えにくい。

 国内でそれなりに売れているゲームであっても今後そのシリーズ等が売れるかどうかも危うい。

 日本においてはまだまだ普及しているとは言えないが海外ではダウンロード販売が急速に増え一般化しつつある。

 もし日本にもその波が押し寄せた場合、世界市場の競争に否応なく参加せざる負えなくなり今までのような海外よりも割高に価格設定するなんてことも出来なくなるだろう。

 それだけに留まらず、海外市場で資金を蓄えた体力のあるメーカー等が国内メーカーが弱ったのを見計らって日本市場に的を絞った戦略を立ててくるかもわからない。

 世界的な値引き合戦等が繰り広げられた場合も経営体力の乏しい一部の国内メーカーは太刀打ち出来なくなるだろう。

 これら全ての問題に対して国内外で不振に喘ぐメーカーがどうすればいいのかと言うと、この業界の解決方法は至ってシンプル、ズバリ売れるゲームを作ればいいだけのこと。

 それが出来ないから困ってるなんて言うのは三流どころの言うことで、そういう方は潔くこの業界から足を洗った方がいいと言っておく。

 しかし、何が必要で何が要らないのか、わからなければ何もしようが無いというのもわかる。

 まず必要なのは技術力、それも世界で戦えるだけのものでなければダメだ。

 類い稀なアイデアがあったとしてもそれを実現するだけの技術がなければ話にならんということだ。

 次にその類い稀なアイデアを発想できるクリエイターを確保することだ。(人のマネしかできんような輩はいらん。)

 自社にいないなら雇うか育てるかしてでも手に入れるべきだ。

 一流の道具や食材(技術)が揃ってもそれをうまく料理できる職人がいなければ何も生み出されんというわけだ。

 他には、前例の無い試みをしようという時に口を挟むような輩がいるならまずその人物から切り捨てよ。(何は無くとも前例がなければ何もできないような人間がいるところではクリエイティブな発想は生まれない。)

 新しい物が生み出される場合は、すべからく前例が無いから新しいのであってそうでない場合は新しいとは呼べないということだ。

 そして今後、国内市場を優先するか海外市場を優先するか考えたなら迷わず海外を選べ。

 すでに述べたように海外では市場規模が違うのと将来性を照らし合わせた場合、日本市場を切り捨ててでも海外を優先すべき。(国内で売れなくても会社が存続できる方がいいでしょ?)

 こういう話が持ち上がった場合必ずいるのが“それはできない病”な方々。

 技術力に関しては一流のプログラマーを雇う金もなければ育てる金も無いと言う人。(借金してでもやらなきゃやられますよ?)

 技術に対する研究費に関してもコストが掛かりすぎるので海外のようにはいかないと言う人。(技術の進歩無くしてゲームは成り立ちません。)

 そもそも雇用形態等が違うのでそれは無理だと言う人。(変える努力もしなければ、する気もない。)

 新しい発想とは言っても何かを“引用”したりしなければ何も思いつかないと言う人。(そういうのを世間では発想力に乏しいと言う。)

 このことについては、オマージュやマッシュアップだとかインスピレーションを受けたと言ってパクリを正当化するような人物全般を指す。

 海外市場とは言っても、これまでは国内向けに作られてきたものを海外先でローカライズしてきただけで外国人の嗜好に合ったゲーム作りなんて今更無理、リスクが大きすぎるなんていう人。(どれだけ金や時間をかけても誰に向けて作っても売れるかどうかわからない博打紛いのリスクを伴うのがゲームなのであって何を今更という話。)

 あれはできない、これもできないで結局何もできない変われない人がいると会社としては非常に厄介極まり無いことになります。(致命傷になりかねない。)
 
 できない病な人物例はこれぐらいにして、これが出来なくては困るものがひとつ。
 
 多くの顧客(ゲーマー)が、改善を要望している場合、出来る限りそれに答えるよう努める。

 これが意外に出来ていない。

 それどころか逆のことをやってしまって総スカンを食らっているKYなメーカーもあるのでもっと深刻に受け止めるべき。(ゲーム業界の中で企業イメージというものを本当の意味で理解している会社は少ない。)

 これだけ話しても具体的に何か例を挙げてくれないとわかりましぇーんなんて言う、「あんた、もうこの業種に向いてないよ」って人の為に一番わかりやすい例を取り上げたいと思う。

 強烈な勢いを伴う海外メーカーに押され四苦八苦している国内メーカーにあって唯一例外と言える企業がある。

 それが任天堂だ。

 世界全体のランキングでも年中任天堂のソフトが顔を並べ今現在も任天堂のゲームが上位を占めている。

 海外組等どこ吹く風だ。

 この任天堂に対する負け惜しみとしてよく聞くのが任天堂はハードウェア配給元であり、新デバイス等にもいち早く取り組めるので優位だなんて言う輩がいる。

 では、他のメーカーもハードウェアを開発して配給すればいい。

 こう言うと、それは大手メーカーでなければ無理だと言い。

 では、新しいデバイスを独自に開発して同梱で売り出してはどうか(?)と問えば。

 それも出来ないと言う。

 それなら、任天堂が用意しているデバイスを自社のゲームで有効に活用できるよう努力してはどうか(?)と尋ねれば。

 それは先に取り組める分、任天堂が有利であるし我々は努力しているが望むような結果になっていないと言う。

 それなら何年経てば有効活用できるようになるのか(?)あなた方には一体何が出来るのか(?)と思ってしまう。
  
 結局、ハードウェア・デバイス等の開発リスクを任天堂だけに負わせて自分達は何もそんなリスクは負っていないのにも関わらず、任天堂のハードウェアやデバイスで稼げるのは任天堂だけだと言うのは、子供が駄々をこねているようにしか見えない。

 任天堂とて失敗が無いわけではない、かつては幾度か痛い失敗も経験している。

 それでも今日(こんにち)の成功があるのは、その失敗を恐れずリスクを負いながら新しいものへ果敢に挑戦してきたことにある。

 今現在、苦しい状況にある他の国内メーカーは同じ国内にこれだけ良い手本があるのだから何も悩む必要は無いように思うのだが。

 私が言いたいのは、海外が重要だからと言って洋ゲーを作れと言っているわけでも任天堂が好調だからと言って任天堂のようなゲームを作れと言っているわけでもない。

 今、日本のゲーム業界は転換期にある、そんな中で変化を恐れず海外でも通用するものを作り続けている任天堂のゲーム作りに対する姿勢を見習って欲しいと言っているのだ。

0 コメント:

コメントを投稿